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開発ストーリー:セロー250

セロー250の開発ストーリーをご紹介します。

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ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部 プランニングデザイン部
太田 晴美さん

SEROW250 FINAL EDITIONのカラーリング・デザイン企画を担当。
「オフロードが大好きで、自身でもSEROW250とYZを所有しています。SEROWで林道ツーリングや日帰りツーリングにも出かけますので、オフロード全般のデザイン企画という今の仕事ができてすごく幸せです。」

原点回帰に今の時代感を取り込んだカラーとグラフィック

単機能に精鋭化されているモデルではなく、二輪二足で何にでも使える、マルチに使えるSEROW。SEROWがロングセラーモデルとしてご支持いただいている背景には、そんなSEROWならではのやさしさや、とっつきやすさのキャラクターを維持しながらも、各時代の社会的要請を受け入れ、ニーズに合わせて対応してきたことが挙げられると思います。カラーリングにおいても、お客さまがどんなシーンで楽しまれているのか、どんな使い方をされているのかを重視しながら、時代感をしっかり拾い上げるようにしています。

今回のSEROW250 FINAL EDITIONは、発売以来35年という節目の年であり、最終モデルですので、今のSEROWが生きている時代感を掛け合わせながら、特別感が出せるデザインにしようと考えました。そこで、SEROWを愛してくださっているSEROWファンの皆さんに感謝の気持ちを届けたいと、カラーリングコンセプトを“原点回帰”とし、初代の緑と赤のカラーリングを設定しました。

緑は、基本的に山の中にいるいわゆるSEROWのイメージ。赤は、初代の色を再現するということに重きを置きました。とは言え、単に初期型のカラーを採用したのではなく、今の時代感を反映するカラーリング・デザインに仕上げています。2020年モデルの今だからこそこのデザインとなったFINAL EDITIONです。

製造現場の協力あってこそ成し得たカラーフレーム
SEROW250 FINAL EDITIONの命であり魂である

2005年に250ccへとモデルチェンジした際、カラーフレームは非採用となりました。原点回帰するということは初代モデルのカラーフレームを復活させることであり、カラーフレームはまさにFINAL EDITIONの命であり魂とも言えるものです。とはいえ、カラーフレームを復活させるにあたってはものすごく苦労もありました。250ccへモデルチェンジした際にフレーム形状も変わりましたし製造過程も変わりました。工程もラインも何もかもが変わってしまっていたんです。その作業工程を一から見直し、できたものを確認し、トライ&エラーを繰り返しながら関係者と詰めてきました。FINAL EDITIONにとっていかにカラーフレームが大切かを製造技術担当者にも理解してもらい、協力してもらいながら色々なことにトライしました。

フレームに塗装を施すといっても、黒やシルバーは色々なモデルで使用しているのでやりやすさがあります。昨今カラーフレームを使わなくなってきていますし、今回の塗装工程はダブルコーティングのため塗膜の厚みも変わったりするので、とても難しいのです。部分的に色乗りが良くなかったり、厚く付き過ぎたり、バラつくことが多々ありました。そこを繊細に調整してもらってようやく完成にこぎつけたのです。

SEROWはダウンチューブのためフレームが車体下まで回っていてフレームに存在感があります。そのため今までは、黒やシルバーのフレームカラーでトーンを落とし、リムやグラフィックなどのカラーリングが目立つように仕立ててきましたが、今回は、逆にフレームに色をつけたことで、初期モデルのイメージを受け継ぎながらFINAL EDITIONならではの特別感をしっかりお届けできていると思います。

“SEROW“らしさを忘れないためのカモシカグラフィック

SEROWが誕生した1980年代、オンロード・オフロード共にハイスペック、パワー重視の単機能・先鋭型モデルが主流でした。また林道ツーリングがブームを迎え、大勢がハイパワーのオフロードモデルで林道に分け入るようになり、社会問題になったこともありました。
そんな課題に向き合い、SEROWは「ハイパワー重視でない」、「速く走らない」、「競わない」といった時代に逆行するようなコンセプトの下に誕生しました。「日本の自然を楽しむ」、そして「安全に遊ぶ」ことに焦点を置いていたことから、山深いところに住み、草木や木の芽を食べ、基本単独行動、時にペアで動くも群れず、他の動物に攻撃的でないヒマラヤカモシカ“SEROW”をモチーフに取り入れました。

