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バレンティーノ・ロッシ選手談:
「とてもうれしい勝利、達成感でいっぱいだ。今日の優勝は、2004年にヤマハで初めてタイトルを獲得したときと同じくらいに、いや、やっぱりそれ以上にうれしい気分!長い間、チャンピオンの座から離れていたし、僕だけでなくチームにとってもヤマハにとっても大変厳しい時期だった。それでも皆、懸命に仕事を続け、一度としてあきらめたことはなかった。今シーズンはどのサーキットへ行っても、またどんなコンディションになっても、素晴らしいマシンを準備することができた。そのおかげで僕はこのような走りができたし、多くのレースで勝つことができた。今は本当に幸せな気分だ!
今日は厳しいバトルになり、力を100%出し切らなければならなかった。ペドロサとストーナーはとても手強くて、彼らとのこうした戦いは楽しかったし、それをファンのみなさんにお見せできたこともうれしかった。そして2001年、2004年と同様に、優勝でタイトルを決められたことが、何より満足だ。
今まですべてのタイトルのなかで、今年ほど厳しい戦いはなかったと思う。だからこそ、ヤマハ、メカニック、チーム、僕を支えてくれたすべての人に感謝の気持ちを伝えたい。
そしてもちろん、シーズンを通じてタイヤを提供してくれたブリヂストンにもお礼を言わなければならない。彼らの仕事が、今回の成功に大きな役割を担ってくれたことは間違いないからだ。2年間タイトルから離れていたので、今シーズン僕はチャンピオン候補には数えられていなかったかもしれない。でもこれで、我々が素晴らしいチームであるということ、そして決してあきらめないチームであることを証明できたと思う。今、ヤマハで3つめのタイトルを獲得できたことを非常にうれしく思っている。というのも、これが僕にとっての最後のチームでのタイトルだからだ。そして、ヤマハもそのことを感じていてもらえれば光栄だ。僕はヤマハのライダーだ。今までのどこのチームとも違う気持ちでここに居る。これからももっと一緒にいられるようにと望んでいる。これからはまた、世界チャンピオンである自分に慣れていかなければならない!」
ダビデ・ビブリオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督談:
「素晴らしい!彼はいつも、我々を驚かせてくれる。すでに5年間も一緒に仕事をしてきたことになるが、彼がコースで見せるパフォーマンスはいつも僕らを圧倒する。今シーズンは、バレンティーノの強さを改めてアピールするものになった。とくに2年間もタイトルから遠ざかり、厳しい時期を過ごしたあとで、こうしてまたここまでの仕事ができるというのは信じられないことなのだ。昨シーズンが終わったあと、我々チームとしてはマシンを改良すること、速くすることがどうしても必要だと感じていた。それにヤマハがしっかりと応えてくれたのだ。もちろん、バレンティーノも冬の間に、ブリヂストンとともに懸命に頑張った。その結果として万全の態勢で開幕を迎えることができ、またシーズンが進むにつれてどんどん良くなっていった。2006年と2007年の経験が、僕らを強くさせてくれたと思う。とくにバレンティーノとヤマハとの絆が深まった。あのときの苦労をもうしたくないという気持ちが強かった分だけ、今年は勝利へのモチベーションが高まったということもあっただろう。バレンティーノに、チームのみんなに、そしてヤマハのエンジニアに『おめでとう!』。それからブリヂストンに、フィアットに、そしてすべてのスポンサーとパートナーに『ありがとう!』。またホルヘのチームとテック3の健闘にも祝福の気持ちを贈る。彼らは、我々の3冠獲得に大いに貢献してくれた」

勝利後のパフォーマンスで、ヘルメットにサインするV・ロッシ