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離着岸マスター講座

免許があれば受講できるシースタイル・マリン塾。今回は「離着岸マスター」の講座をレポートします。

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シースタイル会員やまだ会員でない方でも免許があれば受講できるシースタイル・マリン塾。 今回は2009年4月27日に開催された「離着岸マスター」の講座をレポートします。

初心者にとって、桟橋からの出港と帰港は手に汗握る緊張の連続。
いつもと違う方から風が吹いていたり、桟橋に他の船が止まったりすると、ちょっとしたパニック状態になってしまいます。
そんなビギナーにとっての不安を一掃してくれるのが、この「シースタイル・マリン塾 離着岸マスター」です。

カリキュラム

10:00
座学(30分)
10:40
インストラクター操船で、ボート特製体験
実際に操船してみよう(1セット3回/1人)
12:15
昼食(各自持参)
13:00
開始 操船練習
「一人で離岸、一人で着岸(もやい)まで」が出来るように、テクニックを身につけます。
ロープワークは必要なものだけ習い、ウォーミングアップ。
1人3セット(9回)までチャレンジできます。
16:00
終了
まずは講習で離着岸のイメージをつくります
出港する前に再度ロープワークを確認します

マリン塾の人気講座のひとつシースタイル・マリン塾「離着岸マスター」。この講座は文字通り、初心者にはちょっと難しい離着岸を徹底的に練習して、苦手意識を克服し、どんな状況でも落ち着いて離岸、着岸が行えるように「マスター」する内容となっています。この「離着岸マスター」が行われた千葉県木更津市にあるマリントラストショップ、セントラルさんを訪ねました。

講座の開始は10時から。まずはインストラクターの池田先生を始め、受講者のみなさんの簡単な自己紹介から始まりました。最初の1時間はわきあいあいとそれぞれのシースタイル歴やボートの経験なども織り交ぜながら、操船方法やボートの特性をテキストで確認していきます。受講のメンバーも自分の経験を顧みながら、疑問に思うことや、うまくできない原因など積極的に質問します。

オリエンテーションを含めた座学が1時間弱で終わると、全員でボートに乗り、ボートの挙動を確認します。前進、後進、ターンやスピードを一定にしたままでの旋回など。インストラクターの池田さんが見本を行い、受講生が交代で舵を取ります。一通りボートの操船特性を確認したところで、テーマの離着岸練習へと進みます。この離着岸練習では、一人あたり約15回の離着岸がプログラムに組まれていますが、まずは肩慣らしの1セット(3回分)が午前中に行われます。ここでもイストラクターが手本を見せながら、アプローチから着岸、そして離岸への一連の流れを丁寧に解説しますので初心者でも安心して着岸できます。

昼食を挟んで午後からは本格的な離着岸練習がスタートします。この日行われた午後最初の離着岸練習は、午前中の桟橋とは異なる、岸壁への右舷付けです。小型艇の場合、接舷する岸壁がボートよりも高くなるケースがほとんどなので、桟橋よりも圧迫感を感じます。ここからは受講生が主体となってアプローチを行い、うまくできるようにインストラクターがポイントごとにアドバイスを送ります。この岸壁で右舷、左舷の着岸練習、前後の離岸などを行い、次にセントラルさんのマリーナ桟橋に場所を変えて、キック(船尾をスライドさせる)を使った着岸という、初心者にとってはレベルの高い着岸を行いました。参加者の一人、管宮さんは「これができれば完璧ですね」と苦笑いでしたが、接岸に向けてハンドルを切るタイミングやギアを後進に入れるタイミングなどを学びました。そして最後に検定試験ともいうべき、最後の着岸練習。アプローチから係留、離岸までをすべて一人の判断で行います。この日は3人の受講生がチャレンジしましたが、最後にはひとりですべてが行えるようになりました。そして実技の後は、質疑応答。一日の離着岸を振り返りながら、気をつけるポイントなどの確認を行い終了となりました。

離着岸を行う前にボートの特性を掴む操船練習を行います
講習ではありますが、とってもフレンドリーな雰囲気の中で行われます
着岸と併せて離岸の仕方も覚えます。これは後進離岸。みなさん船外機の動きをチェック
一定のスピードで着岸する方法にもトライ。インストラクターの手本に「これはできない」と苦笑い
最初は桟橋へのアプローチ。基本の着岸を覚えます。
操船のコツを掴むアドバイスをインストラクターの先生が丁寧に解説します。
午後は離着岸の練習を繰り返します。この日は岸壁への着岸から。

昼食を挟んで午後からは本格的な離着岸練習がスタートします。この日行われた午後最初の離着岸練習は、午前中の桟橋とは異なる、岸壁への右舷付けです。小型艇の場合、接舷する岸壁がボートよりも高くなるケースがほとんどなので、桟橋よりも圧迫感を感じます。ここからは受講生が主体となってアプローチを行い、うまくできるようにインストラクターがポイントごとにアドバイスを送ります。この岸壁で右舷、左舷の着岸練習、前後の離岸などを行い、次にセントラルさんのマリーナ桟橋に場所を変えて、キック(船尾をスライドさせる)を使った着岸という、初心者にとってはレベルの高い着岸を行いました。参加者の一人、管宮さんは「これができれば完璧ですね」と苦笑いでしたが、接岸に向けてハンドルを切るタイミングやギアを後進に入れるタイミングなどを学びました。そして最後に検定試験ともいうべき、最後の着岸練習。アプローチから係留、離岸までをすべて一人の判断で行います。この日は3人の受講生がチャレンジしましたが、最後にはひとりですべてが行えるようになりました。そして実技の後は、質疑応答。一日の離着岸を振り返りながら、気をつけるポイントなどの確認を行い

着岸と併せて離岸の仕方も覚えます。これは後進離岸。みなさん船外機の動きをチェック
一定のスピードで着岸する方法にもトライ。インストラクターの手本に「これはできない」と苦笑い
本日の最終練習。隣のボートが気になります。
最後はすべて自分の判断でアプローチ。インストラクターは見ているだけです。
着岸したら、すぐに係留作業へ。この後、離岸を行って1日のレッスンが修了となります。

参加者の声

菅宮さん(写真右)「インストラクターの先生の指示が、「天の声」だったので、スムーズに着岸できるようになりました。ひとりではなかなか上達しませんが、受講することで、離着岸への不安もだいぶなくなりました」

田中さん(写真左)「シースタイルは何回か利用したことがありましたが、今日受けたことで離着岸のコツがわかったような気がします。インストラクターも同乗のメンバーも気さくな方ばかりで楽しく練習することができました」

池田インストラクター(写真中央)「離着岸は焦れば焦るほど、うまくいかなくなるので、まずは落ち着いて操船するのが上達への第一歩です。パニックにならなければ、思うよりもうまく離着岸できますよ。もし不安な方はぜひこの離着岸マスターを受けてください」

「離着岸マスター」に参加した田中さん(左)と菅宮さん(右)と池田インストラクター(中央)

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