SEROWのグラフィックもそれぞれの時代を象徴しています。初期型は造形を活かしたシンプルな「SEROW」グラフィックですが、FINAL EDITIONではタンクからシートにかけての山形のフローラインに合わせたグラフィックを採用しています。また、ホワイト/レッド車では、現代の先進感を感じさせるスパイスとして、ブルーのラインを少し取り入れるなど、従来からのSEROWファンのお客さまだけではなく、これからSEROWに乗っていただくお客さまにも受け入れていただけるようなデザインを心掛けました。
「原点回帰」と「今の時代感」という一見相反するコンセプトを掛け合わせたカラーリングにご注目ください。


ヤマハモーターエンジニアリング株式会社 事業開発部
杉山 和弘さん

2018年モデルからSEROW開発プロジェクトリーダーを務める。
「二輪免許を取って初めて買ったバイクがSEROWです。当時は毎週のように山の方に走りに行くなどSEROWを楽しんでいました。まさか十数年後にそのSEROWの開発に携わるようになるとは。感慨深いものがあります。」

35年ロングセラーの秘訣
いつでもどこでも相棒のような存在感

SEROWの一番の魅力は「どんなフィールドでも、どんな方でも乗って楽しんでいただける多様性」ではないでしょうか。

エンジンの低中速のトルクフルな特性を活かし、オフロードでは様々な障害物を乗り越えることができますし、バランスを崩しても立て直せる安心感があります。車体も軽くて、シート高が低く細身でもあるので足つきに優れています。重心もライダーに近く、二輪二足で四つ足のように車両を扱えるということから、初心者から上級者の方まで安心して楽しんでいただけます。扱いやすさから、オフロードだけでなく街乗りやツーリングなど様々な使い方もできます。そんな多様性をもったSEROWだからこそSEROWは乗る方にとって相棒のような存在として35年もの長きにわたって愛していただけているのではないかと思っています。

実は私自身、初めて乗ったバイクがSEROWです。SEROWで山に出かけて、自然の中で佇んでいるSEROWを眺めているだけでも絵になる。乗るだけでなく、一緒に佇むことができる、まさしく相棒ですね。

またSEROWは、消防や災害救助などの現場でも活躍しています。「赤バイ」の愛称で知られる「消防活動二輪車」や「災害救援活動二輪車」のベース車両に使われており、そのような緊急時の現場で活躍されている方々にとっても頼れる存在となっています。

排ガス規制に対応しながら、SEROWファンの期待に応える難しさ

私がSEROWの開発に携わったのは、2018年の排出ガス規制対応のモデルからでした。
排出ガス規制に対応するためには、混合気中の燃料を薄くするのですが、それによりどうしてもSEROWの大きな魅力である低速から中速までのトルクフルな性能が落ちてしまうんです。先行開発の段階で、排出ガス規制への適合とドライバビリティの検証を行っていましたが、それを商品化する段階でSEROWらしさを維持するのが最大の課題でした。

トルクフルな性能が落ちてしまうことに関しては、カムプロフィールや圧縮比などエンジン本体に変更を加えて出力を上げました。しかし、出力を上げたことで熱条件も厳しくなるため、エンジンの信頼性を確保しながら、元々のSEROWらしい乗り味を取り戻すためのセッティングを行うことが、この開発では重要なポイントでした。ヤマハ社内にも、SEROWに対して熱い想いを持ったSEROWファン、SEROWオーナーがたくさんいて開発初期のセッティングを確認する場面では厳しい声や改良に向けての助言なども多くいただきました。そのような期待に応えるために、細やかな改良を重ねようやく作り上げたのが今のSEROW250です。

