ソルティライフ
イラスト・Tadami
いつでも潮気のある生活を過ごしたい。
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MONTHLY COLUMN ● ロマンティストたちの挑戦
キャビンの棚 ● 元艦長に学ぶシーマンシップ「海を守る海上自衛隊 艦艇の活動」
船厨 ● 小さくて大きな恵み「釜揚げシラス丼」
海の博物誌 ● うなぎを刺身で食べない理由
Salty One Day Boating ● 真夏の港町と相模湾、いつもの1日
海の道具 ● 栄光の復活「ウェイクサーフィン」
YAMAHA NEWS ● DFR-33 スペシャルサイト/「チームKUROSHIO」クラウドファンディングのご案内/「セーリング・ワールドカップ・ファイナル」参戦レポート/ボート免許更新お知らせサービス(無料)
7月の壁紙 ● 『Salty Life』読者限定壁紙カレンダー

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MONTHLY COLUMN
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 本来、海というのは人間が居ることのできない場所のはずだ。それなのに、人間は、おそらく川を流れる木の枝でも眺めてひらめきでもしたのか、それに捕まって川や湖を渡ることを覚えた。それだけならまだしも、その先に何があるかも判らない海にまで出ていこうとした。船というのは、こうして発展してきた人類最古の「乗り物」である。そう思うと、人間が居ることのできない場所と書いたけれど、実は人というのはそのいけない所に、どうしても行きたくなる生き物なのではないかと気づかされる。その証拠に、あろうことか、人は呼吸をすることのできない海の底にまで興味を持ち始めた。そのとき海底に潜ることが人類の繁栄に役立つなどとは誰も考えていなかっただろう。
 船はいまや、空飛ぶ飛行機では不可能ともいえる大量の物資を運んで世界中の海を行き交う、人類の経済活動になくてはならない存在である。また、人は、資源の調査・発掘や地震の予測などにも役立つ可能性を求め、より深い海へ潜ってゆこうと試みている。とはいえ、おそらく、それを行う当事者たちの内面の動機は別のところにあるものと私は踏んでいる。「ロマン」とか「マインド」、あるいは「知的欲求」「好奇心」。人によって呼び方は違うだろうが、有史以前、船を最初に造った人間と動機はたいして変わらないと思えるのだ。そしてそのことがいかに人類の繁栄に必要であるかに思いが至るのである。
 ある時期、一部の芸術や科学分野の独立行政法人における予算削減が世間に注目されたことがあった。つまり「ロマン」などというものに金は出せない、成果が見えない研究は税金の無駄遣い、最高を目指さなくても2番目でいい。そんな話だった。研究・開発といったものに縁の無い筆者にとって、それまで関心のない世界の話であったが、皮肉にもこんな出来事を機会に、むしろ芸術や科学といったものの大切さを、私だけでなく世間も認識することとなった。
 「海に降る」は2011年に上梓された深海をテーマにした小説である。人気若手女優を起用してドラマ化もされている。国立研究開発法人 海洋研究開発機構が舞台だが、当時は件の予算削減の対象となった独立行政法人だった。通称「JAMSTEC」。
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 ぜひ読んで欲しいので、ここでは詳しい内容を省くが、この小説・ドラマには多くの酔狂なロマンティストが登場する。有人深海探査艇「しんかい6500」のコ・パイロット(副操縦士)である主人公は「研究者であり、探査艇のパイロットであった亡き父が自分に見せたがっていた“深海の宇宙”を自分の目で確かめたい」という夢を追う。いささか個人的とも思えるその夢は将来、きっと人類の存続・繁栄に役立つ。少なくとも物語の中ではそうと気づく。
 そして小説やドラマに出てくる登場人物たちの台詞からは、深海だけでなく、海や地球に対する愛や慈しみを感じることができる。
 いま、現実の深海探査の世界では、JAMSTECの、おそらくこんな物語に登場する人々と、大学などの教育・研究機関、造船会社、そしてわれらがヤマハ発動機などに所属する若手研究者、海洋技術の専門家らが結集し、「Team KUROSHIO」としてチームを結成し、海洋国家の威信を賭けて深海探査のコンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」に挑戦している。
 すでにチームは、高速かつ広域での海底探査に必要な11項目の技術に関する評価試験が行われたRond1(予選:21チームが参加)を通過し、今年の10月に行われるRound2(決勝:9チームが参加)において、水深4,000メートルで24時間以内に最低250キロ平米以上の海底マップを構築すること、さらに海底ターゲットの写真撮影を行うことに挑む。
 そんな挑戦が我々人類にとっていかなる恩恵を与えてくれるのか。それを想像するのは楽しいが、もっとワクワクさせられるのは、我々が海の沖にロマンを求めるのと同じように、暗い海の底に心躍らせ、情熱を持って深海に挑む、酔狂な海の仲間たちの存在そのものであったりする。ぜひとも注目したい。

