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レースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第3戦・第4戦のレースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第3戦・第4戦

■開催日:4月25~26日 ■開催場所:スピードパーク新潟(新潟県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:18台

ヤマハサポート選手が躍進し表彰台を独占!
吉岡拓雲も健闘の4位フィニッシュ

 全日本カート選手権FP-3部門の第3戦・第4戦は、4月25〜26日に新潟県・スピードパーク新潟で開催されFormula Blueドライバーは吉岡拓雲(Formula Blue TAKAGI PLANNING)が出場。さらにYAMAHAサポートドライバーとして島津舞央(ERS withSACCESS)、山田和輝(CRESTガレージC)、高橋佳音(HIGUCHI Racing Team)、橋口輝明(RF AOYAMA)、戸谷周(FLAX Motor Sports)の5名が出場した。

 公式練習を経たタイムトライアルでは戸谷がトップタイムをマーク。2番手に高橋、3番手に橋口とサポートメンバーが上位を占め、山田8位、吉岡9位、島津12位と続いた。

 第3戦の予選ヒートでは橋口、高橋、戸谷がトップ争いを展開。終始3台ワンパックでの走行となり、橋口が僅差で先着し、第3戦決勝PPを獲得。高橋が2位、戸谷が3位で続き、吉岡7位、島津9位、山田はリタイアとなった。

 第3戦決勝、好スタートでトップに立ったのは高橋。それを橋口、戸谷が追い、予選同様に3台でトップグループを形成する。高橋は12周すぎまでラップリーダーとなるが、レースが後半に入るといよいよ後続も動き出し、12周目のヘアピンで橋口がトップに立つ。その後も高橋、戸谷とトップが入れかわっていくが、残り3周を切った18周目にトップに立った橋口が残りの周回で後続を抑え切り、第2戦に続く2連勝を達成。高橋は2位、戸谷が3位とYAMAHAサポートドライバーで表彰台を独占した。吉岡は7位、島津8位、山田は9位となっている。

 続く第4戦。予選ではまたも橋口、高橋、戸谷のトップ争いとなるが、今度は高橋がトップチェッカーで決勝PPを獲得する。決勝では高橋がホールショット、橋口が続くが、スタートで出遅れた戸谷は一気に集団に飲み込まれてしまう。これによりトップ争いは高橋と橋口に絞られる。終盤、テールtoノーズでの周回が続き、迎えた最終ラップ。ヘアピンでインに飛び込み橋口が先行するも、クロスラインをとった高橋が立ち上がりで並んでいく。最終セクションへ向け並走する両者だったが、最後はイン側にいた橋口が競り勝ち、3連勝のチェッカーを受けた。2位に高橋、戸谷は3位まで追い上げフィニッシュしたもののペナルティがあり8位。吉岡が4位、山田9位、島津10位となった。

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 3位(52.313) 1位
2位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 2位(51.217) 2位
3位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 1位(52.161) 3位
7位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 9位(52.544) 7位
8位 7 島津 舞央 ERS with SACCESS 12位(52.689) 11位
9位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 8位(52.506) DNF

第4戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 3位(52.313) 3位
2位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 2位(51.217) 1位
3位 23 伊東 諒真 RF AOYAMA 4位(52.358) 4位
4位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 9位(52.544) 7位
8位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 1位(52.161) 2位
9位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 8位(52.506) 9位
10位 7 島津 舞央 ERS with SACCESS 12位(52.689) 11位

YAMAHA MOTOR Formula Blue – FP-3

アドバイザー 清水 英志郎

 吉岡選手は土曜日までは苦労していている感じでしたが、今日のレースは右肩上がりで終えられたと思うし、常に戦う姿勢も感じられました。午前のレースから午後にかけてもリザルトを残せているので良かったと思っています。経験が少ない中、開幕戦から常に順位を上げてきているので成長も伺えて、次の大会が楽しみです。

吉岡 拓雲(東京都15歳)

 前回よりも良い順位でフィニッシュすることも出来たし、前回の新東京よりも人とのコミュニケーションの面で自分の意見や感じたことをはっきり言えるようになったなと感じました。走りも自分の精神的な面に関して少しずつ良い方向に向かっているなと感じているし、次は表彰台や勝ちを取るというところしかないので、最低でも表彰台は登らないといけないし登れると思うので、そこを目標にもっとメカニックの方と話をしてポジティブな方向に全部もって行けたらなと思います。

YAMAHAサポート: RF AOYAMA

橋口 輝明(千葉県17歳)

 全日本選手権の4戦が終わり、3勝と2位1回という最高の結果になりました。新東京サーキットは地元だったので勝てましたが、スピードパーク新潟は初めてのサーキットだったので、短い練習時間で勝てるところまで持っていけるか本当に不安でした。次戦の神戸ラウンドも優勝を目指し、今回の反省点の改善に取り組みたいと思います。特に第4戦決勝は勝てたものの序盤の大きなミス、終盤のレース運びの甘さからオーバーテイクを許してしまった点もあり、完璧な優勝ではなかったと思います。細かいところの精度を上げるため、しっかり反省をして次回に向けて改善します。

YAMAHAサポート:RF AOYAMA:CRESTガレージC

山田 和輝(神奈川県15歳)

 木金土と調子が良かっただけに悔しいです。木金土は気温が低く、路面も低かったので、カートを滑らせながら走らせても速かったのですが、日曜日は気温が上がってしまって、重たくなった路面に走らせ方をアジャストしきれなかったのが今回の敗因です。自分の走らせ方のスタイルの悪さが露骨に出たレースだったと思います。次戦は自分の走らせ方のスタイルを変更して、神戸では優勝できるように頑張ります。

YAMAHAサポート:HIGUCHI Racing Team

高橋 佳音(愛知県14歳)

 今回のレースは、ほとんど走行経験のないスピードパーク新潟でしたが、事前練習の段階からコースレコードに近いタイムで走行することができ、コースとの相性の良さを感じた中で自信を持ってレースに臨むことができました。実際にレースウィークを通じても安定して上位のタイムを維持し、決勝でもトップ争いを続けられたことは大きな収穫でした。一方で、レースを通じて、勝ち切るためのバトルの精度や判断、そして単独で後続を引き離すための「あと一歩のスピード」に課題があることも明確となりました。特に、決定的な場面での駆け引きやブロックの精度、また一部コーナーでの走らせ方によってアドバンテージを維持できない点は、今後改善すべき重要なポイントです。

YAMAHAサポート:FLAX Motor Sports

戸谷 周(東京都15歳)

 トップ集団の中ではやはり経験のなさが目立ったレースになりました。スタートで毎回ポジションを下げてしまったりブロックが甘かったりとレース面での反省点が多く残ってしまったので、次の神戸ラウンドまでに克服して勝てるように頑張ります。
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