変わらないSEROWの中にも深化を

開発目標は「排出ガス規制に対応しながらもSEROWらしさを維持すること」でしたが、以前に比べてオフロードだけでなく、オンロード走行を中心に使われているお客さまも多くなっていることがうかがえました。そのようなお客さまの変化に合わせ、オフロードではこれまでのSEROWの魅力を維持しながら、オンロードではよりスロットルレスポンスが良く、低回転から高回転までスムーズに回転が上がっていくといった、これまで以上にオンロードで軽快に走れるような味付け、エンジンのセッティングを加えました。
お客さまのニーズに合わせて、改良を加え、より多くのお客さまに使っていただく。その深化を経たのが現在のSEROW250です。

FINAL EDITIONとしての質感

FINAL EDITIONでのカラーフレームの採用にあたっては、塗装の設備や工程が35年前とずいぶん異なり、開発当初は狙った色が出ず、苦労しました。これまで黒やシルバーなどのフレームでは浮き彫りにならなかった微細なムラも緑や赤に塗ることで浮き彫りとなり目に付いてしまいました。そこで、製造部門とデザイン部門、その他様々な部署の皆が一丸となり、時間をかけて改良を重ね、35年前とは違う最新の手法で以前と同じように美しいカラーフレームを再現しました。このカラーフレームだけでも十分にFINAL EDITIONに相応しい価値があるんじゃないかと思っています。

また一人のSEROWファンとして、SEROW250 FINAL EDITIONの開発に携わることができ光栄に感じています。熱い情熱を持ったファンの方が多くいるSEROWですので、プロジェクトメンバーもそういった方の想いも汲んで開発に取り組みました。SEROWならではの魅力、楽しさを実際に体感していた一人のユーザーとしても、SEROW250 FINAL EDITIONはすべての二輪ユーザーにオススメできるバイクに仕上がっていると自負しております。


ヤマハ発動機株式会社 PF車両技術統括部企画推進部
坂本 充さん

2005年の250ccモデルと2008年のFIモデルの車体設計プロジェクトチーフ(当時)、2015年の30周年記念モデルではプロジェクトリーダー(当時)を務める。
「225ccの頃からたくさんのファンがいるSEROW。250cc化してすでに15年経つのですが、今も変わらずSEROWというモデルを皆さんが愛してくれていて嬉しいです。」

当時の流行に逆行したコンセプトを持つSEROW
開発のスタートは実際の林道体験から

SEROWが生まれた当時、オンロードモデルは、レーサーレプリカ全盛期。オフロードモデルも同様に高出力でサスペンションのストロークも長くてシート高も高い、スペック至上主義のモデルが主流でした。そんな中、オートバイの楽しみ方はスピードだけではない、多様性に対応したモデルを開発しようというのがSEROWのベースです。3つのキーワード「競わない楽しみ」「日本の自然を楽しむ」「安全に遊ぶ」から成り、積極的に足をついて安全に、時にはエンジンを止めて自然を楽しむ、周りの景色を愛でる、そんな楽しみ方を提案するモデルでした。

実は、当時の開発目標には「走る」「曲がる」「止まる」と言ったバイクの基本要素に「転ぶ」というキーワードがプラスされています。ガード類やハンドルスタンディングについても、例え転んでも簡単に壊れないタフネスさも視野に開発が進められました。長年、二輪の開発に携わってきましたが、開発目標に「転ぶ」というキーワードが入れられることは、このSEROW以外見たことがないですね。

例え失敗したとしてもそれを仲間同士で助け合い、転んだら起こし、引き上げる。歩くスピードで走り、足をつきながら進んでいく。そこがSEROWの楽しいところです。とは言え、SEROWが生まれた1980年代当時はスペック至上主義。誰よりも速く、前に、という時代ですから、当時の開発者もSEROWのコンセプトを社内でも理解してもらうために苦労したと聞いています。

SEROWの開発コンセプトを社内で理解してもらうために、まずは関連部署の主要メンバーを誘い一緒に林道に分け入って、転んだり、押し上げたりという楽しみを共有したそうです。そして見晴らしの良い場所で、一杯のコーヒーを振る舞ったそうです。大自然の懐に抱かれ、心地よい疲れと達成感を味わう。そんな実体験を通じて、SEROWが目指している世界観、コンセプトに理解を示してもらえたという話を聞いています。