写真上・中:「Shell Ocean Discovery XPRIZE」に挑戦している「Team KUROSHIO」の無人探査機とスタッフたち/写真下:小説「海に降る」。JAMSTECを舞台に繰り広げられる研究者や海に夢を追う若者の姿が描かれている

田尻 鉄男●たじり てつお
外洋帆走部に所属しクルージングに明け暮れた大学生活、1年間の業界紙記者生活を経て、88年、プロダクションに入社。以来、日本のボーティングシーン、また沿岸漁業の現場を取材してきた。1963年、東京生まれ。



キャビンの棚
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海を守る海上自衛隊 艦艇の活動
著者:山村洋行
発行:成山堂書店
価格:¥1,800(税別)
 海上交通は日本の生命線と言われる。日本の領海、排他的経済水域の総面積は国土の12倍で世界6位の大きさだ。日本で輸出入されている物品の99%は海の交通網が利用されている。その安全の確保は、約45,000人体勢の海上自衛隊に、最重要の任務として位置付けられている。
 山村洋行さんは34年に渡り海上自衛隊に奉職し、大型輸送艦「おおすみ」の初代艦長など6隻の艦長を歴任された方。山村さんはその経歴を振り返りながら、海上交通の安全確保の為、常に念頭に置いてきたものがあると記している。
 「頭より早く艦を走らすな」は、旧日本海軍で使われていた標語。「自分をコントロールできるスピードで走れ、背伸びは禁物」という意味だ。海上自衛隊の幹部候補生の学校は旧日本海軍兵学校が設置していた広島県江田島市に所在する。そこでの教育は旧海軍のものを引き継ぐ。また山村さんによるとアメリカ主導で創設が進められた陸上自衛隊に対し、「海上自衛隊は旧日本海軍関係者による再建計画がその発端」である。だから海上自衛隊には旧日本海軍時代のシーマンシップを表す様々な言葉が引き継がれているという。
 2017年6月に伊豆沖で米イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」がフィリピン船籍のコンテナ船と衝突し、10名の行方不明者を出した。アメリカ海軍は事故関連のレポートにて両船の“Poor Seamanship”と報告している。山村さんは、Poor Seamanshipを「シーマンシップのかけらもない」と訳した。
 「スマートで 目先が利いて 几帳面 負けじ魂 これぞ船乗り」。これも旧日本海軍から引き継ぐもので、めまぐるしく変化する海上での船乗りに必要な心構えを表す。山村さんが常に念頭に置いていた言葉だ。
 「戦士である前に、Good Seamanでありたい」と記す山村さんは、シーマンシップを探求するとともに日本の生命線を守っていたのだった。



船厨
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 カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した「万引き家族」の監督、是枝裕和氏が撮った映画のひとつに神奈川県の鎌倉を舞台にした「海街diary」という佳作(原作はコミック)がある。そのなかで主人公となる4姉妹の日常生活や思い出のなかに「シラス」がなかなか重要な役割をもって登場する。生シラス丼、シラストーストといった料理のほか、中学のサッカー部員たちが、友人の家業であるシラス漁でその加工を手伝うシーンも印象的だった。
 湘南を描くのに、シラスはそれほど象徴的な海産物なのである。ここでいうシラスとはイワシ類の稚魚のこと。
 この映画にも登場する生シラスは何となく近頃ブームになっていて、湘南・江の島などでも口にすることができるが、ちょっと前までは、シラスを生で食べるなんていうことはほとんど無く、シラスといえばシラス干しが主流であった。
 それらは地域や加工方法にそれぞれ特徴があり、干し方(干す時間など)によって「シラス干し」「チリメン」などと名が異なる。「釜揚げシラス」はさっと釜で茹であげてたものが、ほぼそのまま出荷されたものだ。それぞれに美味いがフワフワとした食感の釜揚げシラスがたまらない。
 これを御飯に載せる「シラス御飯」はここでも紹介したことがある。今回は、少しばかりバージョンアップした「釜揚げシラス丼」。人によって感じるであろうシラス独特の少しばかりの苦みは、それが好きだという人もいるが、卵の黄身と少しばかり垂らした醤油はその苦みを消し、シラスの甘みを引き出してくれるような気がする。温かい御飯さえあれば、簡単につくれ、がつっと掻き込めるので船上の食事としてもお勧めなのだ。
 そういえば、「海街diary」では慌ただしい朝食のシーンで、行儀の悪い座り方をしたり、それこそ丼ぶりに口を付けて生シラス丼を掻き込む妹たちが長姉に叱られるシーンがあった。たとえ船上で丼ものをほおばるときでもお行儀良く食べましょう。

