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SMT(電子部品実装)・マウンター

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マウンター(表面実装機)とは

マウンター(表面実装機)は、基板の所定の位置に電子部品を高速で搭載(実装)する装置です。

マウンター(表面実装機)は、基板の所定の位置に電子部品を高速で搭載(実装)する装置です。ノズルで電子部品を吸着した後、カメラで吸着位置のズレを認識・補正し、基板上に正しい位置・向きで搭載します。

実装工程

マウンターの仕事は次の3手順です。

肉眼では視認困難な0.25㎜×0.125㎜の極小サイズの電子部品を、毎秒約30個のスピードで搭載していきます。

マウンター内部

マウンター内部
ヘッド
電子部品を吸着し、前後左右上下を自由に移動して基板上の所定の位置に配置する。
カメラ
吸着した部品を基板に配置するまでの間に部品を撮像する。吸着状況を認識し、正しい位置・向きに置くよう補正する。
ノズル
電子部品を吸着するパーツでヘッドに装着する。電子部品には多種多様な形状・サイズが存在するため、部品ごとに最適なノズルを用意する。
ノズルステーション
ヘッドに装着できるノズル数には制限があるため、装着しきれないノズルはここに一時保管し、部品に応じて取り換える。
フィーダー
電子部品が封止されたテープを搭載し、モーターでテープを巻き取りながら部品を供給する。テープサイズは規格化されており、サイズに合わせたフィーダーが使用される。

実装工程には、こんな技術が必要!

「速く、正確に、壊さずに、電子部品を基板に搭載する技術」

様々な種類の部品を、1秒間に約30個のスピードで、μmのずれもなく搭載する技術が必要です。そのために、吸着(部品を持つ)・搬送(部品を運ぶ)・位置の修正・搭載(部品を置く)といったすべての工程で高い精度が必要です。

世界最高レベルのスピードを誇るマウンター、一台で極小部品から大型部品まで扱えるマウンターなど、唯一無二の技術を詰め込み、±0.025㎜の精度まで追求するハイスペックなマシンを開発しています。

ノズル、フィーダーとは

ノズル:マウンターのヘッドに装着し電子部品を吸着するパーツ

電子部品の大きさに合わせて形や大きさを変えて対応。掃除機のようにノズルで空気を吸い込むことで電子部品を「吸着」している。

フィーダ:小さな電子部品をマウンターに供給する装備

テープ状に巻かれている電子部品を供給する装備をテープフィーダ、比較的大きな電子部品をトレイに載せて供給する装備をトレイフィーダと呼ぶ。マウンターはフィーダまで電子部品を取りに行き、搭載位置へと運ぶ。

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