SEROWであり続けるためにあえてフルモデルチェンジ

排気量を225ccから250ccへとフルモデルチェンジした2005年当時、車体設計のプロジェクトチーフを務めました。この時点でSEROWは既に20年の歴史を持ち、モデルとしても完成の域にあったSEROW225に愛着を持つ方は社内外にたくさんいました。そんな中で、エンジンもフレームも全て変えてしまうということに関してはとても大きな決断が必要でした。とは言え、この先10年以上SEROWを続けていくことを想定すると、やはりエンジン排気量を軽二輪クラスの上限となる250ccに上げ、ゆくゆくはFI化も視野に、フレームを含めて変えていかなければならないというのが、1985年当時から開発に携わっていたメンバー含めた我々の総意でした。国内二輪市場が変化する中、250ccへと変更する時期として2005年は最適だったのです。

当時、車体設計の取り纏め役として一番の懸念事項は車両重量でした。軽さが特徴のモデルでしたので車両重量が増加することは避けたかったのが本音です。そこで物理的に車両重量は増えてしまうものの乗車するライダーの体感的に少しでも軽さを感じてもらえるような作り込みをすることに注力しました。例えば、フロントフォーク。SEROWは、正立式フロントフォークでアウターチューブが下にあるのですが、アウターチューブの下部をテーパー状にして軽量化を図りました。数字で言えば、わずか150g程度でしたが、フロントタイヤの追従性に貢献し、ハンドルを切った時にも感覚的な軽さにつながる重要なポイントでした。

またメーターもデジタル化しましたが、商品性向上に加え、これも実は軽量化のためでもありました。機械式メーターではホイールハブにメーターギアやワイヤーが付きますが、デジタルメーター化することでハンドル周りを軽量化することができます。250cc化によって装備重量で4kg増えましたが、細部まで気を配り、いくつもの小さな重量削減の積み重ねで、少しでも感覚的な重さを感じにくくする工夫を施しました。

さらに250cc化の際には、それまで機能性重視であったSEROWに豊かなデザイン性も融合させました。SEROW225から続くタンクからシートにかけてのしなやかなフォルムや躍動感のあるデザインは踏襲しつつ、SEROWのアイコンでもあるハンドルスタンディングやヘッドライトカバーにデザインを盛り込んだ形状を採用しました。250ccになって早15年ですが、とても15年前のデザインとは思えないほどに現代でも洗練されていると思います。

SEROWの変わらない魅力・マルチパーパス性
使い方はお客さま次第

225ccでも250ccでも、SEROWで目指したトレールモデルのコンセプトは、マルチパーパス性と普遍性です。SEROWらしい魅力とは、さまざまなお客さまの高い要求値に1台で応えられる真のマルチパーパスモデルであることだと思います。山の中に行くことも楽しいですし、街中で通勤に使っても非常に快適。ツーリングに使っても荷物をたくさん積むことができ便利。

ハンドル切れ角も大きさ、車両重量の軽さ、燃費の良さなどセローは多様性に応えられるだけの良さを持っています。そんな懐の深さこそが長く、幅広く皆さんに受け入れられている秘訣ではないかと思っています。ヤマハの社員もセローで通勤している人が多く、駐輪場にたくさんセローが停まっています。

また、排ガス規制や騒音規制などの時代の変化に伴う社会的な要求にも愚直に対応してきました。だからこそ、35年という長きにわたって多くのお客さまの支持を得られているのだと思っています。実は変わってきたのはSEROWではなく、お客さまの時代ごとのニーズであり、SEROWはそれをカバーしてきたに過ぎません。積載性と機能性を高める装備をプラスした「アクセサリーパッケージ TOURING SEROW」も、お客さまのニーズに応える一つの回答だと思います。お客さまの声に応えるということでは、1989年のセルスターターを搭載したSEROWもそのひとつです。セルを付けることでバッテリー容量も大きくなり重くなるのでキックスタートの方が軽さだけを見ると良いのですが、林道など足場の不安定な場所でスタックした時にキックで再始動するのは非常に大変ですからね。

