ソルティライフ
イラスト・Tadami
いつでも潮気のある生活を過ごしたい。
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MONTHLY COLUMN ● 理想のクルー
キャビンの棚 ● カラフルな深海生物を図解「極限世界のへんてこ生きもの 深海散歩」
船厨 ● 豪快に2度愉しめる「ホウボウのアクアパッツァ」
海の博物誌 ● 太平洋と大西洋を2つに分ける現代の「七つの海」
Salty One Day Boating ● 母なる湖への恩返し・マリンクリーン活動 in 浜名湖に参加した
海の道具 ● ボートアングラーの特権
YAMAHA NEWS ● TK式〆具紹介/「チームKUROSHIO」クラウドファンディングのご案内/大人のボートレッスン「シースタイル・マリン塾」
6月の壁紙 ● 『Salty Life』読者限定壁紙カレンダー

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MONTHLY COLUMN
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 あるニュースがきっかけとなり、ネットなどで「体育会」について議論される機会が増えた。「体育会」とは要するに大学の各運動部が集まった組織体のことなのだが、そこに身をおいた者の有様を「体育会系」などという。体育会所属の運動部における独特の上下関係の厳しさや、精神論などは、近頃、ネガティブに捉えられることが多い。かくいう私が学生時代に所属していた外洋帆走系(セーリングクルーザー)のヨット部も体育会だった。  
 最近は、学生たちも和気藹々とセーリングを楽しんでいるようであるが、私が学生だった当時は、もちろん楽しくはあったが、いわゆる体育会を絵に描いたような部であった。いまとなっては確かに理不尽とも思えなくもない出来事が多々あったが、クルーとして先輩たちに鍛えられながら、3年後にスキッパー(船長)として責任を負うことになる年功序列型システムは、どうしてなかなか良いシステムだったのではないかと思うのである。
 複数の乗員でセーリングクルーザーを運航するヨット部では、スキッパー(船長)以下、ナビゲーター(航海士)、ボースン(水夫長)、クルー(水夫)という立場が学年によって振り分けられた。クルー(1年生)の仕事は忙しい。夜通し帆走してきて港に近づくと、オールハンズオンデッキ(All Hands On Deck=総員甲板に集合)である。座っていることも許されない。フェンダーを取り付ける。デッキ周りを片付け、舫いロープをコイルして整理する。いざというときにロープが絡まっていたりしたらとんでもないことになる。入港する際にデッキが散らかっているなどもってのほかだ。船は美しくなければならない。重たいダンホースアンカーをバウのアンカーウェルから取りだしてスターンへ移動し、レッコ(投入)の準備をする。実は普段からアンカーを担いでデッキを移動する練習をしているのだ。アンカーを打つと、舫いロープをもって岸壁に飛び移る。
 舫いを調整して、船を確実に泊めたら、一晩の航海で散らかった船室を整理する。セールを干してたたみ直す。さらに岸壁で湿った毛布を干す。先輩から「ちょっとペラ(プロペラ)見といて」なんて言われたら躊躇せずに海に潜って点検。
 一段落すると買い出しに出かける。飯を炊き、食事の用意。汁物もおかずもしっかり作る。その後片付けと洗い物。
 9時、16時、22時には海を走っていようが港に停泊していようが、ラジオの気象情報を聞き取りながら天気図を作成する。毎日、1回も欠かさない。1年間もやっていると天気図を眺めただけで、これからどんな風が吹くのか、だいたいの予想が付くようになる。22時の天気図を取った後は泥のように眠る。夏などは暑いキャビンから抜け出して岸壁で寝る。
 薄暗い中、誰よりも早起きをして出港準備。舫いを解き、ヨットを蹴押して出港。再び航海が始まる。セールを上げて進路が安定したら揺れるキャビンの中で朝飯を作る。昼飯も作る。そして夕飯も。
 ざっと、こんなことを夏も冬も繰り返しているのである。
 2年生なるとボースンになる。いわば平クルーたちのまとめ役だ。いまでも「あいつは名ボースンだ」などという会話をヨットの世界では耳にするが、これは素晴らしい褒め言葉。
 さらにチャートワークを駆使してコースを決めるナビゲーターとなり、最後は船長になる。そしてそのときに実感するのである、仕事のできるクルー(1年生)が、いかに頼もしく、船になくてはならない存在であるかを。

