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アドベンチャーの魅力を安心して存分に満喫いただくために、Ténéré700の特性を活かしたオーナーさん向けレッスン開催

2021年11月12日

みなさん、こんにちは ( ̄0 ̄)/。
YRA(ヤマハ ライディングアカデミー)事務局・加藤です。

「YSP(YAMAHA MOTORCYCLE SPORTS PLAZA)」

先日、西日本エリアのヤマハバイク専門店「YSP(YAMAHA MOTORCYCLE SPORTS PLAZA)」でアドベンチャーモデル「Ténéré700」を購入された方の中から希望者を対象に「Ténéré700オーナーさん向けYRAオフロードレッスン with YSP」を開催しました。
※写真撮影のため一時的にマスクを外しています(以下同)

Ténéré700

これはモデル特性をより深く理解した上で乗っていただき、より安全に、より楽しくTénéré700を愛用いただければと開催したものです。

さまざまなTénéré700オーナーさんにご参加いただきました

免許取得後初めて購入したバイクがTénéré700という方から、セローで林道などを楽しんできたオフロード経験のある方まで、さまざまなTénéré700オーナーさんにご参加いただきました。


レッスンは、通常のYRA オフロードレッスンの内容をベースに、Ténéré700ならではの特徴を活かした実践的なメニューを用意。どんなライディングノウハウを習得するとTénéré700の楽しさをより感じられるのか、インストラクター自らTénéré700に乗車し、この日のために準備してきたのでした。


【セローで基本レッスン!】
ご自身のTénéré700に乗ってレッスンする前に、セローでオフロードの基礎を習得します。

「Revストレッチ」で体をほぐします

まずは、ヤマハオリジナルストレッチ「Revストレッチ」で体をほぐします。

オフロードバイクに乗る際の基本姿勢を簡単に説明した

オフロードバイクに乗る際の基本姿勢を簡単に説明したところで

さまざまなTénéré700オーナーさんにご参加いただきました

早速、実践です。慣れない車両にちょっとぎこちなさが・・・。

さまざまなTénéré700オーナーさんにご参加いただきました

オフロード走行を楽しむのに欠かせないのが、リーンアウトとスタンディングの姿勢。
リーンアウトは車体の中心線よりもコーナーの外側に身体を置いた乗り方のこと。

もし後輪が滑り出しても車体のコントロールがしやすいリーンアウト姿勢を最初に習います

オフロード走行は滑りやすい路面を走ることが多いので、もし後輪が滑り出しても車体のコントロールがしやすいリーンアウト姿勢を最初に習います。

スタンディングスタイルのメリット

またスタンディングスタイルは、凸凹のオフロード路面で、路面からの衝撃をバイクのサスペンションプラス、肘、膝で吸収できますし、視界が広がるので、路面状況をいち早く読み取れるというメリットがあります。

Ténéré700の場合

実はTénéré700の場合、タンクが長いので、座ってハンドルを握るよりも、スタンディングの方が、ハンドルまでの距離が近くなって、ラクだったりします。

ブレーキングも今回のレッスンの重要なポイント

ブレーキングも今回のレッスンの重要なポイント。

安全な止まり方を繰り返し練習します

滑りやすい土の上で、前後ブレーキとエンジンブレーキを上手に使い、安全な止まり方を繰り返し練習します。

リアブレーキのみを使用する

リアブレーキのみを使用することで、故意にリアタイヤをロックさせて、バイクがどんな挙動になるのかも体験しました。

途中こまめに休憩も挟みながら、セローを使ったレッスンは続きます

途中こまめに休憩も挟みながら、セローを使ったレッスンは続きます。

上り・下りのレッスン

フラットな路面に馴染んできたところで、体重のかけ方や視線の送り方などを再度コースで確認しながら、上り・下りのレッスンです。

このバランスが難しい

登った先がどうなっているのか、分からないこともあるので慎重に、でも滑る斜面を駆け上がれるだけの勢いも大切です。このバランスが難しいのですよね。

マシンをしっかりコントロールします

下りは、惰性で走らず、マシンをしっかりコントロールします。

日頃からTénéré700に乗っているオーナーさん

日頃からTénéré700に乗っているオーナーさんなので、みなさん上手に乗りこなしていましたが、時折、自己流のクセも見受けられましたので、正しく安全な乗り方をインストラクターがアドバイスします。


