ソルティライフ
イラスト・Tadami
いつでも潮気のある生活を過ごしたい。
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MONTHLY COLUMN ● オークランドで会いましょう。
キャビンの棚 ● サルサでラテンのノリを伝えるバンド「ベリー・ベスト・オブ・オルケスタ・デ・ラ・ルス」
船厨 ● 北へ行くほど脂が乗る「鰹の刺身」
海の博物誌 ● 深海1万メートル「マリアナ海溝」の測りかた
Salty One Day Boating ● 静かな梅雨の1日
海の道具 ● 浮いた話 Part3
YAMAHA NEWS ● EXULTスペシャルサイトリニューアル/インターナショナルクラスのヨット「470級」のヤマハセーリングチーム 'レヴズ'活動情報/ボート免許更新お知らせサービス(無料)
7月の壁紙 ● 『Salty Life』読者限定壁紙カレンダー

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MONTHLY COLUMN
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 英領バミューダのハミルトンで5月から開催されていた世界最高峰のインショアレースとして知られる「第35 回アメリカズカップ presented by ルイ・ヴィトン」が幕を閉じた。ヤマハがサポートしていたソフトバンク・チーム・ジャパンは「ルイ・ヴィトン アメリカズカップ・チャレンジャープレーオフ」の準決勝までコマを進めたが、残念ながらスウェーデンのアルテミス・レーシングに3勝5敗で敗れ、これまでの壁を打ち破ることはできなかった。
 約2年間と、挑戦者の中では最も準備期間が短かったチームだが、それでもチーム・ジャパンはCEOであり艇長のディーン・バーカー、総監督兼選手の早福和彦を中心に、オフショアチーム、ショアチームががっちり組み合った、チームワーク抜群の闘いを見せてくれた。
 闘いを終えたディーン・バーカーは「このチームの大きな目標の一つが、このスポーツとチームのファンを日本に作っていくことだった。(ニッポンチャレンジ・アメリカズカップからの)2000年以来の日本チームの挑戦は素晴らしかったし、次につながることを願う。このチームを支えてくれた方全員に感謝している」と語り、早福和彦は「限られたリソースの中でここまで来れたのはチームの力。本当に誇りに思う。皆に愛されるチームを作りたいと思っていたが、それは達成できたと感じている」とコメントした。
 前哨戦として昨年の11月に開催されたワールドシリーズ福岡大会には多くの観衆が詰めかけ、彼らに声援を送ったが、この時点で早福は感無量だったと語っていたし、あのときの福岡には、実際にこれまでの日本では想像すらできなかった光景が広がった。まさにバーカーが願った「日本にファンを増やす」という目的は少なからず達成できたように感じる。それでも、「バーカーにカップを獲らせてやりたかった」と多くのファンは願ったのではないだろうか。
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 今大会、エミレーツ・チーム・ニュージーランドが、ディフェンダーのオラクル・チームUSAを破り、アメリカズカップを手にした。ニュージーランドが7勝1敗で王手をかけた際、おそらく多くのファンが思い出したであろう、34回大会の悪夢。そのときチーム・ニュージーランドは今大会と同じく7勝1敗としてカップ獲得まであと1勝としながら、その後1勝もすることなく逆転を喫し、カップを逃したのだ。そしてそのときの艇長がディーン・バーカーだった。
 以前にも述べたが、ディーン・バーカーは2000年に副艇長としてカップの防衛に成功、2003年には前年までニュージーランドの艇長だったラッセル・クーツ率いるスイスのアリンギを相手に、ごっそりアリンギにメンバーを持って行かれたチームの艇長として出場。しかし、防衛できずにカップを失っている。それ以降、挑戦を続け、いまだカップを手にしていない。わたしには、ディーン・バーカーはあのデニス・コナーに匹敵する「ミスター・アメリカズカップ」だと思える。チーム・ジャパンがこの後も活動を続けるのか不透明ではあるが、バーカーにはアメリカズカップを自らの手に取り戻すべく、挑戦を続けて欲しいと願う。
 次回のアメリカズカップはチーム・ニュージーランドがオーガナイズすることとなる。おそらくニュージーランドのオークランドでの開催となるだろう。この、ニュージーランド最大の都市の別名は「シティ・オブ・セール」。それほどセールボートの愛好者が多い街なのだ。大会は大いに盛り上がり、きっと成功するだろう。チーム発足以来、サポートを続けてきたニュージーランドのヤマハも忙しくなりそうだ。


