ヤマハとカートの歩み
ヤマハとカートと歩みをご紹介します。
1974
レッドアロー正式発売(搭載エンジンはMT100・前年にテスト販売)、SLカートクラブ設立・各地でSLライセンススクールを開催。
杉山茂雄全日本S1クラスでチャンピオン獲得。
つま恋オープン。
ヤマハカートの記念すべき第一号となった76RC100S。今とは違い前方排気のエンジンを搭載している
1975
スポーツランドSUGOオープン。
1976
レッドアローRC100S発売。カートエンジンKT100Sの登場。
1977
日本初の本格的な国際レース「第1回ジャパンカートレース」をSUGOで開催。優勝はT・ゾーセル(オーストリア)、日本人最高位は杉山茂雄3位。
1977年、記念すべき第1回ジャパンカートグランプリが、ここSUGO国際カートコースで開催された。カート黎明期の日本と世界をつなぐ貴重な役割を果たした
1978
KT100S後方排気モデル発売。
RC100A(KT100A)でヤマハ初のロータリーバルブエンジン搭載発売。
JKGPにA・セナ出場(6位)。
初心者の費用軽減を目的にSLKCがSLタイヤを認定。
1978年の第2回JKGPには、地球の裏側ブラジルから遠路若き日のアイルトン・セナが出場。セナにとって、これが初来日となった。
ヤマハ初のロータリーバルブエンジンを搭載した78RC100A
1979
1980
RA2フレームにKT100AXを搭載したRC100AX発売、望月新一がヤマハロータリーバルブエンジンに初タイトル。
JKGPをアジア選手権として開催(優勝はM・ウィルソン、日本人最高位は渡辺達男の3位)。
1981
ジャパンカートグランプリ(JKGP)小島義則が日本人初優勝。
全日本は鈴木亜久里、李好彦で2クラス制覇。
1980年、第4回JKGPはアジア選手権として開催されたJKGPで選手宣誓をする若き日の鈴木亜久里選手。この後カートからF3、F2そしてF1へと駆け上がった。 初期のJKGPは全国からの参加者もあり、非常に華やかな雰囲気のもと開催され、多くの観客を集めた1981年のJKGPで、ついに小島義則選手が日本人として初優勝を飾る
1982
全日本2クラスでワークス体制、契約選手を全国各地に派遣する「ヤマハワークス・フレンドシップツアー」開催。 杉山茂雄、全日本Aクラスチャンピオン獲得・JKGP初優勝。
1982年には、杉山茂雄選手がJKGP初優勝 ヤマハは1980年代前半に積極的なワークス活動を展開。1982年には9名のワークスドライバーを擁し、「ヤマハワークス・フレンドシップツアー」も実施した
1983
1984
合歓の郷にカートコースオープン。リゾート型のレーシングカートレンタル営業の先駆け。
1986
つま恋国際カートコースオープン。
上級クラス用コントロールタイヤSL86を認定。
1987
F100レース本格的にスタート、フルカウルのF100完成車を発売。 全日本の最高峰FK(135)クラスで杉山茂雄がチャンピオン獲得。
1987年から、4輪サーキットを使ったフォーミュラ100(F100)レースが本格スタート
1989
1990
李好彦、JKGP初優勝。
1990年、1991年と李好彦がJKGP2連覇を達成
1991
1992
1993
樋口信之、FSAクラスチャンピオン獲得。
最高峰クラス2連覇達成。
1993
1994
ミッション付きカートYZ125SK発売。
1994年、モトクロッサーエンジンを搭載したミッションカートウィンフォースM125YZを発売。翌年にはM80YZもリリース
1995
1996
SuperWinforceシリーズ発売開始。
1996年、新たなヤマハのフラッグシップモデルとして登場したスーパーウィンフォースシリーズ。その後、モデルチェンジを続け、現在でもヤマハの主力モデルとして好評を得ている
1997
金石年弘、FSAチャンピオン獲得。
Winforce TIA発売開始。
1997年、新たなストックモデルとして登場したウィンフォースTIA。現在に至るまで、入門向けカートとして絶大な支持を得ている
1998
オールウェザータイヤSL98を認定。 松谷隆郎、鈴鹿ワールドカップFSAクラスで優勝。
1998年、松谷隆郎がヤマハワークスとして出場したCIK-FIAワールドカップFSAクラスで優勝。世界の頂点に立つ
1999
片岡龍也、FSA2連覇達成。
トヨタ・ヤマハステップアップシステムスタート。
1999年、2000年と片岡龍也がFSA2連覇。2001年からはTOYOTA/YAMAHAステップアップシステム第一期生としてフォーミュラトヨタへ参戦。現在はSUPER GT選手権、スーパー耐久などで活躍
2001
2002
SL全国大会に海外選手招待出場(アメリカ・オーストラリア・韓国)・スーパーKTクラス開催。 2002年、SL全国大会に初めて外国人ドライバーを招待。韓国、アメリカ、オーストラリアからKTレースで実績を持つドライバーが出場した。また、この年からスーパーKTクラスをスタート
2003
4ストロークミッション付きエンジンWR250F発売。
SLストッククラス用にYRA-1タイヤを認定。
全日本3クラス、ジュニア選手権を完全制覇。
4ストローク250ccエンジンを搭載したWR250Fを発売。主にサーキットカートで高い人気を誇る
2004
2006
一般社団法人 SLカートスポーツ機構(SLO)発足
2008
KT100SEC仕様変更(クラッチ、クランクシャフト変更)