SEROWは通勤からツーリング、山に入っても面白いし、オンロードでも素直なハンドリングでとても乗りやすい。懐が深く、どんなお客さまのニーズにも応えるモデルです。絶対的なパワーでは敵わない部分もありますが、それが逆にSEROWらしい楽しさに結びついている一面でもあります。

この度のSEROW250 FINAL EDITIONのベースとなった2018年モデルでは、エンジンの性能を落とすことなく2018年の排出ガス規制をクリアして環境対応を果たすことができました。見た目の品質も非常に良くなっています。原点回帰して山に入っていただいてもいいですし、北海道一周など、ツーリングに出かけていただいてもいいですね。どんな楽しみ方・使い方をするかはお客さま次第です。


ヤマハ発動機株式会社 MC戦略統括部商品戦略部
江口 誠彦さん

モーターサイクルの商品企画を担当。
「SEROW250はお客さま像が10数年にわたって変わらない珍しいモデルです。また、楽しみ方の一つの提案として“転んでも楽しいバイク”という稀有なコンセプトを持つ唯一無二のモデルです」

幅広い層に支持されつつも
キャンプツーリングなど遊びで使う人が増加傾向に

初心者からバイクをたくさん楽しまれてきたベテランの方まで、年齢層も幅広く、SEROWは本当に様々なお客さまに色々な使い方をしていただいているモデルです。昨今のキャンプツーリングの流行もあって、ここ数年オフロードモデルの需要が増えています。またオンロードを楽しまれてきた方が林道に出かけてみたりと新しいバイクの楽しみ方、遊び方を探求するお客さまの動向もあり、そうしたニーズに対してSEROWは非常に適したモデルだと思います。

またサスペンションが柔らかく、跨るとしっかりと車体が沈み込んで足がつきやすいのも特徴です。シート形状もスリムで素直に足を下ろせますし、車両重量が軽いので取り扱いやすいのも特徴です。この軽さと取り回しの良さ、そしてマイルドなエンジンパワーは、免許を取得したばかりの二輪初心者や女性にも支持されるポイントです。そうした扱いやすさは、大きなバイクをお持ちのお客さまにも魅力的なようで2台目のバイクにSEROWを選んでいただき、遊びを中心とした用途として購入いただくケースも多いです。

幅広いお客さまにおすすめできるFINAL EDITION

SEROWは林道やオフロードを気軽に楽しめるモデルとして開発され、その特徴を30年以上にわたって引継ぎ続けています。「変わらない良さ」が長くご支持いただいている秘訣だと思います。35年間の歴史の中で、排出ガスや騒音などの環境対応への配慮が必要となり、スタイリングの変更を余儀なくされてきましたが、SEROWを通じてヤマハがどんな価値をお客さまにお届けするかといった核になる部分は変えずに作り続けてきました。SEROW250 FINAL EDITIONにおいても、中低速時のトルク感やアクセル性能、取り回しの良さといったこれまで多くの方に親しんでいただいている部分を変えることなくしっかりと継承しています。

SEROWは、SEROWを乗り継いできたお客さま(セローイスト)に深く愛されているブランドです。SEROW250 FINAL EDITIONは、まずはそうした長くSEROWをご支持いただいているセローイストの方に、より良いものとしてお届けしたいです。

また、1985年の発売以来35年間支持され続けているモデルにも関わらず、SEROWのデザインは今でも古臭さを感じさせず洗練されたイメージのままです。このデザイン性の高さは、免許を取得したばかりの若年ライダーや新しく二輪にエントリーされる方にも響くのではないかと思います。

ですので、これからバイクライフを楽しもうとされるお客さまにSEROWの良さを積極的に届けていきたいですね。私自身、普段はオンロードバイクに乗っているのですが、時々遊びでSEROWに乗ることがあります。その時はいつも、オフ初心者でも扱いやすく楽しむことができる点が非常に良いバイクだなと実感していることから、新しいバイクの楽しみ方、面白さにチャレンジしたいと考えていらっしゃるオフロード入門者の方にも最適なんじゃないかと思っています。

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