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55mph - 「レストア・ミニコラム」 Vol.2 エンブレムの再現について

コミュニケーションプラザで展示されている歴史車両たち。そのレストアに秘められた「こだわり」を紹介、解説します。

タンクやサイドカバーに貼られたエンブレムはバイクの“顔”とも言うべき重要なパーツである。可能なら本物を復元するというのが基本的なプロセスだが、どうしても手に入らない場合はやはり一から作るしかない。一番上の写真にあるフューエルタンクのエンブレムは花井さんが一番最初にレストアを手掛けたDX250のもの。当時の図面を参考に、新たに色などを指定したデータを起こして専門業者に製作を依頼した。素材は樹脂で、タンクの形状に沿うように微妙なカーブを描いている。じつは左右で微妙に曲率が違うため樹脂の硬度を設定するのに苦労したという。こうしたエンブレム類はリプロダクトされたものも流通しているが、新車出荷状態の完全再現という厳しい眼で見ると違和感のあるものが多いと花井さん。製作する際はある程度まとまった数を発注し、残りは予備パーツとしてストックされている。

コミュニケーションプラザ

「過去・現在・未来」と「コミュニケーション」をキーワードにしたヤマハ発動機の企業ミュージアム。館内には最新モデルのほか、それぞれの時代を彩った市販車やヤマハファン垂涎のワークスレーサーなどが当時のままの姿でずらりと展示されている。3階にはソフトドリンクや軽食を楽しめるカフェスペースが用意されてるので、ツーリングついでに立ち寄るのもおすすめだ。開館日などの詳細は下記リンクより。

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