ソルティライフ
イラスト・Tadami
いつでも潮気のある生活を過ごしたい。
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MONTHLY COLUMN ● 愛と機能性に満ちた漁師服とマリンウェア
キャビンの棚 ● それでも人は海に出ていく「海の家族」
船厨 ● ヤドカリで贅を尽くす「タラバガニのトマトクリームパスタ」
海の博物誌 ● 波の話
Salty One Day Boating ● 東北の海の魅力を満喫できる塩釜
海の道具 ● どっち向いてる?
YAMAHA NEWS ● ヤマハドキュメンタリームービー「Vol.9 タフネス。大地を護る。」/「470級」ヤマハ セーリング チームの応援をお願いします!/秋は「マリン塾」で操船、離着岸のテクニックを身につけよう!/マリンジェット2016年4ストロークモデルの自主回収について
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MONTHLY COLUMN
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 秋も深まり、ボートに乗る時の出で立ちも、さすがにアロハシャツやTシャツに短パンというわけにはいかなくなった。日に日に肌寒くなるなか、機能性や防水性、保温性に優れ、なおかつさまになるウェアを選ぶのは、正直なところ面倒ではあるが、それもまた遊び心。ボーティングやセーリングの楽しみといえるかもしれない。
 船の世界には、太古より脈々と築き上げられてきた文化があり、その分野の衣料もまた然りである。たとえば、いまや街着として定着しているピーコートやダッフルコートは海から生まれた防寒着。いずれも漁師が愛用し、英国海軍が採用してきた仕事着だ(海軍ではピーコートの方が歴史は古い)。いまでは化学繊維を使用した優れたアウターがいくらでもあることだし、ピーコートやダッフルコートが実用的かどうかと問われれば返答に窮する。でも、フランスのある地方の漁師たちは今でもピーコートを着ているというし、年季の入ったピーコートを着てボートに乗っている紳士をマリーナなんかで見かけたら、筆者なんぞは感激してしまう。
 漁師から生まれたマリンウェアといえば、フィッシャーマンズセーターは文字通り、その代表格だろう。脱脂処理を施していないウールで編み込まれているため、撥水性と保温性に優れている。発祥地や編み込み柄によって名が異なり、アイルランドのアランセーターや、イギリスのガンジーセーターが代表的だ。
 フィッシャーマンズセーターの魅力は物語があるところ。網の手入れや餌取りなどさまざまな仕事に追われる漁師の女房たちが、自分の仕事の休む間を惜しみ、命がけで海に出ていく夫のため、その安全と身体を労って編んだものがフィッシャーマンズセーターなのだ。かくいう筆者も、ある年のクリスマスに女房から手編みのガンジー風フィッシャーマンズセーターをプレゼントしてもらったことがある。のろけ話で恐縮だが、これがもう数十年ものあいだ冬の海で重宝していて、近頃アウトドア派のワードローブを席巻しているフリースに、引けをとらない実用性を発揮している。

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 もちろんセーリングやフィッシングの分野には、国内外含めて多数のブランドがあり、実用的で機能的な専用のウェアがたくさんある。それでも「キメすぎるのもちょっと」という照れ屋さんには、アイルランドやスコットランド、イギリスをルーツにした漁師服は選択肢のひとつかもしれない。ちなみにカナダのバンクーバー島発祥のカウチンセーターも、狩猟に従事するカウチン族が編んだセーターだが、ルーツをたどればスコットランド人が教えたモノなのだとか。
 実用という面では、山系のアウトドアウェアもオススメだ。保温性と防水性、透湿性を備えたウェアが多く、インナーにも優れものが多い。トレッキング用のパンツやジャケットなどは動きやすく、デッキの上でもクルーワークを妨げない。とにかく作り手の、着る者の都合をとことん考えた服、つまり愛を感じられる服。そういうのがいい。
 何を着るか、何を履くかはもちろん自由。でも、こうしたアイテムに少しだけでもこだわってみると、マリーナに行く楽しみが増えるというもの。
 余談かもしれないけれど、以前、取材で訪れたオーストラリアの某ロイヤルヨットスコードロンのクラブハウスの掲示板に「ジーパンおよびレザーウェアでの立ち入りはご遠慮願います」とあって、ジーンズに革ジャンで取材していた筆者を焦らせたことがあった。マリンの敷居を高くしたくはないけれど、私たちは、そうしたこだわりのある世界に身を置いているのだということを、少しは自覚したいと思うのである。

