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Vol.49 番外編 SEROW a GO-GO 〜雨の林道ツーリングと、夏のアウトドアクッキングのすすめ〜

モーターサイクル・デ・フレンチ ツーリングで全国食材探しの旅

2010年6月 取材

柔らかに白く煙る景色。静けさの中に『SEROW』の優しい排気音だけが静かに響く。

【雨の林道走行も楽しい】梅雨まっただ中、低く重い空にシトシト降り続く。雨また雨。
今日はツーリングはやめにしてDVDでも見ますか?いえいえ、出かけないなんてもったいない!雨だからこそ見ることのできる風景、感じられる情景、輝く命の発見があります。テレビや雑誌では伝えることができない空気や匂い、気やエネルギーがそこにはあるんです。だからこそ森へ、林道へ、さぁ!走り出しましょう。

雨に濡れた木々に下草、しょぼくれていたさまざまな苔が目一杯水を吸い、元気に上を向く。しっとりとした岩肌に大木からしたたる雨粒が宝石のよう。雨だからこそ森や山は輝き、優しく力強く生命があふれる。雨で締まった林道は思いのほか走りやすい。ステップから伝わる柔らかな感覚こそが楽しいのである!

YAR04サイバーテックスIII+Sは耐水圧25,000mm/c㎡、 透湿8,000g/㎡/24h(共に初期値)+超撥水とハイスペック。 首廻りネオプレーン素材を使用し、フィット感抜群。

でも、雨をしっかり楽しむには、やはり装備は重要。バイク旅人 “ヒルマン佐藤”といえど、20代前半のころは、雨のツーリングでの苦い経験も数知れず。
ゴミ袋をかぶって走ったり、ゴム引きの安いカッパを着たりしていたもんです。当然、安カッパの中は蒸れ蒸れ、結露と汗でびちゃびちゃ、カッパの効果は全くと言っていいほどない、ずぶ濡れの状態。それでキャンプして、翌朝も湿ったウエアーを着込み、水のたまったブーツに足を入れる……こんなの最悪だと思うけど、やっていたんだよな……。しかも翌朝も雨だと、走るのがイヤで昼過ぎまでふて寝を決め込んだこともあったっけ。これじゃあ楽しいツーリングも台無しって体験を何度もしながら学び(悔い改め?)、装備を見直すようになり、雨のツーリングが楽しくなっていった。そのとき初めて体感した快適さと嬉しさは、今でも忘れられない。

そんな私が去年の九州ツーリングで使い、現在も愛用するワイズギアのレインウエアー『サイバーテックスIII』に、この度なんと、さらに進化した『YAR04サイバーテックスIII+S』が登場したという。これは試さねばと、今回、着用させていただいた。“+S”の意味する所は超撥水加工。ウエアーの上で水滴が踊るほどの絶大な撥水効果♪3レイヤーだから、なにしろ着心地が凄く良い。バイク用のレインウエアーとしての基本性能(立体裁断、ばたつき防止)は当たり前、今回の『YAR04』は耐久性の向上でさらに使いやすくなっている。また、細かな所に気配りが施されているところもさすが。
特に気に入ったのが、“EZファスナー”。通常上から差し込むのがファスナーの定石だったが、このファスナーは横からも差し込める!これは便利だ。そのほか、ストラップの質か上がったり、背中のロゴが手の込んだ刺繍であったり、すべてにおいてワンランク上の仕上がりになっている。しかしながらコストパフォーマンスが素晴らしいのがこのモデルの魅力。価格以上の性能に必ず満足するはず!

