ソルティライフ
イラスト・Tadami
いつでも潮気のある生活を過ごしたい。
入場者チケットプレゼント:「ジャパンインターナショナルボートショー2018」に1000名様をご招待!
「ジャパンインターナショナルボートショー2018」が3月8日に開幕。
Salty Lifeの読者の皆さまに抽選で入場チケットをプレゼントいたします。
エントリーは簡単。ぜひご応募ください!

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MONTHLY COLUMN ● ライフジャケットの義務化に伴う安全考
キャビンの棚 ● 岬の先にある灯台を見に行こう「灯台はそそる」
船厨 ● 歓迎される外来種「ホンビノス貝のクリーム煮」
海の博物誌 ● トビウオからつくる魚醤
Salty One Day Boating ● 番外編:釣りガール対抗のフィッシングバトルに参戦
海の道具 ● ジャックナイフにご用心「トレーラー」
YAMAHA NEWS ● 無人の海底探査レース/今のうちに「マリン塾」で操船、離着岸のテクニックを身につけよう!/「風を味方に。」ドキュメンタリームービー
2月の壁紙 ● 『Salty Life』読者限定壁紙カレンダー

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MONTHLY COLUMN
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 以前、ここに書いたことがあるが、私には真冬の海で落水した経験がある。5年ほど前のことだった。それほど操船に慣れていない妻と2人でボートフィッシングを楽しみ、その途中マリーナに一時帰港したときのことだ。ひとりでボートを浮き桟橋に近づけ、舫いロープを持ってポンツーンに飛び移ろうとしたのだが、目測を誤って落水した。かれこれ35年ほど海と船には慣れ親しんできたが、落水したのは初めてだ。同じようなミスで海に落ちた仲間を笑ったことはあるが、まさか自分が落ちるとは、まことに恥ずかしい。
 マリーナのボートヤードに目を向けたがスタッフの姿は見えない。少しほっとした。日頃からベテランぶっていただけに、こんな無様な姿をスタッフに見られるのはかなり抵抗があったのである。で、自力で何とかしようと試みた。
 ポンツーンまで泳いでよじ登ろうとしたが、厚手のセーターにオイルスキンを着込んで、しかも海水を含んだ状態では、それがほぼ不可能であることを頭ではわかっていたが実体験した。ボートにはラダーの装備がなく、同じように自力で這い上がることはできそうもない。ボンベ代がもったいないなあ、などと迷ったが、少しでも楽になるため一大決心をして、身につけていた膨脹式ライフジャケットを手動で展開しようとした。ところが開かない。以前、自宅で誤って展開してしまったことがあったのだが、うっかりそのライフジャケットを身につけていたのだ。ボートには定員分のライフジャケットが積んであったし、当時は違法というわけではない。また、厚着は動きを妨げはするが、それなりの浮力があったので事なきを得たが、それでも痛恨のミスといわざるを得ない。
 最終的には、意外に落ち着きはらった妻がボートを操りポンツーンに寄せると、ボートフックを器用に使ってなんなくボートを固定し、エンジンを停止させた。私はというと船外機のキャビテーションプレートに足をかけ、妻に船外機をチルトアップしてもらってなんとかボートの上に這い上がることができたのである。やれやれ。最初からこうしておけばよかった。他にもいろいろと手段はあったが、少しばかり冷静さを欠いていた。
 そんな無様な経験を通して学習したことがいくつかある。運動能力は歳を重ねるごとに確実に衰えゆくこと。頼りになるクルーがいることのありがたさ(このときは妻)。ボートフックは使うためにボートに積んであるのだということ。そしてライフジャケットは浮かなければ邪魔でかっこ悪い、ただの布きれにすぎないこと、などである。
 さて、今年の2月1日より法令が改正され、小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用が義務づけられることとなった。違反した船長は、つまり乗船者にライフジャケットを着用させることを怠った船長には違反点数2点が付され、再教育講習を受講しなければならなくなる。さらに違反点数が累積して行政処分基準に達すると、最大で6か月の免許停止になるというものだ。
 着用するライフジャケットは国の安全基準に適合したもの、いわゆる「桜マーク」がついたものでなくてはならない。つまり、船倉に定員分の桜マークのライフジャケットを保管し、遊ぶときには安価な無認可製品を身につけるという使い分けは法令違反となる。幸いにしてヤマハのマリン用品を取り扱うワイズギアから発売されている膨脹式ライフジャケットは、ウエストベルトタイプも含めて小型船舶のすべての航行区域において適合する桜マーク付き製品ばかりなので安心だ。また、天井と壁で囲まれたキャビンにいるとき、ボートを係留して海水浴を楽しむ場合や、ウェイクボートや水上スキーなどのマリンプレイを楽しむ際などは適用除外となる。
 法令の詳細は国土交通省のホームページ(http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html)などで確認できるが、読み込んでいくと義務化になったが、これまでライフジャケットを当たり前のように身につけていたボーターにとってはそれほど変わるところはない。
 とはいえ、特に膨脹式ライフジャケットは日頃の保守点検が必要になり、いわゆる「整備不良」のライフジャケットは、たとえ身につけていたとしても取り締まりの対象となるようだ。私が落水したときに身につけていたライフジャケットのように、使用済みボンベを付けたまま、なんていうのは完全にアウトだし、そもそも意味がない。
 この際、取り締まり対策ではなく、自身やクルーの身を守るためにライフジャケットをしっかりチェックしてみてはどうだろう。万が一落水した場合の生存率は、ライフジャケット着用時の方が大幅に上回ることがこれまでの実績からも明らかなのだ。