Photo by Yoichi Yabe:上から、チームニュージーランドの躍進に歓喜するファンたち/チームニュージーランドはニュージーランドのヤマハがサポートした/チーム・ジャパンは予選のルイヴィトンカップ準決勝で敗退したが、歴史を繋いだ

田尻 鉄男●たじり てつお
外洋帆走部に所属しクルージングに明け暮れた大学生活、1年間の業界紙記者生活を経て、88年、プロダクションに入社。以来、日本のボーティングシーン、また沿岸漁業の現場を取材してきた。1963年、東京生まれ。



キャビンの棚
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VERY BEST OF ORQUESTA DE LA LUZ〜25th Anniversary Collection
レーベル:SONY MUSIC ENTERTAINMENT
参考価格:¥3,500(税抜)
 サルサは、スペイン語でソース、食欲をそそるものという意味合いをもつ。スペイン語圏のラテン音楽においてこの料理用語は古くから転用されていて、つまらない演奏へは「サルサを入れろ」といわれる。そしてそのサルサが、NYのヒスパニック達が演奏していた新しいラテン音楽の名称となったのは1960年代半ばだ。誕生から約半世紀でサルサは、今や世界中に熱狂的なファンをもつ情熱的で踊れる音楽となった。サルサ誕生のきかっけは1961年の米国とキューバの国交断絶と言われている。NYに来ることのできないキューバ人達に代わって、ラテンの音楽を演奏したヒスパニック達が、独自のスタイルを追求し、それがサルサとして確立された。その後ニューヨークのレコード会社であるファニア・レコードが中心となり、サルサは世界へ広がっていく。
 「オルケスタ・デ・ラ・ルス」は全米ビルボード誌のラテンチャートで1991年に11週連続1位を獲得した日本のサルサバンドだ。紅白歌合戦にも紅組として出場し、「サルサに国境はない」を演奏。その後国連平和賞の受賞やグラミーにノミネートされた。1997年に一度活動を休止しているが、2002年の公演で復活し、現在まで、国内外のツアーや井上陽水や宮沢和史(THE BOOM)とも活動をしてきた。そんな彼らの25年の活動をまとめたベストアルバムが「VERY BEST OF ORQUESTA DE LA LUZ~25th Anniversary Collection」。
 アルバムは、CITYとBEACH をテーマに分け、2枚構成で合計30曲を収録している。CITY SIDE には全米ラテンチャート11週連続で1位となったアルバムからのファーストシングルである「SALSA CALIENTE DEL JAPON」(6曲目)を収録。BEACH SIDEには、CMにタイアップされて耳馴染みのある方が多い「SALSA CON SABOR」(4曲目)に加えて、ボーナストラックとして松任谷由美が作曲した「SOY UNA ROSA」(16曲目)を最後の曲目としている。カバー曲も含め色々な曲が収録されているので、シーンに合わせて様ざまな楽しみかたができそうだ。
 もっともこのアルバムを本当に楽しむためには、サルサを踊ってみることが必要かもしれない。サルサの基本は、「6/8クラーベ」といわれる8拍子のリズムに対して6回のステップだ。アクセントを2拍目にとる「On2」というNYスタイルのサルサは、世界的に人気があるそうだ。「シャイン」と呼ばれる1人で踊るステップもある。踊ることができれば、情熱的でエネルギーに満ちたこのラテン音楽をもっと理解できるはずだ。



船厨
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 先日、テレビドラマを見ていたら、江戸時代の食通は戻り鰹を「猫またぎ」といってネコも食わないまずい魚として取り扱っていたことを知った。逆に初鰹は「女房を質に入れてでも食え」とまでいわれて愛された。現代の一般的な好みとはまったく逆で興味深い。
 日本の近海のカツオは1月から2月にかけてフィリピン沖から北上を始め、台湾、香港を経て九州の枕崎へと向かう。さらに四国沖を通って紀州につくのが3月の半ばで、ここでとれたのが「旬」とされている。さらに房州から銚子を経て金華山沖へ。カツオはここでたっぷりと餌を食い、脂が乗る。充分に体力をつけて再び南下。9月から10月にかけて房州沖で獲れたモノが戻り鰹として人気がある。
 さて、宮城県産の鰹の柵を手に入れた。さっそく刺身にした。戻り鰹でないが、やはり宮城県産とあって脂が乗っておりまことに美味。酒もすすむ。


