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レースレポート

2024年全日本カート選手権FP-3部門 第3戦・第4戦のレースレポート

2024年全日本カート選手権FP-3部門 第3戦・第4戦

■開催日:6月15〜16日 ■開催場所:スポーツランドSUGO国際西コース(宮城県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:13台

寺島知毅が両レースを制し前戦から3連勝を達成
シリーズチャンピオンに王手!

 全日本カート選手権FP-3部門第3戦/第4戦が、6月15~16日に宮城県・スポーツランドSUGO国際西コースで開催された。今大会には、5月の開幕ラウンド、第2戦で優勝した寺島知毅(Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS)と、片岡陽(Formula Blue Ash)が参戦した。

 タイムトライアルでは、寺島がトップタイムをマーク。片岡はマシントラブルのため出走できず、予選は最後尾スタートとなる。

 第3戦の予選ヒート、寺島が好スタートからトップをキープすると、一度もポジションを譲ることなくチェッカー。決勝へ向け万全の仕上がりを感じさせる。追い上げた片岡は8位フィニッシュとなった。

 決勝でも寺島は好調。スタートでトップを守ると、その後は後続を従えながらも順位を譲ることなくトップをキープして周回を重ねていく。一方片岡は序盤にアクシデントがあり、再スタートしたもののその後リタイアとなった。トップの寺島は、最終ラップにバトルとなり一度は2番手に落ちたもののすぐに逆転。そのままチェッカーを受け今季2勝目を飾った。

 続く第4戦。予選では寺島が午前中同様の走りでトップを守りチェッカー。片岡も7位でフィニッシュとなった。

 第4戦決勝、ここでも寺島が好スタートを見せると、じりじりと2番手以下を引き離していき、レース中盤には約1秒のリードを得る。そのリードを活かしきった寺島が、追撃を振り切り優勝。これで3連勝としタイトルに王手をかけて最終戦へ進むこととなる。片岡は5位まで追い上げてチェッカーとなった。

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 1位(42.758) 1位
2位 27 高島恒太 チームエッフェガーラ 3位(42.861) 3位
3位 96 吉井亮仁 PROJECT Y with TL 2位(42.793) 2位
4位 63 高木彪乃介 A TEAM Buzz Racing 5位(42.970) 4位
DNF 86 片岡陽 Formula Blue Ash DNS(NoTime) 8位

第4戦リザルト

Pos. No. Driver Team 予選結果
1位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 1位
2位 27 高島恒太 チームエッフェガーラ 3位
3位 96 吉井亮仁 PROJECT Y with TL 12位
5位 86 片岡陽 Formula Blue Ash 7位
DNF 63 高木彪乃介 A TEAM Buzz Racing 4位

Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS

寺島 知毅(長野県16歳)

 今回のレースは全てのヒートでトップだったので、かなり良いレースだったと思います。またミスすることなく集中してレースをすることができたのも良かったです。次のレースでも勝てるように頑張りたいと思います。

チーム代表 関口 雄飛(GOLD MOTOR SPORTS)

 練習から順調に進んでいたので、細かいセットや乗り方をアジャストし、路面に合う方向を探りながら、本番へ向け良い方向へ持っていけました。いい結果で2 レースとも終えられました。

Formula Blue Ash

片岡 陽(兵庫県 15歳)

 金曜日はから土曜日にかけてマシンを作り上げていくことができ、日曜日はトップ集団でバトルができるイメージでした。公式練習も5番で、タイムトライアルではもっと上位に行けると思っていたところ、トラブルで走れなかったのが全てだと思います。第4戦では前にいけましたが、まだトップとは差があったと思います。その原因をしっかりと究明して頑張りたいと思います。

チーム代表 築山 敬 (かあと小僧)

 最初にクルマのトラブルもあり、今回は最後尾からの追い上げになりました。レースに関してはスピードがあるので上がるのは当然として、チェッカーへ向け走り切ることが大事だと思うので目先の順位争いよりもチェッカーへ向けての流れを見定めてほしいと思います。
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