写真上:2018年2月1日からライフジャケットの着用が義務化。暴露甲板上ではすべての乗員がライフジャケットを着用しなければならない/写真下:係留してこれから海水浴をしようとする場合は適用外。開放的なひととき

田尻 鉄男●たじり てつお
外洋帆走部に所属しクルージングに明け暮れた大学生活、1年間の業界紙記者生活を経て、88年、プロダクションに入社。以来、日本のボーティングシーン、また沿岸漁業の現場を取材してきた。1963年、東京生まれ。



キャビンの棚
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「灯台はそそる」
著者:不動まゆう
発行:光文社
価格:¥920(税別)
 2月11日は、国内初の洋式灯台である観音埼灯台(神奈川県横須賀市)の初点灯日。日本の灯台記念日は観音埼灯台の工事が着工した11月1日となっているが、コアな灯台ファンからは初めて点灯した日こそが記念の日に相応しいという声もあがる。
 不動まゆうさんがフリーペーパー「灯台どうだい?」を2月11日に創刊した理由もそうだった。いままで日の目を見ることのあまりなかった灯台守やレンズ職人へのマニアックなインタビューなどがファンの心をくすぐり、「灯台どうだい?」は男性のみならず女性ファンを巻き込み話題となっている。その発行を、自腹を切って続けているという不動さんは筋金入りの灯台ファンなのだ。
 「灯台はそそる」には不動さんが「宝石」や「瞳」と呼ぶ灯台の光の源であるフレネルレンズ、かつては日本に実在した2人の灯台守さん(2006年に長崎県五島の女島灯台が自動化して以降姿を消した)のトピックは興味深い。もともとヴァイオリンを演奏していた彼女の感性豊かな言葉で灯台の魅力や歴史が綴られている。  
 また「灯台の基礎知識」や「世界の灯台」から、ビギナーには必読の「灯台の愛し方」に至る多様な情報が満載。そして、細かな目次や全国おすすめ灯台マップが収録されているのでガイドとしても活用できそうだ。女性や子どもを灯台ファンに引き込んできた彼女の繊細さや心配りの姿勢を感じることができた。
 政府の推進する航路標識の最適化によって、灯台はここ10年で300基以上が廃止となった。近年は光源のLED化や、管理の自動化によって、灯台の趣も徐々に変わってきている。今も記憶に残っている岬の先にあったあの灯台は、姿を変えているかもしれない。
 「多くの人に灯台を好きになってもらい、灯台に会いに行ってほしい」と不動さんは述べ、灯台文化の継承を呼びかけている。文化の継承には灯台の文化的・資産的価値の向上が必要だが、まずは多くの人に魅力を知ってもらうことが不動さんの願いだ。  
 不動さんの灯台への想いがたっぷりと注がれた本を手に取って、「灯台の愛し方」を知ってもらいたい。



