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レースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 西地域 第1戦のレースレポート

2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 西地域 第1戦

■開催日:3月14~15日 ■開催場所:鈴鹿サーキット 国際南コース ■路面状況:ドライ ■参加台数:27台

 2020年の全日本カート選手権FP-3部門 西地域が開幕。エントリー台数は昨年の鈴鹿大会を上回る27台となりました。顔ぶれも13歳のジュニアドライバーから57歳のベテランドライバーまで多彩で、見応えのあるレースが随所で繰り広げられました。
 ヤマハ「Formula Blue」KTサポートドライバーの森岡泉美選手は、予選12位スタートから追い上げて、決勝レースは表彰台まであと一歩となる4位を獲得しました。ヤマハSLレースと同じパッケージで並行参戦が可能なFP-3は、今年も高い注目を浴びるレースになりそうです。

第1戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1 27 舟橋 弘典 HIRAI PROJECT with Ash 1位(55.668) 1位
2 31 高村 宏弥 Higuchi Racing Team 4位(55.853) 2位
3 12 久富 圭 Club Labo 13位(56.149) 3位
4 8 森岡 泉美 Formula Blue Ash 12位(56.126) 4位

Formula Blue Ash

#8 森岡 泉美(兵庫県・18歳)

 レース活動を続けていきたくて、進学せず就職して自立することを選択しました。これからもカートレースを楽しんで長く続けていきたいと思いますが、今年の目標は全日本チャンピオンになることです。今回のレースは、予選12位から決勝は4位まで追い上げることができました。決勝のスタートも集中していて成功しました。絶対に諦めない強い気持ちでレースができたことが結果に繋がったと振り返っています。早速、次戦に向けての練習を開始し、自分で掲げた課題をクリアしていきたいと思います。

チーム代表:築山 敬【かあと小僧】

 全日本格式となって2年目のFP-3ですが、引き続きエントリー台数も多く、今年も盛況のようです。幅広い年齢層から成るこのクラスが、全体を盛り上げる起爆剤になってくれることを期待しています。森岡選手のような女性ドライバー、ジュニアドライバー、ベテランドライバーなど、様々なキャリアを持ったドライバーが、カートを長く楽しむということをベースにしながら、しかし、ただ単に楽しむというだけではなく、レースそのものは真剣に戦う。この両立により盛り上がってくれればと思います。

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