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ヤマハ発動機株式会社

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新たな価値を「開発」する

デジタルでアナログの感性をつくる製品開発をご紹介します。

Developmentー新たな価値を「開発」するー


人機官能という開発思想は、車体デザインにおいても色濃く反映されている。写真はスーパースポーツ「YZF-R6」のクレイモデル。ライダーをかたどった人形が走行姿勢をとり、その人車一体感の中からさらに粘土が盛られ、また削られていく。


デジタルでアナログの感性をつくる。

 人間の感性に訴えるモノ創り――。それは、すべてのヤマハ製品に共通するわたしたち独自の価値基準です。数値に表れる性能や機能を追い求めるだけでなく、お使いいただく人々に、かつて出会ったことのない新鮮な驚きや喜び=「感動」をお届けすることを製品開発の指標としています。
 たとえばモーターサイクル開発の現場では、ライダーの意思やイメージどおりにマシンが反応する人車一体感と、その中から生まれるライダー自身の喜びを表現した「人機官能」という言葉によって、生み出すべき価値の共有が図られています。また、その「人機官能」を具現化するために、メカニカル分野におけるGENESIS(ジェネシス)※1 と、電子制御分野におけるG.E.N.I.C.H.(ジェニック)※2という二つの技術思想が体系化されました。
  YCC(ヤマハ・チップ・コントロールド)の名を冠した各種の電子制御技術は、「デジタルという手法で、高い次元のアナログの感性をつくりだす」というG.E.N.I.C.H.の思想をダイレクトに反映しています。高速ECUユニットによる1/1000秒単位の演算と、1/100秒単位の制御によってライダーとマシンを結ぶYCCは、ライダーの操作を補う手段ではなく、精密で、かつ複雑な人間の感覚や動作と、機械であるモーターサイクルの調和を実現する、感性に訴えるモノ創りのための技術なのです。

  

※1 GENESIS エンジンや車体を含むすべての構成部品を1ユニットとしてとらえることにより、すべてのメカニズムを有機的に集約し、また機能させることでライダーとマシンの一体感を追求する技術思想。

  

※2 G.E.N.I.C.H. 人間の感性を重視した電子制御分野の技術思想。Genesis of Electrical engi-neering for New Innovative Control technology with Human orientation (人間性を重視した新しい制御技術における電子工学の創造)の意味を持つ造語。




エレクトリック コミューター「EC-03」(原付1種)

100%電気で走るスマート・ミニマム・コミューター。
地球温暖化をはじめ、都市部の交通渋滞や過疎・空洞化といった社会的な課題がクローズアップされている中で、ヤマハ発動機は早くから、移動ツールの革新こそ人々の明日の暮らしに不可欠な要素であると考えてきました。次世代モビリティにかかわる各種研究・開発に長年取り組んできたのも、その信念を信じ、使命感を持ち続けてきたからです。
100%電気で走る電動バイク「EC-03」のコンセプトは、スマート・ミニマム・コミューター。これは都市部における半径5kmほどの短距離移動に適した性能と扱いやすさを表現したものです。都市機能の適切な集中・分散化が模索される中で、二輪車の「低燃費、低価格、省スペース」という特性と、電動の「スマート、クリーン、サイレント」という特性を兼ね備えた電動バイクは、まさに次世代都市で人々の営みをつなぐジャストフィット・ソリューションといえるでしょう。
ヤマハ発動機では、次世代動力源(スマートパワー)の開発を加速させるとともに、行政機関等との協力・連携体制を築きながら、電動バイクの普及やインフラ整備についても積極的に取り組んでいます。




4ストローク船外機「F350A」

コンパクトに、パワフルに。
世界最大の出力を誇る船外機「F350A」は、コンパクトなユニットに大排気量エンジンを収めるために、吸排気系統のレイアウトを反転した小型化設計技術「バンク内排気システム」を採用しています。これまで200馬力を超える4ストローク船外機の開発は困難とされてきましたが、2001年に世界で初めてヤマハが採用して以来、大型4ストローク船外機の設計には不可欠なシステムとなっています。




画像処理システムによる画像認識

サブミクロンに向き合う、探究心。
電子機器が内蔵するプリント基板に、電子部品を実装するヤマハ製サーフェスマウンター。近年では部品の小型微細化と基盤の高密度化が進み、実装機にもより高い精度が求められています。ヤマハ独自の「画像認識」は、サーボモーターの制御技術に頼りきることなく部品の動きと状態を視覚として認識し、100分の5ミリの精度を実現する技術です。


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