除雪機の製造工場を見学させていただきました! アルペンスノーボーダー 三木 つばき

私の地元、掛川市内にある、
除雪機を製造している
ヤマハモーター
パワープロダクツさんに
除雪機の工場見学を
させていただきました。
失礼ながら、除雪機って
知らないことが多いので
たくさん学べそう!
とっても楽しみです!
では行ってきます!

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YT660 案内いただいた人 ヤマハモーターパワープロダクツ製造部 松浦さん

※写真は国内仕様。製造している製品と
一部が異なります。

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除雪機本体のレクチャー

まずは除雪機本体のレクチャー!

はじめに、この工場で造られている除雪機の説明を受けました!
機種はYT660。一般家庭で使う小型の除雪機だそうです。除雪機の各部分の名称や機能などを教わります。
ふんふん、初めて見たけれど、キレイな青色でメカな感じがカッコイイ! 青がヤマハさんのイメージカラーなんですね!

工場見学
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「圧入工程」
ベテラン職人さんの正確な手つきとスルドイ眼差しを感じました!

大切な部品を加工する「圧入工程」

いよいよ製造工程の見学です。除雪機の回転部分に使用する組み立て部品の製造現場から見せていただきました。小さくて細かい部品でしたが、機械だけに頼るのではなく、熟練職人の手作業が加わることで品質を保っているとのこと。
機械に頼りきらない品質へのこだわりがスゴイですね!

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ジェットシューターの製造工程

雪を飛ばす!ジェットシューターの製造工程

白い部分がヤマハさん独自の
ジェットシューター機能の核となるパーツです。
これ、滑りを良くする素材だそう!
どんな雪でもスムーズに飛ばすそうです。
ここから雪が飛ばされるんですね!

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オーガ部分のドッキング
除雪機って、ここが顔ですよね!?あれ?違うかな。

除雪機の顔!?オーガ部分のドッキング

次が、雪をかき集めるオーガ部分と、
それを収めるハウジングとをドッキングする工程です。
除雪機らしい部分ができてきました!
なるほど、パーツ同士が組み合わさってから、
次のラインに流れるんですね。

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エンジン搭載
なんか可愛い!生きているみたいですね!

エンジン搭載!

動力となるエンジンを、ボディに搭載する工程です。
最初に見せていただいた除雪機のカタチに近くなってきました!
あっ!なんかロボットみたいなのが動いてますっっっっ!!
これは、ここで組み上がった除雪機を載せて、最終工程へ届け終わった台車を、自動で前工程に運ぶためのロボットなんです!
自動化で、人が運ぶロスを削減しています。未来感がありました!

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組み立てライン

組み立てライン最終工程!

全ての組み立ての調整が正確であるかを確認・調整し、
完成検査に流れます。
全ての機能が正常に作動するかを厳重にチェックして、
問題ない機体だけを完成検査に回します。
完成が近くなってきました!

7
完成検査工程!

完成検査工程!これをクリアしたら完成!

外観や下回りに関して機能を熟知した検査員が確認します。
40分間で350もあるチェック項目の検査を行うとのこと!
えーーーっっっ! そんなに!!
厳しいからこそ、安全が守られるんですね。

8
最後に機能検査
エンジンがかかって動きました~ 完成なんですね!

最後に機能検査!

5メートルの走行路で試走を行い、
機能に問題がないかの最終確認を
細部にわたって厳しく行います。
検査に受かった機体が完成品として仕上がります。

YT660 COMPLETE

工場見学を終えて

工場なので、もっと機械的な製造工程が中心なのかなと
想像していましたが、
人の手や感覚がこんなにも必要だなんて意外でした。
安全を第一に、使う人のことを想って製造し
チェックしているのがとても伝わりました!
ヤマハ除雪機のことがたくさん知れて、とても楽しかったです!
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!

アルペンスノーボーダー 三木 つばき