「鰹」の選び方
尾の部分を手で触ってみてざらっとしてるいのは鮮度のいい印。おろしてある鰹はなるべく身の赤いモノを選ぶ。



海の博物誌
 10,920±10メートルは、地球の最深部であるフィリピン沖マリアナ海溝チャレンジャー海淵の水深値だ。海の深さを測定することは測深や水深測量と呼ばれるが、これまでに様ざまな方法・機器が使用され、より正確な海底の調査研究が進められてきた。
 「レッド(LEAD)測深」は、鉛や鋼などの錘を付けたものを船から海底まで沈める方法。あの大航海時代に世界一周に挑戦したマゼランも1521年に太平洋で大洋測深をこの方法にて実施したそうだ。日本の測量艦「満州」は、この方法で1925年にマリアナ海溝で9,814mを測深した。
 「シングルビーム音響測深」は、音波を海底に発信して戻ってくる時間を測定して測深する方法。1912年に起きたタイタニック号氷山衝突事故をきっかけにこの水中音波技術が発達したことで、測深技術開発が大きく前進したそうだ。音源には、爆薬やダイナマイトを用いていた。チャレンジャー海淵の名前の由来となったイギリスの測量艦である「チャレンジャー8世号」は、この測深で10,863mを計測している。
 そして現在最も正確とされている「マルチビーム音響測深」は、一度に鋭い音響ビームを扇状に多数発振する音波で測深する方法。海上保安庁の測量船「拓洋」に初めて搭載され、国際機関に承認される10,920mを測深している。



Salty One Day Boating
天気がぐずりがちで何となく出不精になりそうな梅雨どきだけれど、そんな日にこそ海に出たい。寒さも暑さも、快晴の空も雨混じりの曇り空も、すべて海の魅力である。

 開高健が編集した「雨の日の釣り師」という釣り文学集がある。氏は「雨の日の釣り師」という言葉が好きなようで、「オーパ!」の巻頭言でも次のように使っている。
 “何かの事情があって野外に出られない人、海外へいけない人、鳥獣虫魚の話の好きな人、人間や議論に絶望した人、雨の日の釣師…すべて書斎にいるときの私に似た人たちのために。”
 雨の日は「わたしの著作でも読むがよろしい」ということなわけだが、実はご本人は雨の日でもストイックに釣りを楽しんでいる様子があちこちの写真集などに出ている。それがまた「カッコいい」。関東地方は梅雨入りしてぐずつく天気の多いこのごろだが、梅雨もまた風情なのだ。
 神奈川県の西の外れ、真鶴から出航。天気予報は「曇り一時雨」とのことだったが、うねりのほとんどない海は素晴らしく、こういう日も「ボーティング日和なんだよな」と改めて思わされる。
 もちろん釣りがしたくてボートを出したのだが、せっかくのいい海なので、伊豆半島を少しだけ南下しながらクルージングも楽しむこととした。熱海沖に浮かぶ初島を尻目に伊東の南の川奈崎へ。遠目に見る伊豆半島は、海面の霧と空の雲の隙間に見える。こんな奇妙な光景もこの季節ならでは。
 ここは有名なゴルフ場があり、人口の美しさとはいえ、芝の緑がとても綺麗なポイントで気に入っている。陸に近寄っていくと、光はないものの、きょうもまた素晴らしい緑と岩肌のコントラストが目を楽しませてくれる。もう少し南下すると大室山が見えてくる。お椀を伏せたような形のこの休火山は、標高580m。ボートを知る前は旅行に行くたびに陸からこの山を見上げては「伊豆」を感じていたものだ。
 さらにボートを走らせると城ヶ崎にたどり着く。先述した大室山は約4000年前に噴火してるが、そのときに海に流れ出した溶岩がこの辺り一帯の独特の地形を創り出しているのだそうだ。岩礁の上に架けられた吊り橋を眺めながら、ここも大室山と同じく遊びに来ていた記憶が蘇る。
 あまりにも穏やかな海で、天気も大きく崩れる心配もなさそうだったので、このまま稲取あたりまで目指そうかと思ってしまったが思いとどまり、門脇崎を過ぎてから東に起き出しして、ここから鳥山を探しながら、少しずつ真鶴方面へと戻ることとした。視界がやや悪かったが、周囲に陸が見えない状況というのはよほどのロングクルージングでもしなければ作り出せない状況だし、この日に限っては、かえって海の魅力を増してくれている。
 時たま現れる鳥の群れを追いかけ回したが、群れが小さくナブラはすぐに沈んでしまう。それでも、こうした海で、なめらかに走るボートの感覚は滅多に得られるものではなく、それを満喫した。平日のためか、釣り船もほとんどみかけない。シイラのいそうな潮目を見つけてはエンジンを止めてみると、驚くほどの静寂が包み込む。
 魚を釣りたいのかクルージングをしたいのかよくわからぬファジーなボーティング。たまにはこんな日があってもいい。


