レースレポート
2023年全日本カート選手権FS-125JAF部門 第1戦・第2戦のレースレポート
2023年全日本カート選手権FS-125JAF部門 第1戦・第2戦
■開催日:4月8〜9日 ■開催場所:神戸スポーツサーキット(兵庫県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:7台
伊藤聖七が第1戦でデビューウィン達成!!
全日本カート選手権FS-125JAF部門 第1戦・第2戦が、4月8〜9日に兵庫県・神戸スポーツサーキットで開催された。
今季から全日本選手権は、従来の東西分割の地域シリーズは廃止され、新たに最高峰のOK部門/FS-125CIK部門シリーズと、FS-125JAF部門/FP-3部門シリーズに再編。FS-125JAFシリーズは、使用エンジンこそFS-125CIKシリーズと同一となるものの、排気リストリクターを装着することでパワーを抑制している。
また、1大会2レース制が全大会で採用され、さらにFS-125JAFシリーズでは1セットのタイヤで1大会2レースを戦わなければならず、タイヤマネジメント能力も問われることとなった。今大会にはFormula Blueメンバーから春日龍之介と伊藤聖七が出場した。
タイムトライアルでは全体的に公式練習時よりタイムアップしていく中、春日が5番手、伊藤が6番手のタイムとなり、予選は3列目からのスタートとなった。
決勝へ向け、上位進出を図りたい第1戦の予選ヒート。春日はトラブルを抱えながらの走行となり順位を落としてしまうが、伊藤はジリジリと上位に迫り、2番手の選手の背後まで接近してチェッカーを受け、3位を獲得する。決勝での伊藤は、スタートで2番手に上がるとオープニングラップにトップを奪取。その後は後続を引き離す走りを見せた。終盤、後続に迫られたものの仕掛けられるまでの接近を許すことなく逃げ切り、全日本デビュー戦を優勝で飾った。一方の春日は、なかなかペースが上げられない中でも我慢の走りを続け6位を獲得している。
続く第2戦、予選では伊藤はなかなか順位を上げられなかったものの、最後は4位でフィニッシュ。春日は苦戦が続き7位となる。決勝では伊藤が5周目に2番手まで浮上。この間にトップの選手が逃げてしまっており、それに追いつけるだけのペースはなかったものの、2番手争いの先頭で周回を続けていく。最後までそのポジションを守りきった伊藤が、連続表彰台となる2位を獲得。春日は第1戦に続き6位を獲得した。
第1戦リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | タイムトライアル | 予選ヒート |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 50 | 伊藤 聖七 | Formula Blue Ash | 6位(45.055) | 3位 |
2位 | 78 | 福岡 主税 | EHRE MOTOR SPORTS | 2位(44.901) | 2位 |
3位 | 25 | 松本 琉輝斗 | HRS JAPAN | 4位(45.099) | 4位 |
6位 | 14 | 春日 龍之介 | Formula BlueSPS川口 | 5位(45.040) | 5位 |
第2戦リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | タイムトライアル | 予選ヒート |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 29 | 中尾 正義 | Energy JAPAN | 1位(44.701) | 1位 |
2位 | 50 | 伊藤 聖七 | Formula Blue Ash | 6位(45.055) | 4位 |
3位 | 25 | 松本 琉輝斗 | HRS JAPAN | 4位(45.099) | 3位 |
6位 | 14 | 春日 龍之介 | Formula BlueSPS川口 | 5位(45.040) | 7位 |