田尻 鉄男●たじり てつお
外洋帆走部に所属しクルージングに明け暮れた大学生活、1年間の業界紙記者生活を経て、88年、プロダクションに入社。以来、日本のボーティングシーン、また沿岸漁業の現場を取材してきた。1963年、東京生まれ。



キャビンの棚
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「海の家族」
●著者:石原慎太郎
●発行:文藝春秋
●定価:¥1,500(税別)
 作家・石原慎太郎は自他共に認める海の男である。中学時代からヨットに親しみ、自らクルーザー「コンテッサ」を所有し、数々の外洋レースを経験してきた。デビュー作でもある芥川賞受賞作「太陽の季節」でもヨットが登場するように、小説や随筆でも海にまつわる著述は多い。そして「海の魅力を多くの人に知って欲しい」と願う日本人の一人である。
 石原慎太郎は海の恐ろしさを伝える作家でもある。ヨットで幾度か危険な場面に遭遇していると聞く。そして自身が日本外洋帆走連盟(現・日本セーリング連盟)の会長であったときに起きたグアムレースの遭難事件は、石原氏に「海とは何か」を再び立ち止まって考える大きな契機になったのかもしれない。そのとき、ただ独り生還した男性はその後も海に出ている。石原慎太郎もまた、海に出る。危険な場所だとわかっていても、海の男は海から逃れることができない。魅力から逃れられない。海は彼らの「居場所」なのだ。
 短編集「海の家族」の表題作は、ともに遭遇した海難で父と兄を失った男の物語である。男はその後も海に出ていく。そして再度の海難。ライフラフトでの壮絶な漂流を経て、弟とともに生き延びるも、その事故は結果的に弟と母親を破滅へと向かわせる。そして、それでも彼は再び海に出ていく。
 恐ろしさと優しさを抱える海。その海に痛めつけられ、大切なものを踏みにじられても、なお海に向かう人間の矛盾の理由を、ほとんどの人がそうであるように、作家はまだ見いだせないでいるのかもしれない。
 それにしても、これほど傑出した作家による海の物語を読み、ともに海について考えることのできる我々は、つくづく恵まれている。



船厨
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 カニは美味い。毛ガニ、花咲ガニ、タラバガニ、タカアシガニ、ズワイガニ、松葉ガニ、越前ガニ、ワタリガニ、ガザミにヤシガニ…。思いつくままあげてみると、日本にはたくさんのカニがいる。ただ、ここにあげたカニの種類、かなり大雑把というか、いい加減なのである。
 松葉ガニと越前ガニは、ともに産地によって分類されるブランド名で、同じズワイガニ。ワタリガニとガザミも呼び名の違いだけで同種のカニである。ヤシガニはこの中では唯一の陸棲生物でカニではなくヤドカリである。さらに花咲ガニ、タラバガニも実はカニではなく、生物学上、ヤドカリに分類される。
 「ヤシガニは見るからにヤドカリだからわかるよ、でもタラバガニ、お前もヤドカリだったのかっ!」
 いや、実は見るからにカニではないのだ。食べることに夢中で気づきもしないことかもしれないが、カニの足は爪を入れて左右5本ずつ、計10本であるのに対し、タラバガニは4本ずつ、計8本だ。ヤシガニの足の数と同じである。
 毛ガニやズワイガニがエラそうなのに比べて、タラバガニが立派な体格をしているわりにどことなく肩身が狭そうに見えるのは、カニではなかったからなのか。そういえば、タラバガニも花咲ガニも、他の「正統派」のカニとは食感が明らかに異なる。
 とはいえ、タラバガニは麗しく美味い。プリプリしていて濃厚な味わいがなんともいえない。カニ味噌だってなかなかのものだ。いや、カニじゃないからヤドカリ味噌?
 テーブルにまるごとドーンと置いて、みんなでむしゃぶりつくすのもいいけれど、今宵は丁寧に料理して、トマトクリームソースのパスタに仕上げてみた。北海道とイタリアンの融合。贅沢な一品。ご賞味あれ。


「タラバガニのトマトクリームパスタ」の作り方
■材料
タラバガニ300g(分量は好みで)、トマト缶(ダイスカット)1缶、生クリーム100cc、にんにく1片、オリーブオイル大さじ3、塩・コショウ適宜、スパゲッティ、300~400g
■作り方
1)タラバガニは殻から取り、ざっくりと身をほぐしておく
2)スパゲッティを茹でる
3)オリーブオイルを温め、薄切りのにんにくを入れ、香りがたったらトマト缶を加えトマトを潰すように炒める
4)生クリームを加え塩コショウで味を整え、茹で上がったスパゲッティを入れ軽く混ぜる