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 ある日、「ボートのオーナーやレンタルボートクラブの会員にもっと楽しく海で遊んでもらうためには何が必要か」なんていうテーマで話し合う機会があった。そのとき、語ってくれたあるレンタルボートの会員の初心者は「ゲストを招待してデイクルージングをするときなど、マリーナに行ってからボートを出して、沖を走って帰港してゲストを送り出すまでの間、いかにそつなく1日を過ごすかで精一杯です。楽しいもへったくれもない」というような悩みを打ち明けていた。
 最初は笑って聞いていたが、ふと気づいた。この人にはクルーがいないのだと。航海の規模の大小もあるが,船を運航するのにクルーが不在というのは、もしかしてけっこう辛いことなのではないか。
 私の場合、先述したようにかなり特殊な海での体験を経てボートで遊ぶようになったので、この初心者さんのようなことはあまり感じることはないが、実を言うと、いつも一緒にボートに乗っている女房の存在は、かなり船長としての負担を減らしてくれている。彼女は免許こそ持っていないのだが、それなりに場数は踏んでいる。走行中、喉が渇くと絶妙なタイミングでクーラーボックスから冷たい飲み物をカップについで渡してくれる。ゲストがいるときなどは特に気を遣っている。また、周囲に他の船舶が航行していないか、言わなくても見張っていてくれる。出港すれば舫いロープを整理しフェンダーを取り込む。帰港の際はその逆だ。舫いロープを誤ってレールの上から渡すようなこともない。ボートフックもあれば手にして必要に応じて使いこなす。さりげなく頼もしいのである。
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 ボート先進国と言われるノルウェーは、まさにそういう文化が根付いているように見えた。食事をするために町の岸壁にボートを着けるとき、同行していたボートオーナーの奥さんは当たり前のように舫いロープを手にバウデッキに立ち、クリート結びも舫い結びもこなしていた。
 オーストラリアのフリーマントルではオーナーの息子である少年が、やはり舫いロープを手に、父親と一緒に浮き桟橋の最適な場所にボートを移動させるのを手伝っていた。記憶をたどると、そのようなシーンは海外の海辺で頻繁に目にする。
 もっとも信頼できるクルーは家族なのかもしれない。そして、ボートやヨットというのは、乗り物としていかに進化しようとも、「労働」を楽しむ遊びなのだということを「体育会」から思い出すことになった。

写真上:後片付けが楽しめるか。釣りを楽しみ終え、親子でボートの清掃(アメリカ)/写真中:トレーラーでボートを引き上げる。男性はボートのセット、女性が車の運転(オーストラリア)/写真下:ヨットのテンダーの舫いを取り直す子どもたち(タヒチ)

田尻 鉄男●たじり てつお
外洋帆走部に所属しクルージングに明け暮れた大学生活、1年間の業界紙記者生活を経て、88年、プロダクションに入社。以来、日本のボーティングシーン、また沿岸漁業の現場を取材してきた。1963年、東京生まれ。



