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レースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第9戦・第10戦のレースレポート

2026年全日本カート選手権FP-3部門 第9戦・第10戦

■開催日:9月19~20日 ■開催場所:モビリティリゾートもてぎ北ショートコース(栃木県) ■天候:雨 ■路面状況:ウェット ■参加台数:17台

吉岡拓雲、2戦連続で2位表彰台獲得!
サポートドライバーの橋口輝明がチャンピオン獲得!

 全日本カート選手権FP-3部門の第9戦・第10戦は、9月19〜20日に栃木県・モビリティリゾートもてぎ北ショートコースで開催されFormula Blueドライバーは吉岡拓雲(Formula Blue TAKAGI PLANNING)が出場。さらにYAMAHAサポートドライバーとして島津舞央(ASTECH)、山田和輝(CRESTガレージC)、高橋佳音(HIGUCHI Racing Team)、橋口輝明(RF AOYAMA)、戸谷周(FLAX Motor Sports)、佐藤駆(ガレージC)の6名が出場した。この最終戦を迎える段階で橋口がランキングトップ、高橋が同2位につけ、チャンピオン争いはこの二人の一騎討となった。

 土曜日まではドライコンディションだったものの、台風25号の影響もあり日曜日は朝からウェットコンディション。タイムトライアルでは橋口がトップタイム、吉岡が2番手に続き、佐藤4位、高橋5位、戸谷8位、島津11位、山田12位と続いた。

 続いて行われた第9戦の予選ヒートでは橋口と吉岡がトップ争いを展開し、吉岡がトップチェッカー。橋口が2位に入り、この時点で今季のチャンピオンを獲得した。第9戦決勝でも序盤は吉岡が逃げ、それを橋口が追う展開となり。中盤に逆転した橋口は、その後は吉岡を突き放し独走でチェッカー。タイトル獲得に華を添える優勝を飾った。

 第10戦の予選では吉岡がトップチェッカーで決勝PPを獲得。決勝では吉岡がトップでリードを広げていく展開だったが、後方から上がってきた村田龍星が吉岡の背後に接近。ヘアピンから10コーナーで吉岡をかわしトップに上がる。吉岡は2番手で踏ん張り村田を追っていくが、あとわずかに届かず連続2位を獲得。3位には橋口が入った。

第9戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 1位(50.561) 2位
2位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 2位(50.706) 1位
3位 10 北村 碧 ガレージC 3位(50.784) 4位
4位 17 佐藤 駆 ガレージC 4位(50.824) 3位
5位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 5位(50.895) 6位
6位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 12位(51.056) 5位
7位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 8位(50.965) 7位
9位 7 島津 舞央 ASTECH 11位(51.053) 7位

第10戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 73 村田龍星 73R 10位(51.048) 2位
2位 18 吉岡 拓雲 YAMAHA MOTOR Formula Blue 2位(50.706) 1位
3位 36 橋口 輝明 RF AOYAMA 3位(51.127) 3位
6位 7 島津 舞央 ASTECH 11位(51.053) 8位
7位 42 戸谷 周 FLAX Motor Sports 8位(50.965) 5位
8位 20 高橋 佳音 HIGUCHI Racing Team 5位(50.895) 10位
15位 16 山田 和輝 CRESTガレージC 12位(51.056) 16位
17位 17 佐藤 駆 ガレージC 4位(50.824) 7位

YAMAHA MOTOR Formula Blue – FP-3

チーム代表 高木 虎之介

 吉岡選手は、今回とても良かったです。勝てそうなレースでしたし、最後勝てば気持ちよく終われましたけど、今まではそういったところにも至っていなかったので、SUGOに続いての表彰台獲得で頑張ってくれたと思います。レースも連続2位でトップを走りました。これからもっとレース経験を増やして、上手くなっていけば勝てると思います。

吉岡 拓雲(東京都15歳)

 速さはあったのですが、最後の競り合いで自分が弱かったなという感じです。週末の組み立ては前よりずっと良かったし、速さも自分のドライビングもだいぶ仕上がってきて勝てる速さもあったと思います。ただ、それを活かせなかったのは自分の責任だと思います。これをバネに、ポジティブな面も多かったので次のレースへつなげていきたいです。新東京、新潟とシリーズ序盤は勝負できない感じでレースをしていたのですが、その中でも毎レース、ポジティブな面を見つけられて、最後の2戦はトップ争いをできるスピードに持ってこられたのは、良かったと思います。このチームでいろいろと得られたものがあるので、それを活かしてより伸びていけるようにしていきたいです。

YAMAHAサポート: RF AOYAMA

橋口 輝明(千葉県17歳)

 第一目標の全コース優勝をできたので満点だったと思います。最終戦はペースが足りず勝てなかったのは悔しいですけど、表彰台には残れたので良かったです。まさか全日本でチャンピオンが獲れるとは思っていなかったので、自分が凄く成長できたのだなと思います。来年はカートか4輪か、まだわかりませんがこの経験を活かして頑張ります。

YAMAHAサポート:RF AOYAMA:CRESTガレージC

山田 和輝(神奈川県15歳)

 今回は1週間前練習から入って、2年ぶりのもてぎでドライバーの慣らしから入りました。雨は得意だったので、行ける手応えは感じて臨みました。タイヤ選択に迷って、ユーズドのタイヤで走ったのですが、少しグリップが足りませんでした。午前はいい内容で終えられたと思うのですが、午後に雨量もかわって自分の走らせ方でも対応できず、目の前でスピンされる不運もありました。全日本初参戦で、新東京など苦しいレースもありましたが、SUGOで表彰台を獲得するなど、成長はあったのかなと思っています。

YAMAHAサポート:HIGUCHI Racing Team

高橋 佳音(愛知県14歳)

 走ったことがないもてぎなので、全くセットが分からなくて今までの雨のデータをもとにしたら、朝は速かったのですが、そこからセットを変えていくうちに、引きずる走りに変わってしまいました。そのため、午後からタイヤがきつくなってしまいました。それでも、もう少しドライバーで対処できた所があるのかなとは思っています。最初の新東京で悪い始まり方をしてどうなるかと思った今季でしたが、1勝してランキング2位を獲れたので、最低限のことはできたシーズンだったかなと思います。

YAMAHAサポート:FLAX Motor Sports

戸谷 周(東京都15歳)

 練習からずっと速くて、ドライなら優勝できるなという手ごたえはありました。雨になってしまいましたが、自分の適応力がないことを痛感しました。全日本にシリーズ参戦するのは初めてで、経験もできましたが、まだまだだなとも感じました。壁を痛感したシーズンでした。

YAMAHAサポート:ASTECH

島津 舞央 (滋賀県14歳)

 雨が良かったのですが、晴れでも調子は良かったので晴れでもいいかなという気持ちではありました。雨でTTからセッティングを試していき、だんだん良くなってきて最後の決勝にまとめられた感じです。全日本はいろいろなところを回って、初めていくサーキットも多かったので、週末でそこに合わせるといった経験もできて良かったと思います。

YAMAHAサポート:ガレージC

佐藤 駆 (埼玉県14歳)

 今回はレースを通し、普段のレースとは違いロングレースなこともあり、タイヤ摩耗も考慮して走行する必要がありました。また、レース中の自分の焦りや、ペース維持など、自分の課題も明確になったので、今後のレースでは、マシンの状態やタイヤの状態をより意識し、走り方や体の使い方を練習で改善していきたいと考えています。
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