『SEROW250 25th Anniversary Special』は、現行の2010年モデルをベースに、 水圧転写による「Realtree® AP HD™」パターンを フロントフェンダー、タンクカバー、サイドカバーに施した。

さて今回のツーリングの相棒は、木の葉や枝を3Dイメージにした絵柄で知られる『Realtree® AP HD™(リアルツリー)』パターンを施した25周年記念モデル『SEROW250 25th Anniversary Special』。2010年5月21日にリリースされた『SEROW 25thモデル』をお借りして、私の行きつけの林道へバイクトレッキング。バイクに合わせて、ウエアーも米軍のカモフラージュ柄ミリタリージャケットをチョイス。ヘルメットはオフロードツーリングの原点を見直した3Wayシステムヘルメット『GIBSON XIII』マットグレーのこのヘルメット、カラーリングがメチャクールだ!もちろんかぶり心地も抜群。クルーマックス採用で洗える内装(!)の機能は、汗をかくオフロード走行が多い私にはありがたいかぎりだ。

※25th Anniversary Specialは2010年7月1日より 発売されます。  同年11月末までの受注期間限定モデルです。

昨夜はひどく雨が降ったが、今朝は小雨がぱらつく程度の梅雨らしい曇り空。完璧な装備で、いざ出発!クネクネ曲がるアスファルト峠道を『SEROW250』はスルリスルリとこなしてゆく。しっとりとした山の空気と静寂が心地いい。私“ヒルマン佐藤“は『SEROW』の大ファン。長く乗っている愛車の『SEROW』は、1989年式でセルスターターが付いた最初のモデル。フォレストグリーンのカラーリングが特にお気に入りだ。過ごしてきた時間が多いせいか、私的には色も形も一番『SEROW』らしさを感じるモデル。かなりくたびれているものの、手放せない一台となっている。

250としてリリースされて5年。 すでに乗り倒し、また新車の『SEROW』に乗り換えるという強者の話も聞こえてきた。 225の時と同じ『SEROW』が『SEROW』である証だね。

『SEROW250』は2005年のリリース直後、北海道を6日間2000キロの旅を心底楽しませてもらった、思い出深いモデルだ。
そしてあれから5年。今回はさらに進化した『SEROW』を、しかもアニバーサリーモデルで、のんびり林道を楽しむ。私の愛車・古いセローも大好きだが、さすがに乗り比べると(特にオフロードでは)私のセローがいかに古い車両かを感じる(21年前の車両だからね~)。旧モデルの250と比べても違いがハッキリ分かるね。確実に進化しているのだ。まずは何と言っても全体に増したトルクやパワー感。これは誰でもアクセルをあけたとたんに感じるんじゃないかな。直進安定性も増し、一般道ではもちろん林道走行ではより体感できる。なんと言うか、気持ちがいいのだ。良い感じについて来る、と言うイメージ。F.I.になってこうも変わるのか?!と、正直ビックリした。アスファルトでは感じづらい感覚が、林道走行に入るととてもよく分かる。フィーリングが良くなったのだ。(こう感じさせる技術とつくり込みに敬意を表したい!)

簡単に言うと、速い・スムーズ・安心・ねばる・登れる・行けちゃう、「楽しい、ウレシイ、大好き!!」みたいな感じかな♪我が家には初期型『トリッカー』もあるのだが、F.I.モデルの『トリッカー』もこんな感じに進化しているなら、そっちも興味あるなぁ~。しかしながら、すっごい私好みのカモフラージュ『SEROW』。そのグラフィックの美しさと『SEROW』との相性は、今までのカラーリングの中で一番好きだ!街や山、旅に通勤、さまざまなシーンでこの『SEROW』が見られるのがとても楽しみに思えてならない。

25周年おめでとう『SEROW』!今までも、これからも「SEROW a GO-GO!」

ヒルマン佐藤のお料理教室
【夏のアウトドアクッキングのすすめ】

自然の中で食べる食事はホントおいしいですね!今日は夏向きのアウトドア料理をお伝えしましょう。美味しいものを少しずつのスタイル、バスク地方のピンチョスを中心にニース風サラダ、冷たいトマトのスープう~ん夏っぽいなぁ~、どれも美味しいですよ~。バリバリ食べて、元気になって、夏バテにならないようにしましょう。皆で作ると楽しい料理のスタイルだから、ぜひワイワイ楽しくやってください。

サラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ)

ニース風サラダはいろいろな野菜を取り混ぜた 南フランスのコンビネーションサラダです。 ゆで卵やジャガイモ、アンチョビ、ツナ、オリーブ、 トマトインゲン豆などが定番、ドレッシングに ハーブやニンニクを効かせてもおいしいですよ。

材料

  • サニーレタス(水にさらしパリッとさせ、出来るだけ余分な水分を除去する)
  • ゆで卵 クシ切り1/4又は1/2
  • 茹でたジャガイモ 乱切り
  • 黒オリーブ 厚めスライス
  • トマト クシ切り
  • ツナ缶
  • アンチョビ
  • 茹でたインゲン豆
  • ドレッシング
    (赤ワインビネガー大さじ1、オリーブオイル50ccに塩コショウを加え、よく混ぜる。お好みでワインビネガーを強くする)

トマトの冷製スープ

夏です。 冷たいスープの喉ごしが気持ちいい季節です。基本は、蒸したトマトと生クリームだけの簡単、美味しい冷製スープ。加熱することで酸味と旨味が増し、普通のトマトで十分おいしく仕上がります。できれば、よく熟して甘みと酸味のバランスが良いトマトを選んでください。

材料

  • トマト中玉 5個位
  • 生クリーム 200cc~300ccほど
  • カイエンペッパー少々(なくても可)

8種類のピンチョス

ピンチョスとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方の郷土料理。ピンチョとは串のことで、フランスパンにいろんな具をのせた料理や、串で刺した料理を指します。定番スタイルの料理もありますが、自由な発想で好きなものをのせて食べてください。思いっきり作り込んで高級感を出しても良いし、冷蔵庫の残り物をアレンジしたり、カレーなどをのせてもおいしいですよ。量や種類もお好み次第。気軽に作ってください。キャンプツーリングでお泊まりなら、 バスク地方発祥のシードル(リンゴの発泡酒)を合わせたいですね。まさに夏のアウトドアパーティーです。
※フランスパンの薄切りは直火で炙ったり、フライパンで弱火にかけパリッとするまで焼くと美味しくなります。

作り方

1)生ハムとフルーツ
定番中の定番。フルーツは甘みのしっかりしたタイプがいいですね。マンゴー、パパイヤ、メロンなどがおすすめ。

2)海老とアボガドのマヨネーズ和え
アボガドとエビやカニの甲殻類の組み合わせも定番。わさびに醤油でもOK!

3)タコのマリネ
パプリカパウダー、チリパウダー、オリーブオイルでマリネするスペイン料理のタコのガルシア風、スパーの茹でタコを使えば簡単です。(これは前日に仕込んでおきましょう。)マリネするときに、ピンクペッパー、玉葱、ハーブ(ディル、セルフィーユ)をアクセントに使っています。

4)茄子の素焼き
少し厚めに切り、オリーブオイルでゆっくり焼いた茄子。シンプルで最高!余分なことはせず、塩だけで幸せな味。

5)マッシュルームのグリーンバター焼き
マッシュルームの茎を取り除き、バター、ニンニク、玉葱、パセリを少々加えたグリーンバターを乗せてフライパンでゆっくり焼く。バターに火が入れば完成

6)スクランブルエッグとトマト
フライパンにバターを熱し、お好みの火の入れ具合でスクランブルエッグを作る(私は少しゆるい位が卵の甘みがして好きです)。小さく切ったトマトをのせ完成。

7)広島カキのスモークマリネ
グルメな仲間に紹介された『広島のカキのスモークマリネ』。携帯性・保存性に優れた缶詰をアウトドアで利用しない手はない。良いものをチョイスができることが大切だね。

8)チョコレートと黒胡椒とオレンジ
もちろんデザートも作りましょう!オレンジとチョコレートの相性は抜群、粗挽きの黒胡椒と塩で大人の味に♪チョコレートはナイフの背などで削ると口溶けが良くなります。これ美味しいから絶対に作ってね!

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