日常を冒険に変えちゃう!BOLTベースのスクランブラー「SCR950」デビュー
- 2017年4月6日
こんにちは。ヤマハ発動機販売の荒木です。スクランブラースタイルをまとった新型Vツイン・スポーツモデル「SCR950 ABS(エスシーアール950 ABS)」と、人気のクルーザーモデル「BOLT ABS」「BOLT Rスペック ABS」の2017年モデルを発表しました。
まずは「SCR950 ABS」を紹介します。
↑「SCR950 ABS」ビビッドレッドカクテル1(レッド)
↑「SCR950 ABS」ダークブルーイッシュグレーメタリック8(グレー)
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スクランブラーモデルとはいかなるモデルか想像してみて下さい。かつて、オフロードとオンロードの境が曖昧な時代、バイクと言えば誰もが想像するようなスタンダードなスタイルに、幅の広いハンドルとアップフェンダーを装着するなどして土の匂いを散りばめたモデルが"スクランブラー"と呼ばれました。荒れた路面に屈しない強靱なフレームとサスペンションを持ち、オフロードでの走破性を徹底的に高めた現代のオフロードモデルからすれば心許なくも見えますが、しかしかつての猛者たちはそれで荒野を駆けたのです。
そんなスクランブラーモデルで、いま街やワインディングを流すと、今まで気がつかなかった景色や匂いや、温度の違う空気の層があることに気がつくはずです。幅広のハンドルとやや前方に位置するステップによって、自然と背筋が伸びるライディングポジションはライダーを緊張させないどころか、視界を広げ、見慣れた景色に埋もれていた小さな変化に気がつくようになるでしょう。また同時に、いままでエンジン回転計ばかりを気にして走っていたのに、エンジンの鼓動を感じ、右手をその鼓動に合わせるように動かしている自分に気がつくはずです。それこそがスクランブラーの魅力です。
いま私たちが考えるスクランブラーとは、古いオフロードバイクの総称ではありません。オフロードを走ることができるほどの懐の深さを持ちながら、胸を張り、視界を上げ、バイクで走る悦びを全身で感じようとする、新しいスタンダードバイクのカタチなのです。バイクで走る悦びは、どこにでもあります。街中、ワインディング、海岸線、裏路地、高速道路、オフロード......スクランブラーモデルは、そのすべての場所を堪能できるのです。「SCR950」は、そんなバイクを目指しました。
「SCR950」は、ライトウェイト・クルーザーモデル「BOLT」とエンジンやフレームを共通としながら、シートやリアサスペンションなどを装着するリアフレームを一新。また16インチから17インチへとリアタイヤのサイズを変更、ハンドル形状やステップ位置の変更などによって、軽く背筋を伸ばすようなオフロードバイク的なライディングポジションを採用しています。
さて、その「SCR950」とプラットフォームをともにするクルーザーモデル「BOLT ABS」「BOLT Rスペック ABS」の2017年モデルも紹介させて下さい。
↑「BOLT ABS」ブラックメタリックX (ブラック)
↑「BOLT Rスペック ABS」ダルレッドカクテルB (レッド)
↑「BOLT Rスペック ABS」ライトグレーメタリックB (グレー)
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2017年モデルの「BOLT ABS」はシンプルなグラフィックを採用した新色/ブラックを採用。新たにスポークホイールも装着しました。「BOLT Rスペック ABS」ではレッドとグレーで異なるグラフィックを採用しています。
また「BOLT」シリーズおよび「SCR950」のガソリンタンクには、溶接後の処理が目立たない"フランジレスタンク"を新たに採用。容量も1リットル増え13リットルとなりました。
いかがですか?ニューモデルの「SCR950」と、2017年モデルの「BOLT」シリーズ。是非注目して下さい。
- 2017年4月6日