取材協力
真鶴ベイマリーナ
〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1117
TEL: 0465-68-1201
ホームページ: http://www.manazuru.co.jp


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魚がいたら釣りもしようか。この日はそんな感じです
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お気に入りの川奈崎。晴れるとさらに綺麗な岬です
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こちらは景勝・城ヶ崎。灯台っていいですね。テンション上がります
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大室山。休火山です。4000年前の噴火で流れ出した溶岩が、独特の海岸線を生み出しました
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視界は悪いけど、かえってファンタジック。絶妙な寂寥と孤独感をいい意味で味わうことができます。沖に浮かぶ雲の下は大島・三原山、のはず
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のんびりした1日の締めくくりは真鶴港。ここの風景ってイタリアあたりの小さな港を彷彿とさせるんです
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帰りにふらりと湯河原温泉へ。まさしく神奈川県の辺境、といったら失礼ですけど、独特の雰囲気がある街です
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毎回海の幸というのも芸がないので気になっていた湯河原の蕎麦屋を訪ねました。水とそば粉にこだわった手打ち蕎麦の「湯蕎庵たかはし」(湯河原町土肥1-13-16)



海の道具 マリンギア四方山話
 救命胴衣のお話の第3弾は水を感知して、空気を膨らませてくれる膨脹式の救命胴衣について。
 前回もお話したように、飛行機などで使われるコンパクトな救命胴衣は紐を引っ張ってボンベに穴を開けて膨らます。ただ、これは引っ張るという「行為」を伴うために、水に慣れていない人だと、ちょっと困る。そこで登場したのが、水に入った事を察知して、勝手にボンベに穴を開けて膨らませるといったスグレモノだ。水の感知の仕方は色々あるのだけれど、代表的なものは、ぎゅっと巻いた紙を使ったもの。
 えっ、紙? そう、紙だ。
 ボンベを突き通す針の下に強いバネを仕込んでおく。そうしておいて、ボンベと針との間に硬く巻いた紙の入った筒を入れて、バネを押しつぶして固定しておく。
 落水してしまった時に、水が硬く巻いた紙を溶かすことでバネが伸び、針を押し上げてボンベに穴を空けるという仕組みだ。文章にするとめんどくさそうだが、紙といっても非常に溶け易く加工された特殊なものなので、針がボンベに穴を空ける時間は、落水してから数秒の瞬く間だ。
 どぶんと水に落ちて潜りだす頃にはもう、救命胴衣が膨れ上がって、体を浮かびあがらせてくれる。
 とまぁ、こんな便利な機能が付いている水感知式ではあるが、これとて、一回使って穴をあけたボンベを着けたままにしたり、水を感知するパーツがきちんと装填されてなければ膨脹機構は機能しない。
 そこで今度は、それらを一目でチェックできる機能を有したものが開発された。
 もうこれで大丈夫。着用する前に点検用小窓を見てチェックすればいいのだから。
 う〜ん、でも膨脹させる部分に穴が開いていたら、やっぱり空気漏れが生じてしまうじゃないかって? それはその通り。さらに時々口で膨らましてみないことには完璧ではないということだ。
 つまり、どの救命用具も使いっぱなしにせず、定期的にお手入れやチェックを行わないと、「浮いた話」にはならないってこと。



ヤマハニュース
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インターナショナルクラスのヨット「470級」のヤマハセーリングチーム 'レヴズ'活動情報
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【編集航記】
先日、ノルウェーの水辺を訪れる機会に恵まれました。さすが、世界でも有数のボート所有率を誇る国です。9.9馬力以下のボートは免許が不要のため、おじいちゃんが孫の中学の入学祝いにボートをプレゼントするケースが多いそうです。というわけで、放課後の水辺では多くのティーンエイジャーが友達同士で乗り合わせ、まるで自転車を乗り回すようにボートを走らせています。女の子同士のグループも多く、大人の女性同士のグループもかなり見かけました。日本にもこんな日が来るといいなあ。
(編集部・ま)

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