船厨
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 2000年頃から東京湾や大阪湾で採られはじめた「ホンビノス貝」。漢字では本美之主貝と当て字されているが、これはローマ神話に登場する美女神「ビーナス」に由来するのだという。当初は「大アサリ」や「白ハマグリ」と呼ばれていたように、見た目がそれらの貝に似ており、どことなくそれら本流の「まがい物」のようなイメージがつきまとったが、実際口に入れてみるとこれがかなり美味い。本当に美味い。そんなわけで、今のところ名産とまでは行かないかもしれないが、関東周辺では新たな「江戸前」の貝として注目もされている。
 海はすべてつながり、閉塞された水域ではないのでその指摘は正確ではないかもしれないが、ホンビノス貝はいわゆる「外来種」である。北米産のホンビノス貝が東京湾や大阪湾に生息するようになった理由は、アメリカから大型貨物船のバラスト水に混ざって運ばれてきたという説が有力だ。
 こうした人為的な大移動もまた、その種族が持つ生命力、繁殖力だと見なすこともできる。食える魚として人の手にとって移入され、その必要がなくなると今度はゲームフィッシュとしての存在感や魅力をアピールし、人の手によって各地に放流され繁殖したブラックバスに対しても同様の考え方を示す人もいる。それを思うと人の都合で駆逐されようとしているブラックバスはいささか不憫だ。とはいえ、はるばる日本にやってきた北米産の「女神」は、ここでも人間に食われる運命にあったわけだが。

「ホンビノス貝のクリーム煮の作り方」の作り方
■材料(3〜4人分)
ホンビノス貝8個、生クリーム200cc、ブロッコリー1房、白ワイン大さじ2、水 250cc、バター大さじ1、塩・コショウ適宜、水溶き片栗粉適宜
■作り方
1)鍋に水、白ワインを入れ、よく洗ったホンビノス貝を入れ、蓋をして3分ほど中火で蒸す
2)貝の口が開いたら弱火にし、バターを加え、溶けたら生クリームを入れて塩とコショウで味を整える
3)小房に切りレンジで温めたブロッコリーを入れる
4)好みで水溶き片栗粉でとろみをつける



海の博物誌
 魚醤は、生魚を発酵させてつくる調味料の一つ。やみつきになる独特の匂いや旨味が特徴で、タイ料理ではナンプラー、ベトナム料理ではニョクマムと呼ばれる。本場英国のウスターソースも、魚醤の一種だ。とりわけベトナム中部の港町ファンランでトビウオから作られる魚醤は妙味。樽や壺に塩を敷いた上に生のトビウオを並べて、塩をたっぷりとふりかけた上に重石をのせ、にじみ出た魚汁をくみ出して熟成させたもの。ファンランの海岸地域だけでなく、山岳地帯でも古くから食されていたそうだ。インフラが整っていない頃、魚をめったに食べる機会のない山岳部の人々の中には、木彫りの魚を本物に見立てて、この魚醤をかけた米を食べる人もいたという。
 日本の魚醤は明治中期までは全国各地で作られていたが、醤油の存在もあり多くが姿を消した。近年は全国各地で新しい魚醤の生産が盛んになっており、北海道では40社を超える企業が参加する魚醤組合が設立された。国産の魚醤は、匂いが控え目で使い勝手がいいと評判だ。きつい匂いだから魚醤は苦手いう方は、一度は試してみる価値がありそうだ。


Salty One Day Boating
関東地方が記録的な寒さに見舞われた1月25日、まるで凍えてしまったように静かな早朝のマリーナから、シースタイル艇のYFR-24がゆっくりと出港していった。その静かさと寒さとは裏腹に、YFR-24に乗り込んだタレントの「みっちぃ」こと石崎理絵さんはいつも通り元気溌剌だ。この日はボートメーカー&釣りガール対抗のフィッシングバトルの実施日。石崎さんはヤマハチームの代表としてとして参加。サポーター役の小野信昭さんとともに、沖を目指した。