「釜揚げシラス丼」の作り方(1人前)
■材料
釜揚げしらす1パック(多めがお勧め)、炊きたてご飯大盛り1杯、卵1個、炒りごま適宜、万能ネギ小口切り適宜、大葉千切り適宜、削り節適宜、醤油適宜
■作り方
1)大きめの茶碗にご飯をよそう
2)削り節をご飯に乗せる
3)釜揚げシラスを多めに盛り付け、真ん中に卵の黄身を乗せる
4)ネギ、炒りごま、大葉を好みの量で3に散らす
※卵の黄身を崩し、醤油を少しかけながらいただく。



海の博物誌
 万葉集にうなぎの効能を老人に説く歌がある。うなぎはそれほど滋養強壮に効く食物として古くから意識されてきた。さて、平安時代はうなぎをどのように調理をしていたのかだが、開かずにそのまま串をさし、丸焼きにして酢や味噌をつけて食べていたというのが一般的な説だ。鰻は生では食べられない。「イクシオトキシン」という血中の毒素が原因だ。タンパク質性の毒素でうなぎ、あなご、ハモなどのウナギ目の魚類の血液に含まれている。口に入ると嘔吐し、目に入ると結膜炎を引き起こす。この毒素は60℃で5分ほど加熱すれば死滅するので、蒲焼や白焼きで食べるのは全く問題ない。
 今年の夏は「土用の丑の日」が2度ある。今年はどんなうなぎに出会えるだろうか。



Salty One Day Boating
6月の半ば。この数日後、関東地方は観測史上もっとも早い「梅雨明け」を迎えるが、この日もすでにそのときの天気図とほぼ同じようだった。相模湾の海は、真夏を迎えていた。

ひと足早く夏の海を満喫

 以前から思っていたのだが、この真鶴港はどことなくヨーロッパの小さな町の港を彷彿とさせるところがあって、気に入っている。港からせり上がるようになった急斜面の土地に家々が建っている。港内に舫われたセーリングクルーザー。それがたくさんではなく、程良い数だけ浮いているところも、雰囲気を良くしているように思う。
 そんなわけで真鶴のマリーナから船を出し、まっすぐに沖は目指さず、デッドスローで港内をゆっくり一周するのが最近の出港の儀式になってる。
 沖に出るとうねりはややあるものの、ほとんど波のない絶好のコンディション、一足早く、真夏の海を満喫することができた。
 ロッドを数本、ルアーをセットして持ってきた。といっても「釣り気満々」というほどでもなく、ナブラでも見つけたらルアーを投げてみようかというところ。あとからマリーナに戻ってから聞いたのだけど、最近、カツオがよく釣れているらしい。それほど沖に出なくても、わりと近くで鳥山ができるのだそうだ。
 この日は平日ということもあって、自分たち以外には、ほとんど船すら見かけなかったし、鳥も一羽、二羽、飛んでいるのを見たぐらい。期待していなかったといえば嘘だけど、一応、鳥を気にしつつとろとろ走りながら、冷たいアイスコーヒーを飲んだり、家から持ってきた材料でちょっと贅沢なバケットサンドをつくってほおばったりと、のんびりと1日を過ごすこととなった。

