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レースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第5戦・第6戦のレースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第5戦・第6戦

■開催日:9月21〜22日 ■開催場所:中山カートウェイ(岡山県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:14台

第6戦、桑原航佑が6位入賞!

 全日本カート選手権FP-3部門第5戦・第6戦が、9月21~22日に岡山県・中山カートウェイで開催された。6月の前回大会以来、3ヵ月ぶりの開催となる全日本選手権FS-125部門。今回はシリーズ最終戦ということもあり、14台のエントリーを集めた。すでにシリーズチャンピオンは決しているものの、限定Aライセンスの取得資格となるランキング6位以内を目指し、白熱の戦いが演じられた。

 今大会にはFormula Blueから横山優之介(Formula Blue SPS 川口)、桑原航佑(Formula Blue チームオーガスト)、が参戦。タイムトライアルでは桑原が7番手のタイムをマーク、横山が9番手となる。第5戦予選を前に雨が降り出し、急きょレインセットへの変更を強いられる中、桑原はゲートクローズ時間に間に合わず、予選を出走できないこととなってしまう。一方横山は5番手まで順位を上げフィニッシュ。決勝へ期待を抱かせた。

 決勝もウェットコンディションのまま。滑りやすい路面に多くが苦戦する中、横山も順位を下げてしまい、中盤以降は桑原と並走するように周回を重ねていく。最後は桑原が先行し10位、横山が11位となった。

 雨は昼には止み、午後は一転してドライコンディション。横山が予選で8位まで上がりフィニッシュ。桑原は10番手で予選を終えた。今季最終戦となる第6戦決勝。トップグループにアクシデント等もあり、順位が変動していく中、着実に順位を上げていったのが桑原。混乱を回避しながら周回を重ねると、6位でフィニッシュとなった。一方の横山はほぼポジションキープとなり8位でレースを終えた。ランキングでは桑原が15位、横山が同ポイントの16位でシーズンを終えた。

第5戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 16 塩田惣一朗 HRS JAPAN 1位(30.341) 1位
2位 55 石部壮太郎 ERS with SACCESS 3位(30.425) 2位
3位 52 土屋拓心 RT WORLD 11位(30.635) 7位
10位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 7位(30.523) DNS
11位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 9位(30.608) 5位

第6戦リザルト

Pos. No. Driver Team 予選結果
1位 16 塩田惣一朗 HRS JAPAN 1位
2位 36 高田陽大 Super Racing Junkie! 4位
3位 61 木幡直生 Super Racing Junkie! 5位
6位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 10位
8位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 9位

Formula Blue SPS川口

横山 優之介(埼玉県15歳)

 事前準備も今までにないくらい頑張って挑みました。結果的に順位は良くなかったですが、悔いのない大会には出来たと思っています。いろいろな方にサポートをしていただく中で今までとは違う環境で大変なことも多かったですが、すごく良い経験になったと思っています。

チーム代表 中島 高広(SPS川口)

 金曜、土曜と調子は良く、他の選手にマークされながらも行けそうかなと個人的には思っていました。しかし、予想外の雨が降ってリズムが狂ってしまいました。セットもタイヤが減ったときに合わせていたのですが、タイヤが減らなかったのも一つの敗因だと思います。

Formula Blueオーガスト

桑原 航佑(東京都15歳)

 今シーズンはSSクラスからテップアップしての参戦で多くの経験が出来ました。思うような順位で走ることは出来ませんでしたが、課題も多く見つかる中、技量もつき視野も広がったことは実感しています。これをこれからのレース活動につなげていきたいと思います。
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