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レースレポート

2023年全日本カート選手権FP-3部門 第7戦・第8戦のレースレポート

2023年全日本カート選手権FP-3部門 第7戦・第8戦

■開催日:9 月9~10日 ■開催場所:中山カートウェイ(岡山県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:6 台

横山優之介、2戦連続2位でランクトップ堅持!
タイトルへ向け最終戦へ!

 全日本カート選手権FP-3部門 第7戦・第8戦が、9月9〜10日に岡山県・中山カートウェイで開催された。
 50年以上の全日本開催実績を持つ中山カートウェイは、中国地域を代表するカートコース。今回は西日本の選手が中心に6名がエントリーした。
 今大会も、Formula BlueドライバーとしてFormula Blue HKCから藤村太郎が、またヤマハサポートドライバーとしてSPS川口から横山優之介が出場した。両者とも、中山での経験は決して豊富とは言えないが、前大会からのインターバルに練習を重ね、またローカルシリーズのレースに出場するなどし、今大会に備えた。

 タイムトライアルでは、横山が終盤に自己ベストを更新し総合トップタイムをマーク。藤村も総合3番手につける好タイムをマークし、予選へ期待を抱かせる。
 第7戦の予選ヒート。15周で行われた予選は、PPスタートの横山が無難にスタートを決めトップをキープ。藤村も3番手をキープし周回を重ねていく。トップグループは4台がひとかたまりとなって周回を重ねるが、順位の変動は起こらない。そのままチェッカーかと思われた最終ラップ。横山がトップを奪われ、横山2位、藤村3位でチェッカーを受けた。
 第7戦の決勝。周回数は30周と長丁場となる。まずは横山が2番手につけ、トップ浮上の機会を伺う。藤村もトップグループの一角を占める4番手で続き、チャンスを狙っていく。
 レースは静かな展開のまま終盤へと向かっていくがトップの選手のペースもよく、なかなか後続が仕掛けるチャンスがない。結局、レースは順位の動きがないままチェッカーとなり、横山が2位、藤村は4位となった。

 続いて行われた第8戦の予選ヒート。ここでもトップグループは同じメンバーでのバトルとなり、終盤にバトルで打ち勝った横山が2位、藤村は4位を獲得した。
 第8戦決勝。第7戦とは打って変わって、順位の変動が激しい決勝となり、横山も果敢にトップを狙っていく。一時はトップで周回する場面も見られたが、なかなか順位をキープすることができず混戦へ。最後は連続表彰台となる2位でフィニッシュを果たした。一方、藤村もこのトップグループに加わりレースを進めたものの、なかなか上位進出は厳しく、連続4位に終わった。

 この結果、ポイントランキングでは横山がトップを維持したまま最終戦へと駒を進めることとなり、デビューイヤーでのタイトル獲得にも期待がかかる。

第7戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1位 44 酒井 龍太郎 ミツサダPWG RACING 4位(33.910) 1位
2位 91 横山 優之介 SPS川口 1位(33.870) 2位
4位 27 藤村 太郎 Formula Blue HKC 3位(33.905) 3位

第8戦リザルト

Pos. No. Driver Team 予選ヒート
1位 44 酒井 龍太郎 ミツサダPWG RACING 3位
2位 91 横山 優之介 SPS川口 2位
4位 27 藤村 太郎 Formula Blue HKC 4位

Formula Blue HKC

#27 藤村 太郎(京都府13歳)

 全体的にペースは悪くなかったのですが、あと一歩が足りない感じで苦しかったです。車の感触もすごく良かったですが、まだ足りない部分はあるなという感じでした。SUGOは走ったことがないのでよくわかりませんが、新東京と本庄など、走ったことがないコースでの経験を生かして、一番いいレースができるようにがんばります。

YAMAHAサポート SPS川口

#91 横山 優之介(埼玉県 14歳)

 抜ききれないところがあって、自分に負けたという感じのレースでした。酒井選手が1位・2位・1位・1位となっているので、最終戦では絶対勝たないとチャンピオンはない感じにはなりました。今まで以上に努力して、自分のこともしっかり理解して、より強くなって最終戦へ臨みたいと思います。
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