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レースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第2戦のレースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第2戦

■開催日:8月8~9日 ■開催場所:GOLDEX本庄モーターパーク ■路面状況:ドライ ■参加台数:9台

 全日本カート選手権FP-3部門東地域第2戦が、8月8~9日の2日間、埼玉県・GOLDEX本庄モーターパークで開催。コロナ禍による日程変更に伴い、開幕戦から中1週間のインターバルとなる中で、当コースならではのハイスピードバトルによる熱戦が繰り広げられました。
 ヤマハ「Formula Blue」KTサポートドライバーの中村仁選手は、予選ヒートは好位置の2位からスタートし、1位でフィニッシュ。決勝ヒートも上位3台による混戦から抜け出し、最終ラップにはトップに浮上し、初めて走行するサーキットでのレースを見事に制しました。今回、全日本初優勝を成し遂げると同時にシリーズポイントランキングも1位に浮上しています。毎戦盛り上がりを見せるFP-3部門ですが、次戦は9月20日(日)に開催される千葉県茂原大会です。

第2戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1 11 中村 仁 Formula Blue TKC 2位(43.557) 1位
2 14 佐久間 宇宙 YRHKS With BRIOLY 6位(43.893) 4位
3 87 箭内 優樹 TEAM WOLF 5位(43.886) 5位

Formula Blue TKC

#11中村 仁(千葉県・14歳)

 タイムトライアルでは目標タイムには届きませんでしたが、新しい気づきもありました。予選ヒートは前日練習で想定したとおりのレース運びをし、冷静に周囲を見ながらレースをすることが出来ました。決勝ヒートも予選と同じように無駄な動きをせず、冷静に勝負のタイミングを見計らっていました。常に最終ラップに自分が前に出た時に相手がどのような動きをしてくるかを考えていました。そして、最終ラップはその想定通りになり、冷静に走ることが出来ました。今回、初めてのサーキットでのレースでしたが、木曜日から段階的に慣れていきながら課題を克服していきました。レースでは、落ち着いて走ることによってレース展開を考え、自分が出来ることをやり切れたことが、今後の自信に繋がりました。

チーム代表:徳江 信泰【レーシングカートサービス TKC】

 今回、連日の猛暑の中、タイヤの状態がタイムに大きく影響することや、超ハイスピードコースでスリップストリームがとても効くことからライバルとのペース差が掴みづらい状況でした。そのような中、タイムトライアルでは2番手になり、予選/決勝と常にトップ争いをし、状況を冷静に把握しながら、両ヒートともにトップチェッカーでゴールすることが出来ました。また、シリーズポイントもリードすることが出来ましたが、今後、茂原、菅生と難しいコースでのレースが続きますので、ますます気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

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