まずはシーバスで確実にポイントを稼ぐ

 いよいよ国内最大のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー2018」の開催が来月に迫った。ヤマハをはじめとする各社の出展ブースは見所のひとつだが、期間中に行われる様々なイベントも楽しみだ。
 過去2回のボートショーではボートメーカーと雑誌やテレビなどで活躍する釣りガールがタッグを組み、ボートフィッシングの魅力を来場者にプレゼンしながらその内容を競う「これが私のボートフィッシング」が開催されてきた。そして2018年、同じく「これが私のボートフィッシング」と題したイベントが行われるのだが、内容がこれまでと様変わりし、釣りガール&メーカー対抗のフィッシングバトルが行われ、その結果が採点に加味されることとなった。フィッシングバトルの実施は1月25日。釣果の発表はボートショー最終日のイベントステージまでお預けとなる。
 バトルはスタートフィッシングが日の出(当日は6時46分)、14時30分の検量締め切り時刻までに横浜ベイサイドマリーナに帰港しなくてはならない。対象魚はこの時期でも釣果が確実とみられたシーバスと、その他の青物や根魚。シーバスの検量は1尾のみ。加えて青物か根魚の2尾を追加することができる。
 石崎さんは、サポーター役でDAIWAフィールドテスター・小野信昭さんと打合せをしながら戦略を練り、とにかく最初に手堅くシーバスを釣り上げ、そのあと、自身のライフワークともいえるタイラバにこだわり、マダイを狙うという道筋を立ててバトルに臨んだ。
 最初に臨んだシーバスポイント。バーチカルにジギングを落とし込んだその一投目に石崎さんのファーストヒット。とりあえず釣果ゼロは回避した。幸先がいい。その後もシーバスはいわゆる「入れ食い」状態。本当のところ、80cmオーバーの一本も欲しいところだったが、セイゴが圧倒的に多く、なかなか「勝てそうな」型が上がらない。なんとか様になるサイズに入れ替えて、シーバスには早々と見切りを付けることにした。

東京湾のタイラバにこだわる“みっちぃ流”

 先述したようにこのイベントのメインテーマは「これが私のボートフィッシング」。ヤマハと石崎さんのチームは一昨年に「シースタイルを使ってのボートフィッシング」をプレゼンして優勝。昨年は「憧れのファミリーボートフィッシング」をシースタイル会員のご家族とのカワハギ釣りの一日をレポートして優勝。目下2連覇中なのである。そして今年は、石崎さんが日頃からこだわる「東京湾でのタイラバ」に挑戦し、3連覇に挑むこととした。
 「タイラバでの釣りがいちばん好き」という石崎さんのこだわりは「東京湾でタイラバを使用して何目釣れるか」。これまでにメインターゲットのマダイはもちろん、サバ、マゴチ、ホシザメなど17目を釣り上げている。
 「タイラバはもともとマダイ用に作られたルアーのひとつですが、意外性があって本当にいろいろな魚が釣れるんです。九州などのマダイの魚影が濃いエリアとは異なって、東京湾でタイラバを使ってマダイを釣るのはけっこう忍耐を強いられますけど、マダイ以外にどんな魚が釣れるのかにこだわっていくと、期待感も上がって楽しいですね。アマダイやクロムツ、マトウダイなんかが釣れたときは驚きもあってうれしかった」(石崎さん)
 早朝の風は冷たく、波もチョッピーで、少々しんどい東京湾だったが、タイラバを海に沈めだしたころから徐々に風も波も収まってきた。相変わらず寒さは厳しかったが、海は穏やかな様相となっている。
 なかなかアタリはこないけれど、今回はヤマハのボートライセンススクールのインストラクターで船長を務めてくれた湯川さんが女性だったこともあり、釣りをしながらのガールズトークがはずむ。加えて小野さんの冴えたダジャレとオヤジギャグが炸裂し、船上はビミョーなのとそうでないのも含めて笑いの絶えない、暖かい空気に包まれていた。逆に入れ食いだったら慌ただしくてこんな状況にならなかったかもしれない。
 楽しいひとときを過ごして2時半きっかりに横浜ベイサイドマリーナに帰港した。それぞれのチームが非公開で検量を受けるのだが、このときはヤマハ以外のボートメーカーの釣りガールたちもみんな集まっていた。スズキはそらなさゆりさん、トヨタ自動車は永浜いりあさん、ヤンマー&フルノはRIBEKAさん。なんて華やかで素敵な顔ぶれなのだろう。寒さも吹き飛ぶ。
 ボートショーではこのメンバーが再び勢揃いして、それぞれの釣りの様子や釣果が発表される。ステージはボートショー最終日、3月11日(日)の13時50分から。ぜひご期待、ご来場ください。