キャビンの棚
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カラフルな深海生物を図解
「極限世界のへんてこ生きもの 深海散歩」
監修:藤倉克則(海洋研究開発機構)
発行:幻冬舎
価格:¥1,300(税別)
 先端の技術による深海調査の進化は著しい。一昔前まで少し奇妙な標本の中の存在だった深海の生物たちは、調査の発展で日の目を見ることになった。生きた姿の観察も可能となり、そのカラフルで愛らしい姿や独自の生態系が徐々に明らかになっている。色鮮やかで可愛い姿でありながら、暗く深い海を孤独に生きる深海の生物たち。太陽の光はほぼ届かない深い海で「色」は何の意味をもつのか。
 「極限世界のへんてこ生きもの 深海散歩」は藤倉克則(海洋研究開発機構)監修による、深海生物を図解する本である。最新研究で判明した様々な深海生物の「生きる工夫」を紹介している。
 約2,000年前、マケドニアの英雄アレクサンダー大王は大きなガラス瓶に自ら乗り込み、深海調査を目論んだことは今も語り継がれる。太古の昔から深海は人の関心を惹いた。ちなみに深海とは一般に200m以上の水深のところ。水深200mには太陽光の99.9%は届かない。暗い深海は人類の大きな謎だった。今から約140年前に英国を出航した調査船「チャレンジャー号」が深海調査の科学的な進展の発端となり、今の技術進化に続く。
 最新のテクノロジーで撮影された深海生物の赤や銀色の恰好に驚かされた。赤色は、波長が長く光を吸収されるため、深海では暗い黒に見える。銀色は、光を反射させるために見えにくい。ある銀色の生物は下にいる敵から気付かれないために、腹部を発光させて影を隠すという習性を持っていた。植物が育たず、隠れる場所がほとんどない深海では、敵に見つかりにくい姿を持つことが重要だ。そんな深海生物の色には、極限環境の「生きる工夫」がつまっていた。
 近年のテクノロジーの進化によって明らかになったカラフルで可愛い姿の深海の生物たちとその生態系。最新の研究で判明した「生きる工夫」を知ることで、さらに興味を惹く存在となりそうだ。



船厨
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 水深は40メートルほど。シンカーを着底させてから、ゆっくりと巻き上げる。するとすぐさまアタリがきた。ググッ、ググッ。さてなんの魚だろう。タイだろうか。いや、タイにしては棚が下過ぎるかな。期待を込めて慎重にラインを巻き上げる。赤い魚体がゆらめいている。タイか? いや違うな。やっぱりこいつだったか。
 前号でレポートした東京湾のタイラバ。どうしてもマダイを釣ってみたくて、すぐさまリベンジといきたかったのだが、この日はホウボウが釣れたのみだった。ネットに収めてフックをはずそうとすると、ホウボウは「グウ、グウッ」と腹から音を出す。
 後で知ったのだが、この鳴き声、正確には声ではなく音なのだが、それがこの魚の名の由来なのだ。ものの本によると「ホウボウと声を出す」とあった。いや、どうしてもそのようには聞こえなかったのですがね。
 同行者が「でもホウボウって高級魚だよね」と慰める。これは、外道が釣れてしまったときの釣り人の常套句のひとつといっていい。ホウボウが本当に高級魚かどうかは判らぬが、実に美味い魚であることは知っていたので、この日釣ったホウボウはすべてキープして釣友と分けた。
 刺身や煮付け、フライ、塩焼きにしても美味いのだ。いろいろと悩んだが、本コーナーらしく、つまり粗野ってことなんだが、ホウボウの鱗と腑だけ取って、まるごとアクアパッツァにした。ワインとバケットでいただく。残ったスープは翌日、リゾットに。2度味わえるところがいい。
 なお、東京湾において、編集スタッフはいまだにマダイを釣っていない。あれは難敵だ。

「ホウボウのアクアパッツァ」の作り方(4人前)
■材料
ホウボウ1尾、ムール貝5〜6個、ハマグリ10〜12粒、プチトマト10粒、黒オリーブの実10粒、アンチョビフィレ2枚、イタリアンパセリ適宜、オリーブオイル大さじ3、塩・胡椒適宜
■作り方
1)ホウボウは鱗を落とし、鰓と腑をとり、キッチンペーパーで水気を取る 2)プレヒートしたスキレットにオリーブオイルをひき、ホウボウと半分に切ったプチトマトを入れる 3)ヒゲを取り、よく洗ったムール貝とハマグリを加え、たたいたアンチョビフィレと黒オリーブの実を入れ、ひたひたに水を入れ煮込む 4)貝が開き、ホウボウに火が通ったら煮汁に塩コショウして味を整え、イタリアンパセリをちらす



