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レースレポート

2019年 全日本カート選手権 FS-125部門 東地域 第5戦のレースレポート

2019年 全日本カート選手権 FS-125部門 東地域 第5戦

■開催日:10月5~6日 ■開催場所:スポーツランドSUGO 西コース ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:24台

小田優が今季初の表彰台となる2位を獲得!

 全日本カート選手権東地域の第5戦は、10月5〜6日、宮城県・スポーツランドSUGO西コースで開催された。
 一足早く全日程を終えた西地域シリーズに続き、東地域シリーズも今回が最終戦となり、11月の東西統一戦で決する年間チャンピオン争いに誰が名乗りを上げるかも注目のポイントとなる。

タイムトライアル

 今回はOKクラス併催のため、土曜日夕方に行われたタイムトライアル。天候も安定し気温も高いことから早めのタイムアタックを敢行するドライバーが多い中、小田優はAグループ出走で5番手、三島悠大はBグループ出走で5番手を獲得、総合では小田が7位、三島が13位となる。

予選ヒート

 雨上がりの日曜日の午前中に行われた予選ヒートでは、小田が序盤から5番手につける健闘をみせレースを進めていく。三島も周回ごとに順位を挽回し、5周目にはトップ10圏内へと入ってくる。その後、小田は着実に上位へ進出し、レース中盤以降は4番手をキープしながら周回を重ねていく。さらに9周目には3番手まで浮上し、そのままの順位でチェッカー。決勝は2列目からのスタートとなった。三島も7位に入り4列目からのスタートとなる。

決勝ヒート

 決勝ヒートでもポールポジションの野村が好スタートを決め、序盤からレースをリードしていく。しかし、ペースが思うように上がらず、中盤以降は防戦に追われることとなる。小田は序盤からトップグループの一角を占めて周回を重ねていく。しかし、そこから抜け出すほどのペースなはなく、レースはこう着状態の中で進行していく。三島も小田の後方に続くが、レースが進むにつれタイヤが滑り出しペースが落ちてしまう。終盤、小田は表彰台目前の4番手を走行しながら上位進出のチャンスを伺うが、最終ラップに2番手争いの2台が接触、後退するアクシデントがあり、小田は2番手に浮上するとそのままチェッカーを受け、今シーズン初めてとなる2位表彰台を獲得した。三島も粘り強く走行を続け6位を獲得した。

第5戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1位 16 荒尾 創大 チームKBF 23位(47.454) 8位
2位 21 小田 優 Formula Blue BEMAX 7位(40.109) 3位
3位 88 星 涼樹 Drago Corse 5位(40.086) 2位
6位 8 三島 悠大 Formula Blue モリシタレーシング 13位(40.214) 7位

Formula Blue BEMAX

#21 小田 優(千葉県・15歳)

 予選の調子は良く、決勝も同じセットで臨んだのですが、決勝はあまりペースが上げられず、順位を守るのが精一杯になってしまいました。最後は運良く2位になれました。次回のもてぎは得意なコースなので全力で勝ちに行きます。来週のもてぎ選手権も出場するので、マシンを仕上げていきたいと思います。

チーム代表:小野尾 司【BEMAX RACING】

 練習中からそこそこのポジションにいたのですが、一発のタイムがなく安定感を求めるセットの方向に振りました。予選では想定したよりタイム落ちもなく、決勝はドライバーの意見も尊重しタイヤのエア圧だけを調整し送り出しました。結果的には狙ったところに行かず、勝負出来なく悔しかったです。今回は運もあって表彰台に乗れたので、東西統一戦のもてぎは得意としているコースなので、勝てるように頑張りたいと思います。

Formula Blue モリシタレーシング

#8 三島 悠大(東京都・17歳)

 ドライの調子は良く、手応えはあったのですが、公式練習で接触してしまいました。ダメージは無かったものの、そこから調子が崩れてしまいました。予選ヒートではオーバーステア気味だったので、7番手に上がってからはタイヤを温存して走行していました。決勝はセットの変更を施しましたが、オーバーステアは解消されませんでした。セットの問題ではなく、乗り方の問題なのかなと思います。残るは東西統一戦のみとなりましたが、Formula Blueの中でも自分だけ結果を残していなくて、プレッシャーもあるのですが、最後は良い結果を残せるように準備をしたいと思います。

担当メカニック:伊藤 泰久 【モリシタレーシング】

 あまりペースが上がって来なかったという印象です。ミスもあり、走りの精度を高めていく必要性も感じましたので、東西統一戦のもてぎへ向けては、そのあたりも含めた課題を解消出来るように練習して本番に臨みたいと思います。11月のもてぎは気温も下がるでしょうし、精度を高めて前で走れるように、頑張ります。
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