レースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 西地域 第4戦

■開催日：9月5～6日 ■開催場所：中山カートウェイ ■路面状況：ドライ ■参加台数：20台

　全日本カート選手権FP-3部門西地域第4戦が、9月5～6日の2日間、岡山県・中山カートウェイで開催されました。早いもので終盤戦に入り、シリーズチャンピオンを争う上でも重要な大会となりましたが、中国地方での開催ということで、地元や九州勢のスポット参戦組も加わり、再び20台の大台に乗る盛況なエントリーとなりました。
　ヤマハ「Formula Blue」KTサポートドライバーの森岡泉美選手は、タイムトライアルは5位、予選ヒートは1位で通過し、決勝ヒートもスタートをしっかりと決めた後は、危なげないレース運びで、昨年の第5戦中山大会に続く2連勝を飾りました。また、シリーズポイントランキングも首位に躍り出ました。
　次戦の滋賀県琵琶湖大会は、戦いの場を再び近畿地方に戻し、いよいよ西地域の最終戦となります。また、12月に鈴鹿サーキットで開催される東西統一戦に向けた重要な一戦の位置づけで、益々の盛り上がりが期待されています。

Formula Blue Ash

#8 森岡 泉美（兵庫県・18歳）

　今回のレースでは、前戦の神戸大会での失敗から学びを得て、しっかりと練習出来たことが結果に結びつきました。予選では周囲の状況がよく見えていたこともあり、着実に順位を上げることが出来ました。決勝のスタートは、皆がキチンとスタート出来るようなフェアプレイを心掛けました。その上で、しっかりとポールを死守することも出来ました。まだまだコンディション変化などへの対応力に磨きをかけなければなりませんが、沢山の練習を重ね、自分自身の引き出しを増やしていけるように頑張っていきたいと思います。
　今回優勝出来たことで、支えてくれた両親や兄、所属チーム、また「Formula Blue」として活動する機会を下さった方々にようやく恩返しが出来たレースでした。次戦も優勝出来るように頑張りたいと思います。

チーム代表：築山 敬【かあと小僧】

　昨年の中山大会で初優勝し、本人にとっても期するところがあった今回のレースで見事優勝を飾ってくれました。練習時からタイムも安定しておりとても落ち着いてレースに臨むことが出来ていました。今後もプレッシャーをエネルギーに変え、いっそう気合を入れて頑張ってもらいたいと思います。