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初夏の日差しが心地いい。今日は最高だ!

Motorcycle de French フレンチの達人 ヤマハモーターサイクルで食材探しの旅

Vol.48 初夏の風とSR、蔵人の魂に触れる旅

当日は、朝から気分が良かった。
雲一つない青空と、朝の日差しに輝く
ディープレッドの新型『SR』。
こいつとツーリングなのだと思うと、
無意識に顔がニヤけてしまう♪
F.I.(フューエルインジェクション)になった
『SR』に乗るのは初体験。とても楽しみである!
今回目指す、静岡県掛川市大須賀(旧大須賀町)にある
『栄醤油』さんは、寛政七年(江戸時代)の創業以来、
古式木桶による丸大豆を使用した天然醸造で
本物の醤油を造り続けている、ありがたいお店。
大須賀は、徳川家康が築城した「横須賀城」を
中心に栄えた城下町。
徳川・武田両軍が天下をかけて戦った「高天神の合戦」、
その最前線だった場所でもある。
今では城跡が残るのみだが、300年もの間、
南遠州の中心地として栄え、その歴史が息づいている。
古い町並みには、歴史ある酒蔵・味噌蔵などが点在し、
昭和レトロな看板などもあって、
まるで屋根のない博物館のよう。
そんな町にある『栄醤油』さんまでは、
私のお店『カジュアルフレンチ・ヒルマン』から
バイクで1時間ほどだから、
今回は気軽なお散歩ツーリングといった感じ。
さぁ身支度を整え、いざ出発!

『SR』と言えば、キックスタート!
儀式のように一連の流れでキックを踏み込むと、
やさしく、そして力強くエンジンは目覚めた。
F.I.になりチョークを引く行為が消えたものの、
何も変わらない印象だ。

私にとって『SR』は想い入れのあるバイクで、
いままで2台を乗り継いだ。
'83 SR400SPは峠仕様、'85 SR400はほぼノーマルで、
雨が降ろうが何だろうが、通勤からツーリングまで、
『SR』を乗りたおした。
その生活は実に楽しかったことを思い出す。
それだけに、2008年30周年モデルを最後に
生産が終了したときは、かなりのショックを受けた。
そして2010年、新型『SR』が発表されると聞き、
それはもううれしかった。
どんな『SR』が登場するのか、
私なりに新しいスタイルの『SR』を期待し、想像し、
発売をワクワクして待っていた。
そんな妄想がふくらむ中で、
新型『SR』を見たものだから、正直、
以前と変わらぬスタイルに、一瞬複雑な思いを抱いた。
しかし、改めて “変わらぬ”『SR』の姿を
見つめ直しているうち、
「これって凄いことだよな。
やっぱり『SR』はこの形なんだよ♪」と、
じんわり安堵とうれしさがこみ上げて来たのだ。

そして今回のツーリングで
初めて新型『SR』に触れてみて、
何の違和感もなく走り出したことに、
またうれしさを感じた。
ファーストインプレッションは、クラッチが軽い、
シフトがスムーズ、ニュートラルが出しやすいなど
全体的にソフトになったなということ。
F.I.のおかげか、低速域の力強さや安定感があり、
トコトコ走ったり市街地での取り回しの良さは、
今まで以上ではないだろうか。
それプラス、ひとたびアクセルをひねればスムーズに
力強く回るエンジン。
今回は走れなかったが高速道路走行も期待できるね。

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