YAMAHA
これが立体式塩田。
きらきらと太陽に照らされながら海水がしたたる。

Motorcycle de French フレンチの達人 ヤマハモーターサイクルで食材探しの旅

Vol.50 男が熱い!塩がうまい!『R1』で行く夏の九州

早速、工房を案内して頂き、
塩ができるまでの手順を教えてもらった。

『またいちの塩』の原料となる海水は、
玄界灘の内海と外海がちょうどぶつかり合い、
山と海の豊富なミネラルが混ざり合う
この場所・福ノ浦の恵み。
この海水を、海がきれいな日に地下タンクへと
くみ上げる。
くみ上げた海水は、塩田に吊されたたくさんの
竹の上からゆっくり伝わせて、太陽と風の力だけで
濃度を上げてゆく。
これを繰り返し、3%だった海水の濃度を
13%くらいまで上げるのだそう。
この作業は、天気が良ければ1週間、
悪いとひと月かかってしまう場合もあるとか。

次に、濃度の上がった海水を鉄の大きな平釜に移し、
薪で火を焚いて2日間、
一定の温度を保ちながらスープを作るように
ゆっくり時間をかけ煮詰めてゆく。
このとき、アクをすくい、
雑味や不味になるものを取り除く。

さらに小釜で1日煮詰め、
1日かけて結晶した塩を掬い上げて行くのだが、
この作業中の火加減は特に重要。
強すぎれば粒の大きな塩辛い塩になり、
弱いと苦みが出てしまうのだそう。
掬った塩は杉の樽で1日寝かせて、
にがりと塩を分離させる。
これは杉の樽だからなせる技で、
プラスチックではダメなのだそうだ。

最期に、寝かせ終わった塩を遠心分離機で処理し、
工房とは別の作業所で小さな不純物を除去。
これがまた細かい作業で、しかも、すべて
ピンセットなどを使った手作業というから、大変。

これだけ自然の力と人の力を使って
丁寧に丁寧に作られた塩は、
袋詰めされてようやく私たちの手元に届くわけ。
作り始めてから完成まで3週間から1ヶ月。
う〜ん、これは料理を作るのと一緒だね。

※サムネイルをクリックすると
 拡大画像がご覧頂けます。
前ページ 次ページ

COPYRIGHT © 2010 YAMAHA MOTOR CO., LTD. All Rights Reserved.
COPYRIGHT © 2010 YAMAHA MOTORCYCLE SALES JAPAN CO., LTD. All Rights Reserved.