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Vol.5 信濃路・ブルーベリーと俳句に触れる旅

モーターサイクル・デ・フレンチ ツーリングで全国食材探しの旅

2005年8月 取材

日曜日はヒルマンの定休日

ボンジュール!“ヒルマン佐藤”です。
蒸し暑い!ヒルマンの狭い調理場はとても暑いのです。オーブンやらコンロの火の熱、おまけに七厘で炭までおこしているので暑いのなんの!たまったものではありません。涼しい所に行きたいな~~~。てことで、今回はブルーベリーを求めて北信州・信濃村へ。俳句で有名な小林一茶の記念館にも行きたかったので、立ち寄ってきました。題して!『信濃路・ブルーベリーと俳句に触れる旅』ちょっと知的なタイトルですが、さてさて、実際のところはどうなんでしょう???

早朝6時、当店ヒルマンを出発!いい天気。こりゃ暑くなりそうだ…。とりあえず、浜松西ICを目指します。今回の相棒は、TMAX。スクーターの形をした、スポーツバイクだ。マイナーチェンジし進化したTMAXどんな走りを楽しませてくれるのか!しかし、以前少し試乗しただけだから、違いはよくわかんないけどね…。とりあえず、タコメーターが新しく装備されているのはすぐ分かりました。エンジンの状態が分かるのは良いですね。

バイク用ETC、早く出来るといいなー

それでは、東名高速で名古屋方面に走り出します。軽快!ケイカイ!排気量が500ccもあるから、さすがに余裕がある。これなら高速道路は楽にこなせるぞ~。途中、今年開通したばかりの東海環状自動車道で一気に中央道に。暑いので水分補給は大切なこと。マメに休憩を取りながら距離を伸ばします。

『ヤマハフリークな人』竹山邦彦さんのVMAXと。キマってます!

途中の恵那PAでVMAXの横に一人たたずむ紳士を発見!声をかけると、中津川ICまで仲間の”名古屋EAGLES”と待ち合わせて361号線高根第一ダム付近の塩沢温泉に浸かりにいくという。紳士の名前は竹山邦彦さん。ヤマハのジャケットといい、自分らしさの出たVMAXといい、キマってます。竹山さんはヤマハを若い頃から乗り継いでいる“ヤマハな人”二年前にリターンライダーして、今欲しいバイクはR1と言うから、当時も今も相当の飛ばし屋と見た!快く撮影に応じてくださり、ありがとうございました。これからも良いバイクライフを!!

長野道に入り少しずつ涼しくなってきたような?気がするが、まだまだ暑い。快調に走り、上信越道へ。信濃町ICには6時間かからず着いてしまった。早いね!以前、一般道でトボトボ来た時は9時間ぐらいかかったな~。これなら日帰りも可能かもね。

一茶記念館に着きました。

高速を降り、まずは以前から気になっていた、『小林一茶記念館』に。信濃町ICから5分もかかりません。一茶の、庶民的で、飾らない、あたたかな句が私は好き。旅人でもある一茶の句は、旅人ライダーの私の心に響くものがあり、とても素敵です。見学終了後、私の旅のコレクションでもあるお目当ての手ぬぐいもお土産に買いました。

浸湿防水素材『サイバーテックスL』使用感は快適です

さあ!ここからが本命!ブルーベリーだ!地図で場所を確認。ブルーベリー農園も、信濃町ICから15分ぐらいと近いんです。野尻湖に来るのは7年ぶり。その時の食べたブルーベリーの美味さが忘れられなくて、タルトにして、たらふく食べたいと常々思っていたのです。

農園に行く途中、とうとう雨が。ワイズギアから提供頂いたカッパを着ましょう。これは着やすいし快適!さすがバイク用!雨の日が楽しくなるね。

野尻湖の南、針木池のほとりに農園はある

伊藤ブルーベリー農園に到着、気持ちよく迎えてくださったのが伊藤利定さん。話を聞いたら、なんと!バリバリのヤマハ乗りではないですか!AT90~YD125と始まり、現在は4年前に新車で購入したVMAXとチャッピー。スノーモビルもヤマハを乗り継いだ、生粋の“ヤマハ党”。
バイクやスノーモビルの話をしている時の伊藤さんの無邪気な表情がとても印象に残りました。バイクが好きなんですね~いやいや嬉しい限りです。今日はもう日も暮れるので、ここで、キャンプをさせてもらう事に。明日の朝、ブルーベリーを見学とVMAXを乗って来てくれるよう、約束をして。

