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レースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第3戦のレースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 東地域 第3戦

■開催日:9月19~20日 ■開催場所:茂原ツインサーキット ■路面状況:ドライ ■参加台数:24台

 全日本カート選手権FP-3部門東地域第3戦が、9月19~20日の2日間、千葉県・茂原ツインサーキットで開催されました。例年、猛暑の中で熱戦が繰り広げられる茂原大会ですが、今年はコロナ禍による日程変更に伴い9月開催となりました。エントリーはこれまでで最多の24台となり、大変盛況な大会となりました。最大の話題は4輪プロレーシングドライバーの蒲生尚弥選手のスポット参戦と見事なレース運びによる優勝でした。
 ヤマハ「Formula Blue」KTサポートドライバーの中村仁選手は、タイムトライアルは4位で発進。予選ヒートはワンポジションダウンの5位、決勝も5位でフィニッシュとなりましたが、年間シリーズポイント争いでは1位を堅持しています。今回、大きな話題を振りまき、大いに沸いたFP-3部門ですが、今後更に盛り上がりを見せてくれそうです。

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1 18 蒲生 尚弥 のりものクラブ 7位(47.301) 3位
2 7 半田 昌宗 TEAM WOLF&後藤エンジン 2位(47.004) 1位
3 87 箭内 優樹 TEAM WOLF&後藤エンジン 5位(46.919) 2位
5 11 中村 仁 Formula Blue TKC 4位(47.241) 5位

Formula Blue TKC

#11中村 仁(千葉県・14歳)

 タイムトライアルは、前回からの改善すべき点をしっかりと意識して走ることができました。予選ヒートのスタートは悪くありませんでしたが、特に後半はペース的に厳しく、決勝を見据えて頭を切り替えて、ミスをせず落ち着いて走り切ることに専念しました。決勝ヒートは、上位陣との差を縮めていこうと頑張りましたが、自身の判断ミスもあってポジションを落としてしまい、そのまま5位でチェッカーとなりました。今回は、全体的なレースの組み立て方や展開の予測について、考えるべき部分が色々とありました。そのあたりを次戦に向けて活かしていきたいと思います。

チーム代表:徳江 信泰【レーシングカートサービス TKC】

 今回、スポット参戦も含めて24台ものエントリーがあり、また天候も不安定なこともあり、状況を把握することに苦労しました。幸いタイムトライアルは4位となり、予選は上位でレースをすることができました。ただ、ペースが上がらず、上位陣から少し離される結果となりました。決勝は一時はトップに立つこともできましたが、冷静さを欠いたバトルで5位となりました。次戦の菅生も難しいコースなので、心して臨みたいと思います。

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