テクノロジー

「進みたい・曲がりたい・減速したい・バックしたい」
ライダーの「したい」が全てハンドル周りで。

「RiDE」 では走行に関する操作をハンドル周りに集約。レバーとステアリングで基本操作を行うことが出来るよう設計されています。直観的な操作・扱いやすさを追求にすることにより、操船に集中できる楽しい走行を目指しました。

RiDEを使った減速操作の流れ
1

ECU(Engine control unit)

「EG回転数」「レバー入力」から適切なリバースゲート作動タイミングを指示

2

SCU(Shift control unit)

ECUからの信号を受けて、リバースゲートを上下動させるアクチュエーターを制御

3

リバースゲート作動

噴流の向きを変えます

快適なライディングを実現する、減速機能

RiDEでは、前進中、後ろ向きに放出されている噴流を、リバースゲートに当てて前方に向きを変えることによって減速します。
その噴流は「左右横方向」に分けて前方へ放出されます。

開発中には、上下縦方向に噴流を放出するアイデアもありましたが、それでは安定感のある減速が困難でした。
これを解決する方法として、左右横方向への噴流放出を選択しました。

安定感のある減速を実現する技術

左右横方向への噴流は、船体を重心まわりに回転させる力の発生が小さいため、穏やかな挙動に抑えることができます。
この減速時の安定した姿勢は、安心感をもたらします。
一方、上下縦方向に分けて前方へ放出した場合、重心まわりに回転させる力が大きくなり、バウが下がる「ノーズダイブ」が発生しやすくなります。

横方向の噴流の場合
横方向の噴流の場合

減速時の噴流のベクトルと船体重心の距離が小さいため、重心まわりのモーメントが小さい。このため、船体の姿勢変化が少なく、安定した姿勢を維持しやすい。

縦方向の噴流の場合
縦方向の噴流の場合

減速時の噴流のベクトルと船体重心の距離が大きいため、重心廻りのモーメントが大きい。このため、船尾(スタン)が持ち上げられる挙動が起こり、これがノーズダイブを引き起こす。

減速中の旋回操作を可能にする技術

横方向への噴流では、ステアリング操作によりジェットノズルの向きを変えることで、左右への噴流に差が出ます。この左右差が、減速中の旋回を実現しています。縦方向への噴流では、旋回のための噴流の調整が困難です。

リバースゲートの形状を最適化することで、ステアリング操作で、噴流の左右差を調整することができ、減速中でも旋回が可能となります。

分かりやすいメーター表示

直観的な操作を可能にするためには、現在のシフトポジションを的確に把握する必要があります。
RiDE搭載モデルはメーター表示の設計にもこだわり、一目で現在のシフトポジションの認識が可能です。

  • N…ニュートラル

    N…ニュートラル

  • F…前進(フォワード)

    F…前進(フォワード)

  • R…後進(リバース)

    R…後進(リバース)