【スペシャルなランチタイム!】

ランチタイム

上り・下りのレッスンを終えたところで、ランチタイム。
これまでのYRAでは、いくつかのグループに分かれて、みんなでワイワイ。お昼時間は、仲間づくりタイムでもあったのですが、今は黙食の時代・・・。

Ténéré700の開発プロジェクトリーダーを務めた白石さん

と、そんなさみしいランチタイムに、食事を終えた頃合いを見計らって登場したのが、Ténéré700の開発プロジェクトリーダーを務めた白石さん。Ténéré700が得意とするオフロードで、Ténéré700のオーナーさんがレッスンを受けると聞いて、ご自身も3時間半かけてTénéré700で駆けつけてくれたのです。

ざっくばらんにいろんなことをお話しいただきました

「イタリア人、日本人をはじめとする多国籍メンバーの多様性と情熱を活かして創り上げたモデル」などと、開発時の話題から、オーナーのみなさんからの自由な質問への回答まで、ざっくばらんにいろんなことをお話しいただきました。
短い休み時間が、さらにあっという間に過ぎ去って・・・。

セローでのレッスンのまとめとなる、コース走行

午後からは、セローでのレッスンのまとめとなる、コース走行です。
コースの難所は歩いて確認。あわせて攻略のポイントを丁寧にレクチャーします。

昼食を挟んでリフレッシュできたこともあって

昼食を挟んでリフレッシュできたこともあってか、


みなさん、調子良く走って行きます。

みなさん、調子良く走って行きます

時にはつまずくこともありますが、どうすると転んでしまうのかを体験できるのも、レッスンならでは!ですね。

どうすると転んでしまうのかを体験できるのも、レッスンならでは

【いよいよ愛車でコースイン!】
セローでのコース走行を終え、オフロードにだいぶ慣れてきたところで

オフロードにだいぶ慣れてきたところ

お待ちかね! みなさんの愛車Ténéré700での走行です!

事前にスタッフがミラーの取り外し

走行にあたっては事前にスタッフがミラーの取り外し(帰る時には、もちろんミラーは元どおりに)と

タイヤ空気圧の確認&調整をしました

タイヤ空気圧の確認&調整をしました。

セローで走り始めた朝の様子とは大違い

セローで走り始めた朝の様子とは大違い!

気持ち良さそうに走らせています

愛車に乗り換えて、みなさんなんだか伸び伸び、気持ち良さそうに走らせています。

インストラクターによれば、セローよりもパワーがある分、轍などでタイヤがとられにくかったり、登坂時に勢いがつく

インストラクターによれば、セローよりもパワーがある分、轍などでタイヤがとられにくかったり、登坂時に勢いがつくので、

セローよりもTénéré700の方が、快適に楽しく走れるオフロードコースもある

基本の操作ができる人にとっては、セローよりもTénéré700の方が、快適に楽しく走れるオフロードコースもあるそうです。

グループに分かれて縦横無尽にコースを走行しました

グループに分かれて縦横無尽にコースを走行しました。

みなさんの表情

みなさんの表情から、いかに楽しく充実したものであったかがお分かりいただけますでしょうか?

みなさんの表情

はたから見ていてもとても楽しそうにオフロード走行を堪能していただきました。

交通安全講話も開催

走行後は閉校式までのクールダウンの時間を使って、ちょっとした交通安全講話も開催。バイクの人気が高まっているのに比例して、残念ながら事故も増えているのが現状です(泣)。
本ブログを読んでるライダーの皆さんもご注意ください。

閉校式では、1日のレッスンの振り返り

閉校式では、1日のレッスンの振り返りや

ヤマハ バイクレンタルの説明をしました

ヤマハ バイクレンタルの説明をしました。
どなたでもバイクレンタルを活用すれば、飛行機などを利用して北海道や九州ツーリングを日帰りで実現出来ます。


【参加されたTénéré700オーナーさんの感想】
参加くださったオーナーさんに感想を伺いました。

◎Ténéré700はオフ車と実感!

