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レースレポート

2026年 全日本カート選手権FS-125部門 第7戦・第8戦

2026年 全日本カート選手権FS-125部門 第7戦・第8戦

■開催日:7月25~26日 ■開催場所:スポーツランドSUGO国際西コース(宮城県) ■天候:雨 ■路面状況:ウエット ■参加台数:17台

中野貴介、レインコンディションで圧巻の2連勝!
飯野、和田も健闘の今季ベストリザルト

 全日本カート選手権FS-125部門の第7戦・第8戦は、7月25〜26日に宮城県・スポーツランドSUGO国際西コースで開催されYAMAHA MOTOR Formula Blueからは、中野貴介、飯野暁介、和田朋也の3選手が出場した。

 レースウィークは金曜日から雨が振り続け、決勝が行われた日曜日まで常にレインコンディションでの走行となった。その中、練習走行から好タイムをマークしていた中野が、2レースともに独走で優勝し2連勝を飾り、ランキングでも2位に浮上。自力でのタイトル獲得の可能性を残し、最終戦へコマを進めることとなった。また飯野、和田の二人も今季ベストリザルトを記録した。

 雨が強弱を繰り返す中で行われた日曜朝の公式練習では、やはり中野がトップタイムをマーク。少ない周回数の中で、確実にタイムを出してきた。2番手にはSUGOを地元とする飯野が続き、和田も4番手につけるなど好調だった。

 続くタイムトライアルでも中野は2番手にコンマ3秒差をつけるトップタイム。飯野3番手、和田も4番手と予選は好位置からのスタートとなる。

 第7戦予選ヒート。中野は好スタートでトップをキープ。飯野も好位置につけるが、アウト側グリッドだった和田はやや不利を被ることもありポジションを落としてしまう。このヒートは中野が安定してトップチェッカー。飯野も3位、和田は6位でフィニッシュとなった。

 決勝でも中野が好スタート。飯野も続いていく。中野は周回ごとに2番手以下を引き離していき、終盤に入ってもペースを緩めない快走を見せる。飯野は単独4番手、和田もバトルをしながら8番手を走行。中野は最後まで危なげない走りを見せ、独走でチェッカーを受け全日本初優勝を獲得。飯野も今季最上位の4位、和田も8位でゴールとなった。

 午後、一時的に雨が弱まる時間もあったが、依然降り続き路面はウェットのまま。第8戦の予選でも中野はトップを譲らずにフィニッシュし、決勝PPを獲得する。さらに飯野も単独2番手でフィニッシュ。フロントロー独占となった。和田も6位を獲得している。

 決勝、やはり中野が好スタートでトップをキープ。第7戦以上に大量リードを築き、7秒以上の大差をつけてチェッカー。今大会を2連勝で締めくくった。飯野と和田は3番手、5番手争いを展開。飯野はペナルティにより6位、和田は5位と全員がシングルフィニッシュを果たした。

 これにより、中野はランキング2番手につけ、自力でのタイトル獲得の可能性を残しながら、最終戦のもてぎへと進むこととなる。

第7戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 10 中野貴介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 1位(48.368) 1位
2位 55 金子壮太 チームエッフェガーラ 2位(48.647) 2位
3位 28 松居寿來 K.SPEWED WIN 7位(49.149) 4位
4位 11 飯野暁介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 3位(48.701) 3位
6位 12 和田朋也 YAMAHA MOTOR Formula Blue 4位(48.801) 8位

第8戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 10 中野貴介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 1位(48.368) 1位
2位 28 松居寿來 K.SPEWED WIN 7位(49.149) 4位
3位 33 織田大和 KM Tech with AOYAMA 5位(48.919) 5位
5位 12 和田朋也 YAMAHA MOTOR Formula Blue 4位(48.801) 6位
6位 11 飯野暁介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 3位(48.701) 2位

YAMAHA MOTOR Formula Blue - FS-125

チーム代表 高木 虎之介

 雨も味方してくれました。ドライではみんな速いのでなかなか優勝するのも難しいですが、雨が降ってくれたので大差で勝つことができました。2連勝しないとチャンピオンが難しくなっていたところ、最終戦までチャンピオン争いに残って狙える位置にいるので、恵みの雨でした。中野選手が雨で速いことはわかっていましたが、なかなかこれほどの大差で勝てることはないと思います。2戦ともドライバーが頑張ってくれたし、メカニックも頑張ってぶっちぎって1位になれたので良かったです。中野選手は、こういうコンディションは勝って当たり前くらいの気持ちでいてほしいです。今回は三村壮太郎選手がアドバイザーで来てくれましたが、ドライバーのケアもしてもらい、みんないい結果が残せたと思います。飯野選手も和田選手も良かったです。結果的には4位になりましたが、OKで活躍している選手やランキングトップの選手も抜いていましたから、二人も上出来だったと思います。

中野 貴介(京都府13歳)

 練習から雨ではペースがあって他の選手とも差があったので自信を持って挑めました。自分の力だけではなくチームの皆さん、オフィシャルの方々などに感謝したいです。最終戦では1位はもちろん、チャンピオンを獲る気持ちで挑んでいきたいです。

飯野 暁介(宮城県15歳)

 今年一のベストリザルトになったので、そこは良かったと思うのですが、地元ということを考えると、4位というより表彰台、1位を狙いたかったので、悔しいレースになりました。今回、ちゃんと抜かして3位に上がるということができなかったので、もてぎではできなかったことを改善して表彰台、1位を狙って走ろうと思っています。

和田 朋也(北海道13歳)

 自分の苦手な雨になってしまいましたが、チームメイトが速くて、その走りを真似して上がっていけたと思います。スタートは苦戦しましたが、後半からはその部分も分かるようになっていったので、少し順位も上がりました。この経験と反省を活かして次につなげていきたいです。
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