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レースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第1戦・第2戦のレースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第1戦・第2戦

■開催日:3月29日 ■開催場所:新東京サーキット(千葉県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:26台

ヤマハサポートの橋口輝明が第2戦で優勝!
吉岡拓雲も健闘の6位フィニッシュ

 全日本カート選手権FP-3部門の第1戦・第2戦は、3月28~29日に千葉県・新東京サーキットで開催された。Formula Blueドライバーは吉岡拓雲(Formula Blue TAKAGI PLANNING)が出場。さらにYAMAHAサポートドライバーとして島津舞央(ERS with SACCESS)、山田和輝(CRESTガレージC)、佐藤駆(ガレージC)、高橋佳音(HIGUCHI Racing Team)、橋口輝明(RF AOYAMA)、戸谷周(FLAX Motor Sports)が出場した。

 公式練習では、吉岡は10番手タイム。続いて行われたタイムトライアルでは全体にペースが伸び悩む中、吉岡も公式練習からタイムを落とし13番手となる。一方、サポートメンバーでは高橋が2番手、橋口が4番手と上位を獲得。戸谷8位、島津12位、佐藤18位、山田19位となった。

 第1戦予選で吉岡は着実に順位を上げ8番手フィニッシュ。橋口3位、高橋5位、山田が10位まで急浮上し、島津12位、佐藤17位、戸谷はカウルペナルティもあり21位となった。

 決勝では、吉岡が5台によるトップグループのすぐ後方のセカンドグループでレースを進めていく。グループの中の順位変動はあったものの、最後は7位でフィニッシュを果たした。橋口が2位で表彰台を獲得。高橋は5位、島津がトップ10に入る9位、山田15位、戸谷16位、佐藤17位となった。

 周回数が増えた午後の第2戦では、吉岡は決勝で6位まで浮上しポイントを獲得。最終ラップまで続いたトップ争いを制した橋口が劇的な逆転優勝を飾った。山田はシングルとなる9位、島津15位、戸谷21位、途中スピンもあった高橋は22位、佐藤23位となった。

第1戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 21 小美野 凜太朗 ガレージC 3位(47.055) 1位
2位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 4位(47.080) 3位
3位 23 伊東 諒真 RF AOYAMA 10位(47.166) 4位
5位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 2位(47.049) 5位
7位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 13位(47.313) 8位
9位 7 島津 舞央 ERS with SACCESS 12位(47.299) 12位
15位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 19位(47.459) 10位
16位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 8位(47.125) 21位
17位 17 佐藤 駆 ガレージC 18位(47.438) 17位

第2戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 4位(47.080) 3位
2位 21 小美野 凜太朗 ガレージC 3位(47.055) 1位
3位 23 伊東 諒真 RF AOYAMA 10位(47.166) 4位
6位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 13位(47.313) 8位
9位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 19位(47.459) 14位
15位 7 島津 舞央 ERS with SACCESS 12位(47.299) 16位
21位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 8位(47.125) 7位
22位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 2位(47.049) 13位
23位 17 佐藤 駆 ガレージC 18位(47.438) 19位

YAMAHA MOTOR Formula Blue – FP-3

アドバイザー 野中 誠太

 吉岡選手は練習でかなり苦戦していて、トップから大きな差があったのですが、そこからドライビング、セッティング含め改善し、TTこそ前にはいけませんでしたが、予選、決勝で確実にポジションを上げていって、最後にはバトルの強さも見せて6位フィニッシュすることができました。本当にこの週末でたくさん伸びたことを考えると、今シーズンとても楽しみな部分があります。こうしたチームでレースをするのも初めてだったなか、うまくアジャストしていたのでいろいろな意味で期待ができると思います。

吉岡 拓雲(東京都15歳)

 今大会は初めて父親以外のメカニックがついたり、初めてのことだらけで緊張して萎縮していた部分もあったけれど、周りの人達とコミュニケーションをたくさんとっていくうちに自分のプラスになることが多くなっていって、最後の2レース目で良いレースが出来たと思います。今まで親メカで限界があったところから少し成長できたかなと思うし、今度は結果もついてくるように週末を組み立てていければと思います。今回のレースはまずタイムトライアルで下に沈むことがなければもっと上に行けたなと思うところが悔しいなと思います。でも課題ははっきりしたし、今回の経験は本当に自分のプラスになるものばかりだったので、次戦は必ず今より上の順位でフィニッシュしたいです。

YAMAHAサポート: RF AOYAMA

橋口 輝明(千葉県17歳)

 土曜日の前日練習で突然ペースが悪くなってしまったため、レースで勝てるか不安でした。また、地元選手として絶対に優勝したいという気持ちからの焦りや緊張でメンタル面もかなり厳しい状態でした。そのような中でも、タイムトライアル、予選、決勝と、大きく崩すことなく結果を積み重ねていくことができたことで、大きな自信につながりました。決勝での上位のバトルに課題がありましたが、第1戦でトップを逃してしまったことを繰り返さないよう、第2戦に繋げられたこと、ファイナルラップまで諦めずに1チャンスをものにできたことは本当に嬉しいです。

YAMAHAサポート:RF AOYAMA:CRESTガレージC

山田 和輝(神奈川県15歳)

 レースペースがなかったり、タイムトライアルでは、NEWタイヤの理解を深められたなかったり、セッティングの合わせ方がまだまだだったり、改善点はいっぱいあるけど、レースではスタートが良かったり、レース展開が上手くいったり、良かった点もあるので、次戦に向けて改善点をしっかり治して、優勝できるように頑張りたいです。

YAMAHAサポート:RF AOYAMA:ERS with SACCESS

島津 舞央(滋賀県14歳)

 今大会は、走りのテンポやマシンの感触、追い上げの場面など、多くのポジティブな感触を得ることができました。一方で、それらをすべてのヒートで安定して発揮し、結果へつなげていくことが今後の課題です。今回得られた良い感触と経験をしっかり整理し、次戦ではさらに完成度を高めた走りで、より上位での戦いにつなげていきます。

YAMAHAサポート:HIGUCHI Racing Team

高橋 佳音(愛知県14歳)

 今回のレースを通じて、トップに近いパフォーマンスを発揮できるベースは確実にできている一方で、「あと一歩のスピード」と「レースのまとめ方」の両方が結果に直結することを強く実感しました。次戦に向けては、まずコーナー出口の加速とストレートスピードの改善に重点を置き、セットとドライビングの両面からスピードの底上げを図ります。また、レース中の状況判断やリスクマネジメントの精度を高め、安定して上位で戦い切る力を身につけていきます。

YAMAHAサポート:FLAX Motor Sports

戸谷 周(東京都15歳)

 今大会は慣れないマシンのセッティングと全日本特有の路面の重たさにはまってしまい、思うような結果を出すことができませんでした。次戦に向けてセットを詰め、今回明らかになった自分の走り方の問題にも取り組んでいきたいと思います。

YAMAHAサポート:ガレージC

佐藤 駆(埼玉県14歳)

 今大会は、公式練習よりタイムトライアルの方がタイヤのグリップがないという問題が1番の問題だったため、何が原因だったのかを突き止め、改善して次戦に参戦したいです。また、レースで何度か自分よりも速い人に抜かされてしまったことがありましたが、それでも諦めずに強気に抜き返すことができたのは、一つ一つの積み重ねでメンタルが強くなり、負けず嫌いになってきたということなので、そこはもっと成長していきたいです。
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