MT-07から1カ月前にYSP大阪東さんで乗り換えたばかりというオーナーさん

MT-07から1カ月前にYSP大阪東さんで乗り換えたばかりというオーナーさん。バイク歴は4年です。

「めちゃくちゃ楽しかったです!相当、楽しかった(笑)。
自分で思っていたよりも、Ténéré700の性能がすごいことが良くわかりました。これまで性能を全然活かしきれていませんでしたね(笑)。Ténéré700ってオフロード車であることを今回のレッスンで教わった気がします。

MT-07が大好きで、セローにも興味があり、両方を合体して割ったバイクとしてTénéré700を選びました。今後、林道とか、今日のようなオフロードコースとか、どんどん走ってみたいと思います」


◎Ténéré700で北海道や四国にツーリングに行きたい!!

YSP大阪門真さんで購入したというオーナーさん

YSP大阪門真さんで購入したというオーナーさん。FZ6 Fazerと2台持ち。高校3年生で原付に乗り始め、バイク歴は6年です。

「今日は楽しかった!もっと小規模のレッスンかと思っていました。インストラクターの方もたくさんいて、乗車時間も長く、とても充実した内容でした。

セローでオフロードを走ったりしていましたが、Ténéré700は、先月、買ったばかり。しかも、新車で買った人生初めてのバイクなので、改めて基本を教わろうとレッスンに参加。オフロード路面をTénéré700で走りましたが、ビビっていたほどではなく、乗れるじゃん!って感じです。

剣山スーパー林道のある四国や北海道に行きたいですね。多少路面が悪くても、今日ほど酷い公道はそうあるものではありませんから、安心して出かけられそうです」


◎人間のロマン・旅を具現化するのにバイクは最善の道具

3月に退職されたリターンライダーさん

この3月に退職されたリターンライダーさんです。

「旅は人間のロマン。それを具現化する最善のツールがバイクだと思っています。
Ténéré700を手に入れて1年3カ月。積載力もあるのでツアラー的に使い、9,000kmほど走りましたが、舗装路ばかりで、荒れた道や林道はありませんでした。

もっと若い時に今日のようなレッスンに参加できていたら・・・。レッスンに参加したことでこれからのバイクライフの可能性がグンと広がりました。思い切って海外ツーリングにもチャレンジしてみたいですね」


会場には、お客さまの様子が気になって仕方がないYSPのスタッフの姿も見受けられました。

◎YSPで買ってよかった!のために

YSP大阪東・関本社長

YSP大阪東・関本社長
「バイクは、安全に正しく使ってこそ、楽しめるものです。ここまでの規模のレッスンを個店レベルで開催するのはなかなか難しく、メーカーと協力して、今回のようなイベントを開催できてよかったです。これもヤマハ専売のYSPならではの特徴。YSPで買ってよかったと思っていただけるよう、Ténéré700に限らず、そのモデルに適した乗り方を学べる機会を今後も検討していきたいですね」

◎安心して一緒に遊びましょう!

YSP滋賀・赤松社長

YSP滋賀・赤松社長
「当店のお客様がおひとりで参加されているので、付き添いでやってきました。会場で一人だと不安じゃないですか。
今日のようなイベントもYSPで買っていただく安心感、楽しみのひとつですよね。バイクという商品特性上、購入いただいてからがお店とのおつきあいの始まりです。安全に楽しんでこそのバイクなので、メーカーと一緒にお客さんに安心して遊んでもらえる機会をこれからも提供していきたいですね」

「Ténéré700オーナーさん向けYRAオフロードレッスン with YSP」

「Ténéré700オーナーさん向けYRAオフロードレッスン with YSP」に参加したことで、悪路走行への不安が解消されるとともに、Ténéré700の魅力を再認識していただく1日となったようです。車種を絞ったYRA(ヤマハ ライディングアカデミー)。試験的なところもあったのですが、ご参加いただいたみなさんにご満足いただけたようで、ホッとしました。
なお、今回開催して参加者の皆さんから高い評価をいただきましたので、今後YSPではオンオフ問わず今回の様なレッスンなどを企画・検討していくようです。
また、近々では関東エリアYSP主催となりますが、オートマチックモデルをご購入いただいた方へ安全講習を予定しております。(詳細はこちら

どうぞご期待ください

YRA事務局では、これからもみなさんに安心してヤマハのバイクを楽しんでいただけるようなレッスンメニューの充実に励んでいきますので、どうぞご期待ください!

2021年11月12日

モデル別記事

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