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実録!日本のリハ現場 !! 【vol.2】

電動アシスト車椅子(JWスウィング)をリハ訓練に導入された病院にお話を伺いました。

作業療法士:宮井 良太さん

  • 出身地:和歌山県和歌山市
  • 仕事のポリシー:患者様にとって最高の「普通」を目指します
  • 趣味:車、バイク、山登り
  • 好きな食べ物:お肉
  • 作業療法士のやりがい:患者様が1年後も生活できていること
  • 貴志川の良いところ:適度に田舎なところ

なぜリハビリ訓練にJWスウィングを取り入れて頂けたのでしょうか?

脳梗塞や脳出血は多くの方に発症する可能性のある疾患です。危険因子としては加齢や高血圧があり、これらの疾患が生じると片側の脳への酸素供給が乏しくなり、片麻痺の症状を呈することがあります。片麻痺の患者様の多くが杖を用いて移動したり、車椅子を片方の手などで操作したりして移動するのですが、通常の車椅子では座る姿勢が崩れてしまい、上手く移動できないこともしばしばあります。当院ではそのような方の生活範囲をもっと広げることが出来るのではないかと考え、JWスウィングを導入しました。
常に病院にJWスウィングがあるので、一回一回業者にデモ機を依頼するのではなく、必要なタイミングですぐ患者様に試乗していただくことが出来ています。
興味があるとおっしゃって下さった方にその場で「乗ってみましょう」と提案出来る点が魅力的ですね。

※片麻痺…体の片側に麻痺が生じて動かしにくくなった状態。

どのような患者様にJWスウィングを試用して頂いていますか?

私たちは患者様に気軽に試乗して頂けるように心掛けています。JWスウィングを2018年4月に導入してから7ヵ月の期間で、20名ほどの患者様に体験して頂きました。特に印象に残っているのは脊髄損傷の患者様です。初めのうちは電動車椅子という言葉に抵抗を感じて難色を示されていたにも関わらず、上り坂にチャレンジした瞬間、驚きと喜びで笑顔が溢れていました。
また、JWスウィングをご試乗頂いた後、結果的に別の電動車椅子を導入された方もいらっしゃいます。
最終的にJWスウィングを選択する・しないに関わらず、これまで知らなかった製品・技術を体験して頂けたことに価値があると感じました。

※脊髄損傷…脊柱に強い外力が加わることで脊椎を損壊し、脊髄に損傷を受ける病態。

実際にJWスウィングを取り入れてみての感想・変化はありましたか?

JWスウィングを購入された方にお話を伺ったところ、購入前に比べて生活がハッピーになったとおっしゃっていました。
気軽に家の外へ散歩に出かけたり、ちょっと気になるものがあると近寄ってじっくり観察してみたり、といった当たり前のことが出来るようになったそうです。
以前は外出する際、常に介助が必要で「ちょっと待って」や「戻って」等とお願いすることに抵抗を感じていたようです。これを何度も繰り返してしまうと、介助する方が一緒に外出してくれなくなるかもしれない、といった不安に駆られていたのだとか・・・
この方は今回JWスウィングを導入したことで、大型ショッピングモールの中を自由に散策出来るようになりました。介助する方とは待合せ時間を決めて自分の行きたいところに行ける、これは当然のようでいて大きな変化だと思います。

JWスウィングに対して改良・改善して欲しいところはありますか?

患者様からの要望としては、自分でアシスト力の設定変更をしたいというご意見を頂きました。
現在はモード切替が2パターンしかないため、もっと使用状況に合わせた調整の幅が欲しいとのことです。
そして私自身は車体のカスタマイズ要素を増やして欲しいと感じました。フットレストの取り外しやフレームの形状など、細かい部分の利便性を追求してほしいですね。
様々な体型の患者様に合わせてフィッティングが出来るようになれば、より多くの方に電動アシスト車椅子を体験して頂けると思います。

※アシスト力などの各調整は、ヤマハから教育を受けた先生方若しくは販売店様にお願いしております。
※JWX-2という電動アシストユニットの場合、取付寸法の範囲内でお好みのフレームをお選び頂けます。

byヤマハ担当者

あったらいいなという電動車椅子のアイデアを教えてください。

アイデアのひとつとして、まずは軽量化を目指して欲しいです。
10kg代まで軽量化することが出来れば、持ち運びや収納の面でとても便利になると思います。
また、私自身は山道を歩くことが好きなので、オフロードを走れる電動車椅子があれば乗ってみたいですね。

貴志川リハビリテーション病院のおすすめポイントはなんですか。

貴志川リハビリテーション病院の回復期病棟では、全患者様に朝晩の着替えをして頂いています。
こう聞くと当たり前のことのようですが、本当に全員が着替えをしている病院は多くないのではないかと思います。
この活動は夜の就寝時間とお昼の活動時間の切り替えを明確にして、患者様に生き生きとした生活を送って欲しいというポリシーに基づいて実施しております。

同業のセラピストの皆さんへメッセージをお願いします。

古い考えを捨てましょう。
セラピストは自分の力で患者様の生活を手助けしたいという強い思いを持っています。
その気持ちを大切にしつつも、新しい技術を取り入れていく柔軟さが必要ではないでしょうか。

JWスウィングを使ったリハビリ現場を取材させてください!

お申込み・お問い合わせ:
ヤマハ発動機 JWビジネス部

0120-808-208
受付時間 9:00~12:00/13:05~17:00
(土曜・日曜、弊社所定の休日等を除く)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、4月27日(月)より下記の通り受付時間を短縮いたします。
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