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レースレポート

2026年全日本カート選手権FS-125部門第9戦・第10戦

2026年全日本カート選手権FS-125部門第9戦・第10戦

■開催日:9月19~20日 ■開催場所:モビリティリゾートもてぎ北ショートコース(栃木県) ■天候:雨 ■路面状況:ウエット ■参加台数:24台

中野貴介、最終レースを優勝で終え、ランキング2位を獲得!

 全日本カート選手権FS-125部門の第9戦・第10戦は、9月19〜20日に栃木県・モビリティリゾートもてぎ北ショートコースで開催されYAMAHA MOTOR Formula Blueからは、中野貴介、飯野暁介、和田朋也の3選手が出場した。ランキング2位の中野は、自力でのタイトル獲得の可能性を残し、今大会に臨んだ。

 レースウィークは金曜、土曜はドライコンディションだったものの、日曜日は接近する台風25号の影響で朝から雨が降り続くウェットコンディション。それでも当初の予報のような強い雨は降らず、難しい路面コンディションとなった。タイムトライアルでは、滑る路面に苦戦し、コースアウトも喫しながらのアタックとなり、中野が11番手、飯野16番手、和田は18番手と苦戦を強いられる。

 やや雨が強さを増した第9戦予選では、中野はアクシデントで後退。飯野が7位とトップ10圏内に上がり、和田16位、中野17位となり逆転タイトルが非常に厳しくなる。

 迎えた第9戦決勝。中野が順調にポジションを上げていき、ついには3番手まで浮上するとさらに前を追っていく。しかし、それ以上のポジションアップはできず、中野は3位チェッカーで表彰台を獲得。路面状況の変化に苦しんだ飯野は11位、和田はDNFでこの決勝を追えた。

 第9戦の結果でチャンピオンを逃すこととなった中野だったが、第10戦予選では本来のスピードを見せつけトップチェッカー。タイヤが厳しくなっている状況もあり、飯野19位、和田22位となる。

 今季最後となる第10戦決勝。スタートから飛び出した中野が後続を一気に突き放す快走を見せトップをキープする。序盤に大量リードを築くと、後半もそのリードを保って周回を重ね、完全な独走でチェッカー。今季3勝目を獲得し、シーズンを締めくくった。和田は16位、飯野はフェアリングペナルティもあり18位に終わった。

第9戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 28 松居寿來 K.SPEWED WIN 3位(48.829) 2位
2位 33 織田大和 KM Tech with AOYAMA 1位(48.559) 1位
3位 10 中野貴介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 11位(49.208) 17位
11位 11 飯野暁介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 16位(49.393) 7位
DNF 12 和田朋也 YAMAHA MOTOR Formula Blue 18位(49.446) 16位

第10戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 10 中野貴介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 11位(49.208) 1位
2位 33 織田大和 KM Tech with AOYAMA 1位(48.559) 2位
3位 55 金子壮太 チームエッフェガーラ 8位(49.132) 4位
16位 12 和田朋也 YAMAHA MOTOR Formula Blue 18位(49.446) 22位
18位 11 飯野暁介 YAMAHA MOTOR Formula Blue 16位(49.393) 19位

YAMAHA MOTOR Formula Blue - FS-125

チーム代表 高木 虎之介

 タイムトライアルが上手くいかず、飛び出してしまったりしてタイムが出せなかったことが敗因です。中野選手はチャンピオン争いの中、予選もぶつかってしまい、全然だめなのかなと思っていたところ、第9戦では3位まで挽回してくれました。第10戦では、スタッフも頑張って、今日のコンディションではウェットタイヤがギリギリ最後まで持つかというところをいいセッティングをしてくれ、ドライバーもタイヤが減った状況で頑張って走ってくれました。ほとんど溝が残っていない状態でしたが、それでもあれだけ速く走れるドライバーの技量もあって、中野選手が最後優勝して頑張ってくれました。
 今回で全日本は終わりましたけど、中野選手は最後優勝して終わり、ランキング2位も獲得しました。チャンピオンを逃したのは残念ですけど、勝って終われたので良かったです。ただ、雨しか勝ってないんですよね。まぁ雨はドライバーの技量の差が出るので、良かったと思います。来年に向けて、また体制を作っていきたいと思います。

中野 貴介(京都府14歳)

 6ポイント差だったのでチャンピオンを狙っていったのですが、朝のTTが悪くてタイムが出せなかったことがひとつ、予選で自分のミスでぶつかってしまい、そこでほぼチャンピオンがなくなってしまったことは今回のミスです。最後の決勝まで、チームと相談してマシンのセットアップも上げていけ、最後優勝で終われたので皆さんに感謝したいです。全日本はレベルが高かったし、自分が遅いときもあって、なかなかペースがある状態の時は少なかったですが、最後までチャンピオン争いができたことはいい経験になりました。

飯野 暁介(宮城県16歳)

 午前中は上位で走れるペースがあったのですが、午後はペースが全然なくて苦しいレースでした。今季は成績的に右肩上がりだったのですが、今回の大会で落としてしまい悔しいですし、1回も表彰台に上がれなかったので、このFormula Blueに入ったのにという悔しさが残るシーズンでした。

和田 朋也(北海道14歳)

 自分の目標には至ってないですが、すごくいい経験になった1年だったと思います。全日本だけで得られることもありましたし、自分のレースのいい経験になったのかなと思います。
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