静寂。一杯のコーヒー。あとは何もいらない

さて、伊藤さんも自宅に帰られ、私は日が暮れる前にとりあえずテントを設営し、コーヒーをおとします。静寂、誰もいない、贅沢な時間です。日は暮れましたが、時間もまだ早いし、高速ばかりだったし…いまいち走り足りないな。コーヒーを飲み終え、もう一走りすることにしましょう。野尻湖周遊道を一周したり、その他クルクル走り回ったり、食事をしたりで、2時間以上も走り回ってしまいました。だいぶTMAXにも慣れたし、楽しめた。眠たくなったので、テントに戻ると、水辺にホタルが数匹飛んでいた。いい感じだ。さあ寝よっと。
本日の走行距離490キロ

朝の気持ちのいい景色を見たいから、早起きをする

朝6時。目が覚めたと同時にテントの外に出る。いい所だ!本当に朝はきもちがいい!朝の散歩をしていると、遠くにバイクの音。伊藤さんのVMAXだ!オ~ッ!ピカピカだ!大事にしてるんですね~。では早速、農園を案内して頂きましょうか。

伊藤ブルーベリー農園は、昭和47年に開園した歴史のある農園です。この畑だけで45品種育てているそうで、全国でも珍しい品種も多いとのこと。酸性の火山灰土壌で標高約700mの寒冷地。北部ハイブッシュ系の品種を栽培するのに適しているのだそうです。畑には大量の樹皮マルチが敷き詰められています。防草効果と保水性がもの凄くあるから、水まきをしなくてもいいんだそうだ。肥料にもなるし、素晴らしいね。

生のブルーべリーが持つ、味と香りは格別です

さて、ブルーベリーはと言うと…あるある!伊藤さんの説明を受けながら食べまくり。スパータン、コリンズ、ブルーレイ、ブルーヘブン、ランコーカスetc…。粒の大きさ、味、香りも様々。料理人としてお恥ずかしい話ですが、今まで私が食べたり、店で使った物は、ただ単純に“ブルーベリー”でしかなく、品種が何かは全く意識していませんでした(品種があるのは知っていましたが、表示もないし)。もちろん、一度にこんなたくさんの品種を食べるのは初めて。単純にそれぞれしっかり個性がある事が認識出来ました。同時に、品種によって、料理やお菓子に合う物と合わないものを感じることが出来たのは、よい収穫です。

たくさん採れたぞー!!

出荷するときには、いろいろな種類を混ぜて出しているそうですが、味のバランスが取れていて、生食や加工するのにはいいんじゃないかな。当たり前だけど、マフィンなどには、中~小粒の味の濃いタイプを使いたいね。

作ってきたカスタードクリームを仕上げます

さて、以前からの私の夢だった“ブルーベリーのタルトを作り食べる”を、やりますか。タルトの台はお店で焼いてきたので、カスタードクリームを仕上げ、ブルーベリーをのせれば出来上がり!いただきま~す!!パクッ…。うまい!生きてて、良かった(涙)。すべてに満足。伊藤さん、ありがとうございました!これから収穫本番ですが、皆さんガンバッテ!それから伊藤さんからも一言。「バイク乗りの皆さん、“ぶるベー狩り”に是非来てください」との事。“ヒルマン佐藤”も一押しです!

野尻湖はウォータースポーツが盛んです

農園を後にし、野尻湖を見に行きましょう。良い所だ。別荘を持つならここが良いね。誰か買ったら、招待してくださいな。料理なら作りますよ!
その後は、黒姫高原に軽く走りに。昨夜TMAXにはだいぶ慣れました。着座位置をスポーツモードにして、重量配分が良いので、オートマチックであることを除けば、ハンドリングはスポーツバイクそのもの。ダブルディスクになったフロントブレーキもよく利くし、とてもコントロールしやすい。
さらにバンク角もあるから、キビキビ走れて気持ちがいい。なるほど、これはスポーツ出来ます。

来年も食べにいきたいなと考えながら走っています

帰りは信濃町ICからノンストップで真っすぐ帰ったのでした。帰りの方が、アントシアニン色素(ブルーベリーに含まれる目に良いと言われる成分)のおかげで、視力があがったように感じた(ホントだよ。)
本日の走行距離420キロ

"ヒルマン佐藤"シェフの
これは覚えておくベシ!

◆ブルーベリーとは
ブルーベリーの加工品は、日本では法律で医薬品として認められないのですが、世界中でその薬用効果は認められています。
フランスでは1964年から医薬品として認められていて、当時、空軍で視力に効果がある、『アントシアニン色素』の研究実験などで高い評価を受けているほどです。日本でも目に良いということで、最近知られるようになってきましたよね。

◆美味しい食べ方
生で食べるのが一番!生で食べた事のない人も多いのでは?家庭でしたら、バニラのアイスクリームにたっぷりのブルーベリーを乗せると相性もいいし美味しいよ。
冷凍にしてもひと月はもつし、アントシアニンの効果は変わらないから、私はヨーグルトに入れて食べています。
肉料理にも合いますので使ってみてください。

◆相性の良いワイン
クリームチーズなどにブルーベリーをたくさん添えて、ブルーベリーで作ったワインと合わせましょうか。

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