Developer’s interview

歴代最速のMJ

歴代最速マシンとして約10年ぶりにラインナップに復活したMJ-GP1800。
そのパフォーマンスについて、開発者にお話を伺いました。

鈴木 聡 氏
所属:マリン事業本部ボート事業部 製品開発部 WV/SB開発グループ
GP1800の開発でハル形状・総合運動性を担当
三輪 純也 氏
所属:マリン事業本部ボート事業部 製品開発部WV/SB開発グループ
GP1800をはじめ、あらゆるマリンジェットの試験走行を実施。

スピードについて

マリンジェットの歴代最速モデルであることは間違いないでしょう。
加速性やトップスピードについては、SVHOエンジンを搭載しているFZSも同程度の速さが出せるのですが、GPは更に思い通りに速く走ることができるマシンに仕上がっていると言えます。

乗りやすさについて

VXRと同じ形状のハルを使用しているため、乗り感に大きな違いは感じませんが、軽量化された分、扱いやすくなっています。
エンジンパワーが上がっても安定性の高さは変わらず、ターンやコーナリングでイメージ通りのラインをトレースできます。
逆にエンジンパワーに余裕がある分、安心感が高まるかもしれません。
また、スポンソンの取り付け角度を調整したことで、コーナリングでのグリップ感が増しています。
さらにトップスピードでの直進時のノイズ(上下の細かな動き)も抑えられています。

RiDEについて

スピードアップに対する減速力向上を狙ったものでもあるのですが、これは成功していると思います。
スムーズに減速できますし、何より減速時に水がかからないところがいいですね。

RiDE 詳細情報

過去のGPとの比較

結論から先に言うと、過去のGPと現GPとでは、まったくの別物です。
前のGPに乗ったのは10年位前なので、記憶でしかないのですが・・・・・・。
エンジンは150馬力から250馬力へと格段にパワーアップしていますし、ハルも違うため、単純に比較はできませんが、はるかに速くなっています。2ストと4ストの乗り味の違いも感じません。
また、前GPはシートが広くて乗りにくく、じゃじゃ馬的な印象が残っていますが、今のGPはニーグリップでき、ポジションを取りやすい設計が施されているため、さまざまなレベルのライダーがそのスピードを楽しむことができます。

総評

単純なエンジン出力のアップではなく、エンジン性能とそのパフォーマンスを引き出すハルやボディデザイン、RiDEに代表される機能性、細部のセッティングなど、トータルな視点から走りや速さを追求。
トップスピードもさることながら、ライダーが思い描いたライン通りに走れるGP1800は、ライダーにとって最も忠実な最速マシンと言うことができるでしょう。