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動物小事典

「ホンドオコジョ」の生態や生息地についてご紹介します。

ホンドオコジョ

ホンドオコジョ(イタチ科)
HONDO STOAT
Mustela erminea nippon
体長 14〜24cm

日本版レッドリストカテゴリー区分 NT

オコジョはイタチ科に属する小動物です。
その中でもホンドオコジョは、ユーラシア北部と北アメリカに広く分布するオコジョの亜種で、名前のとおり本州に生息しているオコジョです。別名ヤマイタチ、クダギツネとも呼ばれています。
ほかにエゾオコジョ(レッドデータブック・カテゴリー区分・準絶滅危惧)という別の亜種が北海道に生息しています。
オコジョの主食は、ネズミや鳥の卵。昆虫なども食べます。
かわいらしい姿のわりには気が強く、自分の数倍も大きいウサギを襲うこともあります。

オコジョの身体的な特徴は、換毛と呼ばれる毛換わりです。
雪が解け出す頃から夏の間は頭部と背中の体毛が茶色なのですが、冬になると全身真っ白な毛に生え変わります。
しかし、しっぽの先が黒いのは、夏冬を通して1年中変わりません。

ホンドオコジョとエゾオコジョの違いは、体の大きさです。ホンドオコジョの方が少し小柄なのです。雄は18〜24cm、雌はさらに小柄で14〜23cmほど。エゾオコジョは30cm以上まで成長します。

ホンドオコジョ



夏(上)と冬(下)で印象が変わります
写真提供:西澤輝紀


生息地

ホンドオコジョの生息地は、本州の中部以北から青森県にかけた高山地帯です。
頻繁に人の前に姿を見せることはありませんが、山岳の中腹部にある森林や高原などで、立ち上がってあたりをうかがっている姿に出会うことがあります。 長野県では県の天然記念物に指定され、志賀高原ではそのかわいらしい姿から、幸運をもたらす「山の妖精」として愛され、大切にされています。



ホンドオコジョの生息分布




木々が生い茂る森や高原がオコジョの住みか
岩手県・早池峰山


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