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レポート&コラム

日本沿岸で行われるビルフィッシュトーナメントレポートと海外の釣行記です。

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第9回 塩釜ビルフィッシュトーナメント

2005年9月2日〜4日 場所:宮城県塩竃市 参加者:39チーム/139選手

第9回塩釜ビルフィッシュトーナメント

スタートフィッシングはどのチームもファーストポイントを確保するためにトップスピードを出す

豊饒の海にヒットコールが飛び交う
 9月2日から4日の3日間、宮城県塩竃市のマリンゲート塩釜をベースに「第9回塩釜ビルフィッシュトーナメント」が開催された。世界三大漁場の一つとも言われる仙台湾、金華山の沖合にて繰り広げられるこのトーナメントに、39チーム、139選手がエントリー。昨年は釣果ゼロという結果に終わったが、今年は、大会開催前より多くの釣果報告があり、白熱したトーナメントが予想された。

 青空の広がる穏やかな海象の元スタートした大会初日は、朝から各艇に次々とカジキがヒットし、無線を賑わせた。ファーストマーリンをランディングしたのはF・ブラボー。フライブリッジにいたアングラーの松田広志さんは、カジキが背びれを見せながらルアーを追ってくるのを確認。首を横に振りルアーをくわえ、ターンするところまで視認したという。175kgブルーマーリンは80lbテストラインを一気に400メートル以上引き出し疾走した。「それでもカジキを海から引っこ抜くつもりでリールを巻きました」という松田さんは、長時間にわたる格闘の末、ランディングにまで持ち込み、結果的に本大会の個人・総合での優勝を獲得した。

 2日目は停滞する前線の影響で、ラフなコンディション。リタイアするチームも多く、出船したのは18チーム。カジキの魚影は前日と変わらず濃く、ヒットもあるが、各チームともタフな闘いを強いられ、ランディングにはなかなかいたらなかった。それでもMr.チャーボーは187kgのブルーマーリンをキャッチし、本大会の大物賞を獲得した。
 2日間の釣果はヒット数では53本。キャッチされたのはすべてブルーマーリンで合計13本であった。また、今回の特徴として特筆すべきは船外機艇でのエントリーが認められたことだろう。結果、2艇のYF-23(F150)をはじめ5艇の船外機艇が参加し、ポイント獲得には至らなかったものの、ビルフィッシュと堂々と渡り合うシーンもみられた。

 トーナメント初日に、3時間近くに渡るファイトの末、残念ながらタックルのトラブルでカジキを取り逃がしたSIOUSO(YF-23)の佐藤克利さんは、「あがれば自分にとってのファーストマーリンだった。手はマメがつぶれ、感覚がなくなるほどだった」とその苦闘を振り返るが、波間に躍り出た美しい魚体をみただけでも良かった、と満足そうに語っていた。

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金華山沖でルアーを流すコンテッサ(YF-23 F150)。この後、ヒットするも残念ながらラインブレー

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存在感抜群のYAMAHA38CONVERTIBLEを駆って出場したヤマハボーティングシステムのメンバーだったが、残念ながらノーフィッシュに終わった

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ファースト・マーリン・ポイントを重ね優勝したFブラボー

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SIOUSOの佐藤さん。長時間に渡るファイトだったが、惜しくもラインブレーク

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