海の博物誌
 嵐の日などに見る大波や、岩に砕け散る豪快な荒波は、どこか心を奮い立たせたりする。もちろんそれは、安全な陸から見ているときの話であって、船を浮かべているときは、なかなかそんな気分になれない。
 通常、海の波は風によって発生する。風が強いときほど波は大きくなり、風が長い時間にわたって吹き続け、その移動距離が長いほど波は大きくなる。基本的には波の高さは風速の二乗に比例。また、周期は風速に比例する。20m/秒の風が継続的に吹き続けると波高は12mにも達するというわけだ。
 風が波にエネルギーを与えるにはある程度の時間が必要だ。逆に言えば、風が吹き始めても最初のうちはそれほどの波は立たない。ところが時間がたつにつれ、波が高くなっていく。
 クルージング中に海の上で風が吹き始めたら「たいした波ではないから」と安心しきってしまうのは禁物。波も次第に高まっていくものと心得たい。



Salty One Day Boating
ボートやヨットで日本中をクルージングできたらどれほど楽しいか。実現するのはなかなか難しいけれど、シースタイルを利用することで、それを一部分でも体験することができる。このシスステムの大きな魅力だ。先月の富山に続いて今回も遠出を試みた。目的地は宮城県の塩釜。当地の海に遊び、魚介に舌鼓を打った。

 塩釜の朝。マリーナを目差す前に立ち寄ったのが、塩釜仲卸市場。この市場が楽しい。宮城県といえば全国有数の水産県。2011年の震災で多くの養殖施設が失われ、また加工業者、漁業従事者そのものも減少したが、それでも確実に復旧しつつある。ダントツ1位の北海道とは水揚げ量、金額において大きな差があるし、震災前の規模とはいえないまでも、それでも平成25年には全国3位にまで返り咲いている。
 そもそも世界三大漁場のひとつと謳われる仙台湾のお膝元である。南三陸にはホヤや牡蠣、ワカメなど養殖も盛んだ。塩釜の市場にはそんな宮城県の鮮魚ばかりでなく、さまざまな水産加工品も含め県内外から集まって賑やかだ。
 仲卸市場の営業時間は曜日によって異なるが(定休日は水曜日)、午前3時から午後1時、日曜日や祝日は午前6時から。そして食事が午前7時30分から楽しめる。
 とにかくオススメは朝ご飯。市場にはご飯セットコーナーがあって、300円で丼のご飯を購入、さらに好きな魚介を購入し、好みの海鮮丼を頂戴できるシステムがある。さらに場外には炭火焼きのできるコーナーも隣接。
 説明が長くなったけど、この日は、新鮮なサンマを購入し、備え付けの塩を振りかけて炭火で焼き、焼いている間に宮古産の生牡蠣を買い食いした後、いくらの醤油漬けと烏賊の塩辛を購入、市場内のテーブルに並べ、朝食を彩った。
 その朝食の美味いこと! 実は、このあと釣りは不発に終わり、しかも少しばかり時化られてと、普通なら「散々な」結果だったのだけれど、この市場での時間を思い返せばそんなネガティブ要素は吹き飛ぶほど楽しく幸せだった。

 朝っぱらからサンマとご飯、ついでに白状すると、穴子天丼まで平らげた。丈夫な胃袋に感謝しながら「北浜マリンベース」マリーナへと向かう。桟橋で出迎えてくれたのはシースタイル担当の山本さん。
 これまで取材で何度も塩釜から海には出ていたけれど、考えてみると船長としてボートを出すのは初めて。山本さんからは今は海苔養殖シーズンで松島湾内の航行には注意が必要なことなど、丁寧なアドバイスをしっかりと受けた。
 今回は松島湾を素通りし、塩釜の航路を過ぎたあと、進路を南へととった。ジギングでワラサを釣りたかった。これまでにも、釣り業界でいわれる、いわゆる「爆釣」を何度か経験していたのだが、この日は魚探でベイトを探すもまったく反応がない。あとで聞くところによれば、今年は当たり外れが大きく、水深の異なるエリアへ移動すると良い結果が出るときがあるという。やはり引き出しの少なさというのは遠征釣行には不利だ。
 昼を過ぎると風が強まってきた。今のうちに少しでもホームマリーナに近づいておこうとボートを走らせたが、予想していた以上に風が強まってきた。こうなると釣りどころではない。3500回転ほどでエンジンを回し、8ノットほどのスピードで波をかわしながらの帰港となってしまった。
 さきほども書いたけれど、普通ならば散々な結果かと思うかもしれない。だが、考えてもみて欲しい。東北の海で、しかも少々ハードな条件の中でボートを操船できるなんて、またとない経験かもしれない。ボート遊びにはそんな懐の深さも必要だと思わされるときがある。
 「こんな海を走れるなんてサイコーだね!」
 こちらに信頼を置いてくれている同乗者もどこか喜々としている。それもまた、楽しい時間であったのだ。やっぱり海はいい。
 まあ、そんな余裕があったのも、市場での贅沢な時間があったおかげなんだけど。


