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ヤマハ発動機の公式発表資料です。
2011年1月14日発表
画像認識・高精度位置決め・ロボットプログラムなど 表面実装機の技術資産を活用した小型の汎用組立装置 小型汎用組立セル ヤマハ「YSC1」新発売
ヤマハ発動機株式会社は、産業用ロボットやSMT設備(*1)で実績を積み重ねた画像認識技術、高精度位置決め及び補正技術、産業用ロボット用の柔軟で編集可能なロボットプログラミング技術などを複合的に活用した小型の汎用組立装置「YSC1」を開発し、2011年3月より発売する。 「YSC1」は、画像認識カメラと汎用ヘッドやコンベアなどのハンドリングツールをベースマシンとして用意し、ユーザーニーズに応じたアプリケーションを組み合わせることで、多種多様な組立工程の自動化や工法の改良を実現する。製造設備の作業工程を最小サイズ(単一工程)に分割し、それぞれ役割の異なる「YSC1」を連結して使用することにより、電流制御素子(パワーモジュール)や携帯端末用カメラレンズモジュール、小型音響素子などの組立や、高荷重を必要とする部品(大型コネクタ類)の搭載、フレキシブル基板キャリア貼り付け、トレイ部品の仕分けなど、一般的なSMT設備では対応できなかった工程を補完する。また、SMT設備の持つ2次元コード読み取り機能やトレーサビリティ機能(*2) も搭載されており、高度なITシステムへの対応も可能である。 なお、「YSC1」は、2011年1月19日から21日まで東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されるエレクトロニクス製造・実装技術関連の展示会「第40回インターネプコン・ジャパン」ならびに併催される「第2回EV・HEV 駆動システム技術展」に出展を予定している。
*1
SMT設備:最近、世間で注目されているLEDや角型チップ形状の抵抗・キャパシタ、電解コンデンサ、IC、LSIなどの電子部品をプリント基板に装着する工程の自動装置。
*2
トレーサビリティ:いつ、どのように作られたかという履歴を管理する機能。リコール問題が発生した場合など、製品の追跡作業に必要となる情報の管理機能。
小型汎用組立セル ヤマハ「YSC1」
名称
発売予定日
2011年3月
初年度販売計画
100台(国内)
〈市場背景と製品の概要〉
近年、世界的な環境意識の高まりを背景とするハイブリッドカーやEV、LED照明機器に代表されるエコ家電、IT技術の進歩により生み出された薄型テレビ、スマートフォンやタブレット型端末など、新しいカテゴリーの製品が登場し、急速に普及している。 こうした製品の製造工程においては、従来の小型・高密度化を追求したSMT設備や標準化された工法では対応できないため、自動化が困難な工程が含まれていた。 従来、これらの工程を自動化するには、汎用ロボットや画像処理システムを組み合わせて自動専用機を製作していたが、求められる組立精度や作業精度に対する技術的対応が困難なほか、製品ライフサイクルの短期化による頻繁な作業内容・工程の変更への対応が専用機開発の課題となっていた。 小型汎用組立セル「YSC1」は、これまで非自動化領域であった作業、あるいは従来の設備では対応が困難になった作業を担う小型の汎用組立装置である。産業用ロボットやマウンターで実績を積み重ねた当社の画像認識技術、高精度位置決め及び補正技術、ロボットプログラミング技術などを複合的に活用し、ベースマシン+アプリケーション対応により、ユーザーの多種多様な組立工程の自動化や工法の改良に対応する。
〈製品の特徴〉
(1)
最小サイズ(単一工程)のモジュール複数工程を1台に組み込んだ従来の自動専用機に対し、工程を最小サイズ(単一工程)に分割した小型の組立装置を連結する方式の生産ラインを構築することで、各装置の再利用性を高める。
(2)
ユーザー側に開放された汎用I/Oインターフェイス汎用I/Oインターフェイスにより、さまざまなアクチュエータ、センサーなどのユニットを接続可能とし、工程や工法の変更に柔軟に対応できる汎用性を確保した。
(3)
ユーザー側でシーケンスを自由に組めるプロセスプログラミング機能最小単位の制御(軸各個動作命令、I/O各個命令、条件分岐)をユーザーが行えるため、新規の工法開発や新製品生産時の条件出し・評価などに要する時間を短縮できる。
〈基本仕様〉
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