YAMAHA
伊勢湾フェリー。
朝一番の便のはずが、時計は15時を指してる……。

Motorcycle de French フレンチの達人 ヤマハモーターサイクルで食材探しの旅

Vol.45 ぶらり一人旅 九州その1 〜しまなみ海道・阿蘇編〜

◆ 1日目 その2

伊良湖のフェリー乗り場に無事到着。
フェリーの待ち時間にふと見ると、私と同じように
旅支度の小排気量バイクが。
そのオーナーとおぼしき年配の男性に話しかけてみた。
聞けば、松本から来て四国のお遍路48カ所を
すべて回るのだとか。
さらに、お年を聞いてビックリ!なんと84歳!
男性は鳥羽に宿を取ってあり、私と同じルートで
和歌山に入るそうだ。
私が「夜走りで和歌山まで向うんです」と言うと、
「若いもんは凄いな〜!」と一言。
「いえいえ、そのお歳で旅するおじさんこそ
 凄いですよ」と返しながら、
ふと、私は84才までバイクに跨っていられるの
だろうかと考えてしまった……。
伊良湖から鳥羽までのフェリーでの1時間、
しっかり仮眠をとって気分もスッキリ!
和歌山港を目指す。

すっかり辺りは暗くなってしまったが、
目標の和歌山目指し、ひたすら走る。
時刻は19時。と、私の腹時計が鳴った。
まだまだ先は長い。
このルートは数時間も田舎道が続くから、今を逃すと
まともな食事にはありつけそうにもない。
と思っていたら食事処の明かりが見えた。
『食事処おざき』に、迷わず立ち寄る。
味噌煮込みうどん定食を注文し、急須で出された
お茶を飲む。美味い!
この土地も『飯高茶』が有名なお茶どころ、
嬉しくなるほど美味しい。
もちろん料理も良いお味。
食事しながら、お店の大将と旅の話や料理の話など、
なかなか実のある楽しい時間を過ごせた。
帰り際、大将が夜食にでもと、熊野地方の郷土料理
『めはり寿司』と『飯高茶』を持たせてくれた。
気遣いが嬉しい。
こんなとき、再確認するのだ。
人生は別れと出逢いの連続だが
「やっぱり旅の出会いは素晴らしい」と。

余韻に浸りながら再び『GEAR』を走らせた。
松坂市(旧飯南郡飯高町)から奈良吉野へ抜ける
高見峠越えは、もの凄く寒かった。気温は6度!
5月のツーリングは冬の装備も必要なのである。
和歌山港に着いたのは、深夜12時。
今日の便は既に終了。
近くのファミレスでコーヒーを飲みながら、
2時40分の始発まで時間をつぶす。
待つこと2時間強、南海フェリーに乗り込むなり
寝る準備。徳島までの約2時間、睡眠は重要だ!
床につくかつかないか、2秒で深い眠りについた。

本日の走行291km

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