取材協力
くろしお・北浜マリンベース
〒985-0003 宮城県塩竈市 北浜4-71-10
TEL:022-365-3220
ホームページ: http://www.kuroshiomarine.co.jp


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マリーナに向かう前にまず立ち寄ったのが塩釜仲卸市場。魚介のテーマパークだ
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サンマを購入し、炭火焼きコーナーに持ち込んだ
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天丼メニューははエビ天とアナゴ天。アナゴ天を選んだ。食べ過ぎ(笑)
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北浜マリンベースから舫いを解く。見事な秋晴れで気持ちがいい
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塩釜の航路を走りながら、松島の島々を眺める。ここまでは絶好のボート日和
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底引き船だろうか。海に捨てた雑魚を鳥が執拗に追いかけていた
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ジギングにトライ。魚探の反応は鈍く、この日はノーバイト。時折、キメジらしき魚が海をはねていた
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強い風を受けながら、時間をかけて塩釜まで戻ってきた。観光船の往来にほっとする
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この日のパートナーはYF-24。外海でも安心して航行できる



海の道具 マリンギア四方山話
 夜空を見上げ、低空で飛行する飛行機に注目すると、主翼の左右に赤と緑の灯が点っているのがわかる。進行方向から見たときに左の翼に点るのが緑で右が赤だ。
 このルールはもともと船舶で採用されているものであることは、ボート免許を持ってらっしゃる方々は百も承知の話。
 航行ということでは、飛行機なんぞは船に比べりゃまだ赤子みたいなもの。交通ルールだって船舶のルールをベースに作られていても不思議はない。
 夜間の港に目を向けてみれば、赤灯や緑灯、アンカーライトと呼ばれる白灯を点した船があちこちに見られる。
 船のシルエットだけでは前を向いているのか後ろを向いているのか判りにくいが(夜間航行ではシルエットすら見えないこともある)、左舷に点るのが赤で右舷に点るのが緑と知っていれば、判別できる。
 ナイトクルーズのデッキで隣に座る彼女に船の向いている方向を言い当てて見せれば尊敬される、とまでいかなくとも、少しくらいは感心してもらえるかもしれない。
 そんな船の航海灯もご他聞に漏れず、近頃は白熱球からLEDへと代わった。
 平成26年以降、設置される航海灯は新しい基準に従い、すべてLEDの航海灯を搭載しなければならないし、現在付いている白熱球のものが壊れてしまったら、LED式のものに交換しなければならない。
 航海灯の蘊蓄、きらりと光る話題になれば幸いである。



ヤマハニュース
ヤマハドキュメンタリームービー「Vol.9 タフネス。大地を護る。」
モンゴルの美しい映像ををお楽しみください
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/movingyou/

「470級」ヤマハ セーリング チームの応援をお願いします!
http://global.yamaha-motor.com/jp/sailing/

秋は「マリン塾」で操船、離着岸のテクニックを身につけよう!
ボートで遊ぶための技術を基礎からしっかり学べるレッスンのご案内
http://sea-style.yamaha-motor.co.jp/marinejyuku/

マリンジェット2016年4ストロークモデルの自主回収について
オーナーの皆様、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
https://www.yamaha-motor.co.jp/recall/marine/recovery/2016-10-18/



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【編集航記】
巻頭のエッセイにあるように、秋も深まると、海で何を身につけるか、けっこう悩みます。特に足下。アイルランドの某老舗のデッキブーツなんて、確かにいいと思うのだけれど、高価でそう簡単に手が出ない(持っているほとんどの人は、“払う価値はある”と力説)。そこで選んだのがアメリカの某アウトドアメーカーのハンティングモカシン。靴紐がついていないアンクルブーツです。ソールは飴色。FRP製ボートのデッキの上ならまず滑らないし。防水、防寒もばっちり。そしてなかなかカッコいい。海に行くのが楽しみです。
(編集部・ま)

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