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ヤマハ発動機株式会社

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2008 JSB1000レースムービー Rd.4 SUGO

第4戦SUGOのレースとインタビューをお伝えします。




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RACE DATA
■大会名称:2008全日本ロードレース選手権第4戦
■カテゴリ:JSB1000クラス
■決勝日:2008年8月24日(日)
■会場:スポーツランドSUGO(3.7375km)
■観客:8,800人
■天候:雨
■コース:ウエット
■周回数:16周
■参加台数:35台
■出走台数:29台
■PP:山口辰也(1分38秒361)
■FL: 大崎誠之(1分40秒495)



NOBBY 上田昇
ノビーの愛称で世界中にファンを持つ元WGPライダー。1992年から12シーズン世界選手権GP125に参戦。ランキング2位2回、優勝13回、ポールポジション19回、表彰台39回、トータルポイント1412Pを残す。
2002年に引退後はモータースポーツジャーナリストとして活躍、今シーズンは「TEAM NOBBY」監督として全日本GP125に参戦中。

 


今回の中須賀選手は結構プレッシャーを感じていたみたいで、最初のセッションからずっとガチガチに緊張した走りでした。これはもうチャンピオンが視界に入るライダーとしては宿命ですからね。プレッシャーを受け入れ、そしてそれを自分なりに消化していくしかないと思います。SUGOは彼にとって苦手とも言えるコースで、逆にここでいい結果を出せば後は鈴鹿、岡山と得意とするコースなので、ぐっとチャンピオンが近くなる。その辺から来るプレッシャーだったでしょう。
しかし苦手とするSUGOで、スタートを決めてオープニングラップでトップに出ちゃった! 今シーズンの中須賀選手はスタートが上手く、ここでもバッチリ決まった。そこで「おっ、これは」と思ったのでしょうね。トップに出たのが良かったのか悪かったのか、わからないですけどね(笑)。先頭を走るのは自分のペースでいけるから、僕はいいんじゃないかと思いましたが、残念な事に転倒してしまったという事で…。
レースに「たられば」はないですけど、もしかしたらスタートを少し失敗したぐらいの方が、ちょっと落ち着けて良かったんじゃないかなと、今になっては思いますね。結果論になりますが、雨が続いてコンディションが厳しく、でも路面温度が低い分ダンロップタイヤが良かったですからね。そこがちょっと惜しい。同じヤマハのバイクで同じダンロップタイヤで走る大崎選手がいいところを走って、あわよくば優勝が狙えるところまでいってたので、そういう意味でもちょっと残念だったなって思います。でも、いつも攻めの姿勢を崩さない中須賀選手なので、彼らしいレースだったとも言えるし、ポイント稼ぎの走りをするよりは良かったと思います。この点は褒めてあげたいくらいです。
大崎選手は「幻の優勝」というか、彼がトップに立って一瞬「今回は大崎の勝ちかな」と思ったら赤旗でレース中断。そのまま成立で前の周の順位で終了ということで2位。まぁ初優勝は次にお預けですかね。ただ、いい走りしていましたよね。週末を通してずっと速かった。後半戦でこういうスタートが切れたっていうことで、僕も鈴鹿、岡山で彼の走りが楽しみになってきました。
今回は雨に翻弄された波乱のレースになりましたが、このサーキットは水が残りやすいコースで、ぱっと見てもアスファルトが光っていて路面に水が浮いている状態です。ここは大自然の山の地形を上手く利用したコースなので、高いところから低いところへ水が流れてきて、コースに川が出来るんですよ。雨の量が多くなるとコーナーの入り口、中、出口と様々な所に川ができて、危険度が高くなります。
この荒れたレース展開の中、佐藤選手は落ち着いてしっかり走っていましたね。8耐で経験を積んだ分もっと期待したファンの方も多いでしょうが、結果に結びつけるにはもう少し時間がかかるでしょう。彼は若いですが着実に実績を重ねてきていますし、下積みもしっかり積んできています。真面目に頑張って取り組んでいるし、今のチーム体勢もしっかりしていますから、徐々に結果はついてくるでしょう。見守ってあげましょう。

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