海の博物誌
 「七つの海」は、北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、北極海、南極海を示すのが一般的だ。南極海は、2,000年にIHO(国際水路機関)によって大洋として認定されたが、現代の七つの海は太平洋・大西洋を2つに分けていることから、それらをひとつにして五つの海でもいいのではという意見もあったりする。
 七つの海は、時代と地域によってどの海を数えるかが異なる。地域の貿易ルートや水域を反映している場合や、神話に登場する架空の海を意味することもあった。
 世界中で古くから「七」は特別な数とされ、週七日制、世界の七不思議、七つのチャクラ、七つの天国、七つの指輪など、文化的、宗教的に重要な意味を持っていた。また、19世紀に出版したノーベル賞作家、R・キップリングの詩集によって「七つの海」は航海した世界中の海を意味する比喩として世界に広まった。
 このようなこともあって、現代でも世界の海を数えるのは五つではなく七つなのである。



Salty One Day Boating
ヤマハマリンの海と言えばボート製造工場のある九州天草や北海道噴火湾など、日本各地に点在しているが、そのなかでも真っ先に挙げられるのが、ヤマハの本社近くに水を湛える静岡県西部の浜名湖だろう。マリン事業の創業以来、ボート、ヨット、マリンジェット、船外機などさまざまな製品がこの湖を通じて開発され、発売されてきたのだ。ヤマハにとっては母なる湖とも言うべき場所。この浜名湖で毎年恒例行事として行われているのが、マリン事業に携わる従業員によるクリーン活動だ。2013年から毎年、年に2回行われているクリーン活動が今回10回目を迎えるというのでお邪魔してきた。

浜名湖に対してなにかできないだろうか。

 このクリーン活動の特徴は、道路などの陸上からのアクセスが困難な場所をマリンジェットやスポーツボート等、浅瀬走行が可能な乗り物を使用して水上からアプローチし、湖岸に打ち上げられたゴミを収集して周辺環境の美化に務めるというもの。当初は社会貢献活動としてスタートしたが、単なる清掃活動ではなく、参加者全員の製品理解やシーマンシップの継承等も目的としていた。
 「私たちの事業活動に欠かせない浜名湖に対して、なにか恩返しのような活動ができないだろうかという企画を考えていたのです。当時は世界各地のヤマハでクリーン活動が活発に行われていたこともあって、企画段階では清掃活動は当たり前すぎるという意見もありましたが、逆に本社がある浜名湖でそうした活動をしていないのも模範にならないということでスタートしました」(ヤマハ発動機・マリン事業部/池田啓二郎さん)
 去る5月18日に行われた、クリーン活動にはヤマハ発動機のマリン事業部から社員約100名の他、マリンジェット7台、スポーツボート1隻、和船とボート合わせて11隻が加わり、東名高速浜名湖サービスエリア付近から西側の約4キロを清掃区域に設定し、約110kgのゴミを回収した。

水辺に対する意識を高めたい。

 「幸いにも我々が製造するマリンジェットやスポーツボートは浅瀬走行が可能であり、そうした場所にもアクセスが容易にできます。また和船などは積載性に優れているので、大量のゴミが回収されても運搬することができる。さらに普段は総務や事務など内勤の仕事をしている方も、こうした清掃活動を通じて商品の特性を理解できるので、参加した社員の意識は必然と高まりますよね。また、水上では経験者からさまざまなノウハウが伝えられるのでシーマンシップの醸成・継承にもつながります。私たちマリンビジネスに携わる者にとってはそのどれもが大切な要素です」
 この清掃活動に参加したボート事業部長の井端俊彰さんは「いまから5年前に地域貢献になることをしようと話していたのが、この活動のきっかけです。当時、案はいろいろありましたが、やはりヤマハのマリンが世界中で取り組んでいるビーチクリーン活動を、日頃、製品開発でお世話になっている浜名湖でやろうということになりました。今回は記念すべき10回目になりましたが、これまでよく続けてこられたなという想いと、今後もこうした活動を通じて、浜名湖や地域社会に貢献できればと、気持ちが新たになりました」と、今後も継続的に取り組むべき活動と説明していた。
 これまで5年間に延べ800名以上が参加し、2トン以上のゴミを回収した「マリンクリーン活動in浜名湖」。ボランティアスタッフとマリン製品が一体となって取り組む活動が、浜名湖の環境美化に一役買っていた。
 それにしても、清掃活動というボランティアに参加しているヤマハ社員たちの楽しそうな笑顔が気になる。これはもう「遊び」だ。もちろんいい意味で。それもマリンジェットやボートの魅力のなせる技ってことなのだろう。
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マリンジェット7台のほか、スポーツボート、ボートに分乗して出港
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陸からはいけない所でもマリンジェットならアプローチできる。製品の特長を活かして湖岸をクリーンアップ
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スポーツボートも清掃に加わった。楽しそう
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普段はあまりボートやマリンジェットに触れることのない事務系の社員の方も多く参加したとのこと
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燃えるゴミ49袋(約60kg)、燃えないゴミ38袋(約50kg)を集積した
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この日の参加者は100名。楽しそうな姿が印象的



