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レースレポート

2019年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第3戦のレースレポート

2019年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第3戦

■開催日:7月6〜7日 ■開催場所:茂原ツインサーキット東コース ■天候:雨 ■路面状況:ウェット ■参加台数:15台

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1 21 山本 祐輝 Formula Blue TKC 1位(51.017) 1位
2 22 川福 健太 FLAX motor Sports@NSP 5位(51.784) 3位
3 12 半田 昌宗 TEAM WOLF 7位(52.011) 2位

 全日本カート選手権FP-3部門東地域の第3戦は、7月6日〜7日に千葉県茂原ツインサーキット東コースで開催され、シーズン最多台数となる16台のエントリーがありました。このクラスは、SLカートミーティングのレギュレーションと共通する部分が多く、並行参戦やステップアップに最適なカテゴリーとして人気を博しています。また、本年より、SLカートミーティングで活躍するドライバーの新たな一歩を踏み出すチャレンジとして、全日本カート選手権フル参戦を支援するヤマハ「Formula Blue」 KT サポートプログラムをスタートさせましたが、今回、当プログラムのドライバーに選出された山本祐輝選手(Formula Blue TKC)が参戦3戦目にして初優勝の快挙を遂げました。
 ヤマハはこの活動を通じて、全国のSLカートミーティングで活躍するドライバーの夢や挑戦を応援し、より一層の盛り上げを図って参ります。

Formula Blue TKC

#21 山本 祐輝(千葉県・21 歳)

 初コースでのレースとなった前戦の本庄大会では練習不足が顕著に出たので、今回も初コースでの初レースとなるため、走行練習量を増やし、尚且つ雨のレースも想定し、ドライ、ウェット両方で練習した成果が出たのかなと思います。レースでは特に作戦もなく、自分の走りをして引き離せれば良いと思っていました。たまたま上手くいった感じです。この優勝を次戦に繋げたいですし、残り3レース落とせるレースはないので、全戦優勝するつもりで頑張りたいと思います。

チーム代表:徳江 信泰【レーシングカートサービスTKC】

 このコースは我がチームのホームコースですが、山本選手はここで走ったことがありませんでした。私の印象では、このコースは難しく、走り込まないと速く走れないコースだと思っていたので、正直それほど期待はしていませんでした。今回、土曜日のタイムトライアルでスタート直前に雨が降ってきて、コンディションが悪くなると予想される中、1周目から全開で走るように指示しました。1回は逆転され2位に落ちたものの、最後のチャンスで逆転し、コンマ5秒以上差を広げるタイムを出すことが出来たのは、ドライバーの実力でしかないと思うし、感心しました。雨でも、練習も含め調子は悪くなかったので、特に心配はしていませんでしたが、雨が強くなり最後にチェッカーを受けるまでは安心は出来ませんでした。初めてのサーキットで、悪コンディションをものともせず走れていたので、ドライバーに実力があるということが分かったレースでした。まだ自力チャンピオンの目が残っているので、残りのレースを落とさず、チャンピオン獲得に向かって頑張りたいと思います。

©JAPANKART

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