ヤマハが最さいしょ初にボートをつくったのは１９６０年ねんのこと。これまでにたくさんのボートやヨットをつくりつづけ、今ことし年でちょうど60周しゅうねん年になる。その間あいだにつくってきたボートやヨットのほんの一いちぶ部を紹しょうかい介しよう。ボートの船せんてい底に縦たてに走はしる線せんが見みえるね。これが「ストライプ（＝線せん）」というシリーズ名めいがついた理りゆう由だ。ただの飾かざりでなく、ボートがふらつくのを防ふせぎ、安あんてい定してまっすぐに走はしらせ、スムーズに旋せんかい回させる役やくめ目がある。ヤマハボートの性せいのう能が高たかく評ひょうか価されるきっかけにもなったんだよ。CキャットAT-21ストライプシリーズ1960年ねん1960-1970年ねんヤマハがはじめてつくったボートだ。カタマランという、船せんたい体がふたつに分わかれているタイプのボートだよ。太たいへいよう平洋ボートマラソンという長ちょうきょり距離レースに出しゅつじょう場して優ゆうしょう勝し、注ちゅうもく目されたんだ。ボートやヨットは夢ゆめやあそび心こころから生うまれてきたんだね※ここでは古ふるい写しゃしん真を使つかっているからライフジャケット（救きゅうめいどうい命胴衣）を着きていない人ひとも写うつっている。いまでは安あんぜん全に対たいする意いしき識や法ほうりつ律も変かわって、ボートに乗のるときはライフジャケットを着きる決きまりになっているよ。24
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