取材協力
横浜ベイサイドマリーナ
〒236-0007 神奈川県横浜市金沢区白帆1番地
TEL: 045-775-4153
ホームページ: http://www.ybmarina.com

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この日はYFR-24をレンタル。安心してフィッシングに没頭できました
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まずはジギングでシーバス狙い
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シーバスはいわゆる「爆釣」。サイズはボートショーまで秘密
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いよいよこの日のメインテーマ「タイラバ」です
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東京湾のマダイ狙いは忍耐の釣り。ゆっくりとアタリを待ちます
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船長の湯川さんとガールズトークも弾みます
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寒かったけれど海の表情は穏やか。楽しいひとときでした
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大会本部のボートが各艇を巡回。撮影してもらいました
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検量。他のチームの釣果は知らされていません。ボートショーが楽しみ

抽選で1000名様をご招待
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海の道具 マリンギア四方山話
 普通トレーラーと聞くと、大型トラックが引っ張りまわすアルミの箱やコンテナを乗っけた台車を思い出すだろう。
 機能は同じだけれど、特にボートを載せるためだけにある牽引車をボートトレーラーと呼ぶ。ボートトレーラーに特に求められる機能として上げられるのが、耐海水性だ。なぜなら、ボートトレーラーの場合、ボートを乗せたままスロープに降ろし、そのまま海水につけてボートを浮かせてから引っ張り上げるという、普通のトレーラーでは考えられない使い方をするからだ。
 車軸やブレーキ関係、灯火類の電装系など、しっかり海水対策をしておかないと、すぐに錆付いたりして使い物にならなくなってしまう。しかも、普通の道路走行上必要な法的機能も有していなければ公道を走れないし、公道を走る以上、機能の損傷は即、事故に結びついてしまう。
 大きなボートを積んでいるトレーラーはなかなかお目にかかれないけれど、アルミボートやマリンジェットを積んでいる小型のボートトレーラーは目にした事があるんじゃないだろうか。
 サイズによっては軽自動車枠のものや普通自動車枠のものもあり、それらは特殊な牽引免許無しでも使う事ができる。
 それだけに、操縦方法を習うことなく使うことになるので、戸惑うことも多い。
 真っ直ぐ前に引いている分には特に難しいことはないが曲がるとき、そしてバックが特に難しい。
 車とトレーラーを連結させているのがヒッチメンバーと言い、車側につけたヒッチメンバーについているボールの上に、トレーラーの先端を載せただけなので、真っ直ぐバックしないと簡単に左右に曲がってしまう。そして“く”の字に曲がってしまった状態をジャックナイフと呼んだりする。
 手に収まるジャックナイフならパチンと折り畳んでしまえばいいけれど、トレーラーのジャックナイフは始末に終えない邪魔な危険物、なのだ。御注意あれ。



ヤマハニュース
無人の海底探査レース
深海に挑む「Team KUROSHIO」をヤマハ発動機は応援しています。
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/ocean-discovery/

今のうちに「マリン塾」で操船、離着岸のテクニックを身につけよう!
ボートで遊ぶための技術を基礎からしっかり学べるレッスンのご案内
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/life/stepup/marinejyuku/

「風を味方に。」ドキュメンタリームービー
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/movingyou/011/



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バックナンバー
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【編集航記】
日頃から「冬でも海は楽しい」「寒さなんて関係ない」などとカッコいいことをいっているのですが、このところ関東地方で続いている寒さはさすがにこたえます。そんななか、これまであまり使ってこなかった防寒グッズが気になり始めています。先日のボートフィッシング取材中、女性のドライバーが使い捨てカイロをすすめてくれました。白い小さな袋を握りしめているだけで身体全体が温まる気がしました。なかなかの優れものです。といっても、手渡してくれたのが男性だったら、ここまで暖かい気分になれたかは微妙なところです。みなさんお勧めの、海での防寒対策は何かありますか?
(編集部・ま)

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