海の道具 マリンギア四方山話
 ボートフィッシングの楽しみは勿論、魚との駆け引きであることは間違いないが、もうひとつ大きな悦楽としてあげるべきは、釣ったばかりの新鮮な魚を食べられること。こればかりは、どんな高級料亭で取り扱っている魚でも敵わない一尾を手にする事ができる。ただし、ただ釣った魚をそのままもって帰ってもそれはかなわない。
 今年、横浜で開催されたジャパン・インターナショナル・ボートショーのワイズギアブースで「美味しく魚を食べる事の伝道師」ウエカツ水産の上田勝彦氏のトークショーが行われた。テーマは「ボートで魚を正しく〆るためのノウハウ」。ブース内から溢れるほどの聴衆を集めた。
 内容の詳細はこの記事の最後にリンクしたワイズギアの動画をご覧いただければと思うが、そのさわりだけを少し紹介しよう。
 魚自身が分泌する旨味成分というものは、死後から死後硬直が始まるまでの間に生成されるのだという。つまり、死後硬直までの時間が長ければ長いほど、旨味成分が多くなる、つまり美味しい魚になるということだ。では、死後硬直を遅らせるにはどうすればいいか。
 最近一部マニアの中で広まっている、”神経締め”という言葉を耳にされた事は無いだろうか。簡単に言えば、脊髄に通っている神経を壊すことで、筋肉への硬直を促す信号を停める方法のことだ。 しかし、と上田氏は言う。「神経締めだけすれば良いわけではない。釣り上げた魚の扱いから、運搬にいたるまで、我流ではなく、理論に則ったやり方でやり遂げて初めて、至高の魚を手にする事ができるのだ」と。メンドーだなぁと思う気持ちを察したかのように氏は続ける。
 「が、その苦労を乗り越えた先には、今まで経験したことの無い程の至高の味わいが待っているのだ。それは何も高級魚でもなければ希少種でもない、普段釣り上げているアジが、至高の1尾になる。たくさん釣るのも楽しい。が、ボートアングラーでしか手にすることの出来ない究極の旨味を湛えた一尾をぜひ体験して欲しい」
 いかがだろうか。舌がひっくり返るほど美味いアジで、日頃釣具を買うたびに眉を顰める家族をギャフンと言わせてみたくはないか?

イメージ 魚を正しく〆るためのノウハウの動画はこちら



ヤマハニュース
TK式〆具紹介
「海の道具」で紹介した、ウエカツ水産監修「TK式〆具」セットの製品情報です。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/0/item/Q3TKSA018001?salty180605

「チームKUROSHIO」クラウドファンディングのご案内
無人探査ロボットを使って水深4,000mの海底を超高速かつ超広域に探査する国際コンペティションに挑戦しているチームです。
クラウドファンディングで「チームKUROSHIO」を応援しませんか?
https://a-port.asahi.com/projects/kuroshio/

大人のボートレッスン「シースタイル・マリン塾」
シーズン前に苦手を克服しよう!
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/life/stepup/marinejyuku/



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【編集航記】
梅雨といっても雨がほとんど降らなかったり、梅雨入りが明確でないまま夏になってしまったり、年によっていろいろです。またそれに続く夏も、本当に梅雨が明けたのかと思わせるような雨が続いたり、気温が上がらず冷夏となったり。さて、今年はどんな6月になるのでしょう。とにかく、暦の上ではもう夏です。前線の動きに気をつけつつも、思いっきり海を楽しみたいですね。
(編集部・ま)

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