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唸る美味しさ。鯛の宝楽焼きは淡路島の伝統料理、漁師の浜料理だ。

Motorcycle De French フレンチの達人 ヤマハモーターサイクルで食材探しの旅

Vol.54 初夏の口福、淡路の食材宝箱を開けた旅 その2

ご褒美みたいな、きれいな夕焼け。
そして鳴門海峡の潮の香りを楽しんだ後は、
今回お世話になる宿『旅館いび』に戻り、
温泉で汗を流す。
私好みの泉質でお肌がツルツルになり、
体の芯まで温まった。

風呂上がりに待っていたのは、
念願の"鳴門海峡の海の幸づくし"の夕食♪
テーブルにどんと舟盛り!数々の海の幸!凄い量だ。
その中でも、シーズン初頭のハモ料理が一番のお楽しみ。
淡路島のハモは骨も皮も柔らかく、
身に甘味がある一級品。
その味は、300年も昔から料理人達をうならせてきた。
ハモはウナギ目ハモ科に分類される魚で、
春は外海から淡路島沿岸に回遊し、
海底の泥質を住処にしている。
これから夏の産卵に向けて
活発にえさを食べるため脂がのり、
美味しさがさらに増していく。
特にこの地域の主な漁場である沼島近海は、
独特の地形から生まれる早い潮流で海底でも
水が澱むことなく流れ、餌となる甲殻類や魚たちが
豊富に集まる。
この特別で、恵まれた環境が、最高のハモを育てるのだ。
京都や大阪では夏の高級魚としてあまりにも有名で、
もてはやされているハモ。
けれどハモの本場と言われる淡路島では、
新玉葱を使った“ハモすき鍋”が夏の滋養食として
食卓に並ぶ、庶民の味なのだそうだ。
湯引き、天ぷらもうまかったが、
“ハモすき鍋”は淡路の新玉の味の良さも相まって、
絶品の美味しさだった。
リクエストしておいてよかった!

満腹。満腹。もう食べられない。ホント美味しかった。
幸せだ〜。
あまりにも沢山食べたので、
食後の運動を兼ねて港までお散歩。
月明かりもなく、あまりにも静かな闇夜に、
自分の足音だけが辺りに響く。
こんな状況でも海くらいは分かりそうなものだが、
何も見えない。
と思ったら、目の前に大きな堤防が現れた。
なるほど、見えない訳だ。
堤防の上に立ってしばらくすると暗闇に目も慣れ、
ゆらゆら柔らかな水面の先に
大鳴門橋を望むことができた。
夜風と静寂が心地いい♪
ふとしたこんな一瞬が、私の旅の宝物になるのだ。
このままお天気が回復することを祈りながら宿に戻り、
就寝。おやすみなさいzzz……。

 
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