魚が美味そうな港町

 港に戻ってから時々寄り道する干物やさんにぶらりと寄ってみた。そこに置いてあったパンフレットに「真鶴の魚はなぜ美味いか」といった疑問に答えるパンフレットが置いてあったので手に取ってみた。
 美味い理由として海底の地形のことや、半島を覆う森、湧き水のことが書かれていたが、もっとも気になったのは「魚が傷みにくい定置網」そして「殺菌冷海水と神経締め」である。前者は地の利に由来するものだけど、後者は漁業者たちの努力によって魚を「美味くした」事例である。
 定置網は魚が泳いだまま最後までそうと気づかずに捕獲されるという特徴がある。魚にストレスをかけず、身打ちもほとんど無いまま水揚げされるのだ。また、これはパンフレットに書かれていなかったが、定置網は環境にも優しい漁法として注目されている。といってもこれは賛否両論あるようだ。環境に優しい派としては「魚を追って一網打尽に捕獲するのではなく、魚がやってくるのを待ち、網に入った魚だけを獲る」というのがその理由である。
 真鶴は大型漁船がやってきて大漁に水揚げをしていくわけでもない、立派な市場があるわけでもない。ありふれた小さな港町なのだが、それでも地元の漁業の魅力を伝えようとしている。そんな空気が港町のあちこちに見え隠れしている。
 特に夏になるとついつい足を運びたくなってしまう理由はそんなところにある。

取材協力
真鶴ベイマリーナ
〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1117
TEL: 0465-68-1201
ホームページ: http://www.manazuru.co.jp/index.htm

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いつも気になります。ポルトガルの島で見た風景にそっくりなんです
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一応ロッドは積んでいったけど出番がほとんどありませんでした
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生ハムとチーズだけでちゃっちゃっと作ったサンドイッチ。好物なんです
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暑くなってきました。船洗いも楽しくなる季節です
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こういう風景が好き。幼少期に染みついた「海」のイメージってこれなんです
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干物やさんの軒下。この日はアジとサバのみりん干しを手に入れました
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早めの夕食は地魚の海鮮丼。この日はワラサがメイン



海の道具 マリンギア四方山話
 前々回にウェイクボードのお話はしたのだけれど、今回は先祖帰りというか、それとも進化というのか、そんなスポーツのお話。
 ウェイクサーフィンを見た事があるだろうか。ナマで見なくても、動画ぐらいなら、色々アップされているからチェックしてみて欲しい。なんとも不可解なスポーツなのだ、これが。
 ボーダーとボートを繋ぐ物は何一つない。なのにボーダーはボートから着かず離れず追随している。どういうことだ?
 簡単に言えば、ボートのプロペラが作る波の斜面をサーフボードで降り続けている、と言えば判っていただけるだろうか。
 サーフボードに乗るボーダーの技術も大したものだが、同じような水流の山を作り続けて航行するドライバーの技もこれまた尊敬に値する。
 海外のように波足の長いサーフポイントが乏しい日本のサーフボーダーにとっては、上手くやればずっと波に乗り続けられるなんて、夢のような状況なのかもしれない。初心者向けには、最初ウェイクボートと同じようにロープを使って波に乗り、安定したところでロープを放してライドする方法もあるようだ。
 筆者は残念ながらまだ、体験した事がないので聞き伝えなのだけれど、結構体力が必要で、一日に10分程度のライディングを数回こなすだけでへとへとになる。
 ’80年代、ツーリングワゴンのルーフキャリアにサーフボードを乗っけてブイブイ言わせてた諸兄諸姉、今年の夏は将にニューウェイブなスポーツでビーチの注目をかっさらってはいかがかな?
 ただし、その前にストレッチと体力強化を怠らぬよう御忠告申し上げる。



ヤマハニュース
DFR-33 スペシャルサイト
「釣り」に徹底してこだわったDFR-33。その魅力を動画などで紹介します。
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/dfr-33/sp/

「チームKUROSHIO」クラウドファンディングのご案内
無人探査ロボットを使って水深4,000mの海底を超高速かつ超広域に探査する国際コンペティションに挑戦しているチームです。
クラウドファンディングで「チームKUROSHIO」を応援しませんか?
https://a-port.asahi.com/projects/kuroshio/

「セーリング・ワールドカップ・ファイナル」参戦レポート
2018年W杯シリーズの最終戦がフランス・マルセイユで開催され、ヤマハセーリングチームから高山大智/今村公彦、宇田川真乃/工藤彩乃選手が出場しました。
https://global.yamaha-motor.com/jp/sailing/reports/1806_01/

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どなたでもご利用いただける、メールでお知らせするサービスです。
https://www2.yamaha-motor.jp/marine/license/announce/index.asp



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【編集航記】
6月29日、関東甲信地方で梅雨明けが報じられました。なんでも6月の梅雨明けは1951年の統計開始以降初めてとのこと。夏が長くなったような気がしてそれはいいのですが、水不足や台風のことが気になります。私自身、6月の度重なる台風の影響で何度も取材予定を組み直す羽目に。これも人間の勝手な言い草ではありますが。どうぞ皆様におかれましては楽しい夏をお過ごしください。
(編集部・ま)

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