本文へ進みます

レースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第1戦・第2戦のレースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第1戦・第2戦

■開催日:5月18〜19日 ■開催場所:新東京サーキット(千葉県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:25台

苦戦となった開幕戦も、SUGO での巻き返しを期す

 全日本カート選手権FS125部門の開幕となる第1戦・第2戦が、5月18〜19日に千葉県の新東京サーキットで開催された。昨年はCIK部門、JAF部門と分割されていたFS125だったが、今季は2年ぶりに統合され1部門として開催されることとなり、この新東京大会には昨年を大きく超える25台がエントリー。Formula BlueからはFP3からステップアップした横山優之介(Formula Blue SPS川口)、桑原航佑(Formula Blueチームオーガスト)、FP3とのWエントリーとなる寺島知毅(Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS)の3名が参戦した。

 2組に分かれて行われたタイムトライアル。2組目で出走した横山は組別5位、寺島9位、桑原10位となり、総合では横山が最上位となる11位、以下、寺島18位、桑原22位となった。
 巻き返しが期待される第1戦予選ヒート。上位でレースを進めていた横山が3周目にエンジントラブルでリタイアを喫す。このヒートは桑原16位、寺島17位に終わった。
 第1戦決勝では、寺島が順位を挽回し、12位。横山も追い上げたもののペナルティで19位、桑原はアクシデント等もありゴールできず結果は20位に終わった。

 仕切り直しとなる第2戦。予選ヒートでは、横山が10位でフィニッシュ。寺島が18位、桑原は19位となる。
 決勝でペースが良かったのが寺島。大きくポジションを挽回する5位入賞を飾る。横山も8位を獲得。同じくペースもよく順位を上げてきた桑原だったが、10位フィニッシュもカウルペナルティがあり13位となった。

第1戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 44 酒井龍太郎 ミツサダPWG RACING 1位(41.273) 1位
2位 72 小野大地 RT WORLD 3位(41.493) 2位
3位 11 千田琉貢 Racing team YRHKS 4位(41.530) 8位
11位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 18位(42.042) 17位
19位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 11位(41.792) DNF
20位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 22位(42.185) 16位

第2戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 44 酒井龍太郎 ミツサダPWG RACING 1位(41.273) 1位
2位 11 千田琉貢 Racing team YRHKS 4位(41.530) 6位
3位 55 石部壮太郎 ERS with SACCESS 12位(47.856) 9位
5位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 18位(42.042) 18位
8位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 11位(41.792) 10位
13位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 22位(42.185) 19位

Formula Blue SPS川口

横山 優之介(埼玉県15歳)

 朝のタイトラが終わって、予選の最初までは調子も良かったのですが、エンジンが焼きついてからは、ずっとストレートでも離されてしまう状況でした。なんとかカバーしようと頑張っていましたがジリジリと下げてしまい辛い週末になってしまいました。SUGOへ向け練習して、メカニカルの面でもしっかりと対応していきたいと思います。

チーム代表 中島 高広(SPS川口)

 レース用のエンジンが焼きついてしまいましたが、本人はキャブを絞って攻めて走る欲が出ていたのでそれはよしとして次に繋げてくれればと思っています。あとは体力面が後半はきつそうなので、どう改善するか。SUGOまでにまとめていきたいと思います。

Formula Blueオーガスト

桑原 航佑(東京都15歳)

 厳しい週末でした。第2戦の決勝は順位を上げることはできましたが、フェアリングを落としてしまい、自分で台無しにしてしまったことは反省しています。次戦のSUGOでは挽回できるように頑張ります。

チーム代表 清宮 光夫(オーガスト)

 地元で本人もやる気満々でしたが、少し空回りしてしまった感じです。昨日の練習でもトラブルが出て、そこから悪い方に転がってしまいました。アクシデントでフレームを曲げたこともあり修正して完走できればと思っていたのですが、最後の決勝はすごく良かったです。ただ、カウルペナルティといいことは一つもなかったですね。これもレースなので、これでめげないで頑張ってほしいと思います。

Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS

寺島 知毅(長野県16 歳)

 セットが合っていない中で第1戦は全然前にいけませんでしたが、午後は表彰台も狙えそうなレースが出来たことは良かったと思います。次戦も頑張ります。

チーム代表 関口 雄飛(GOLD MOTOR SPORTS)

 今回はライセンスのためにエントリーした面もあり、完走を目標にしていました。第1戦は周りのペースが速すぎて、歯が立ちませんでした。第2戦は周りがタイムを落とすなか、寺島は午前と同じくらいのタイムで走れたのが大きかったです。ドライバーの力で得た結果だと思います。
ページ
先頭へ