レースレポート
2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 西地域 第2戦のレースレポート
2020年 全日本カート選手権 FP-3部門 西地域 第2戦
■開催日:7月11~12日 ■開催場所:オートパラダイス御殿場 ■路面状況:ドライ ■参加台数:21台
2020年の全日本カート選手権FP-3部門 西地域は、新型コロナ感染症の影響による約4か月のブランクを経て、第2戦が再開しました。エントリー台数は、前回の鈴鹿大会よりは減少しましたが、関東圏に近いサーキットでの開催ということもあり、シリーズ転戦組とスポット参戦組の豊かな顔ぶれの21台がグリッドに揃いました。
ヤマハ「Formula Blue」KTサポートドライバーの森岡泉美選手は、タイムトライアルはトップタイム、予選ヒートは見事ポールポジションを獲得しましたが、コンディションの変化に苦戦し、決勝レースは12位でフィニッシュしました。尚、優勝は、普段はSLレースを戦う土志田選手が独走で優勝しました。毎戦話題に事欠かないFP-3部門ですが、次戦以降も更なる盛り上がりが期待出来そうです。
第2戦リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | タイムトライアル | 予選ヒート |
---|---|---|---|---|---|
1 | 29 | 土志田 洸彰 | GRIZZLYRACING with ARBOL ALDEA | 5位(52.756) | 1位 |
2 | 67 | 鈴木 浬 | WINDY | 13位(53.671) | 2位 |
3 | 14 | 坂上 真海 | TAKAGI PLANNING | 18位(56.149) | 5位 |
12 | 8 | 森岡 泉美 | Formula Blue Ash | 1位(52.521) | 8位 |
Formula Blue Ash
#8 森岡 泉美(兵庫県・18歳)
今大会を振り返って、悪天候のタイムトライアルでトップタイムを獲得できたこととペースのよくなかった決勝でも、今までであれば「もういいや」と諦めていたのが、少しでも前にいたい、負けたくないという気持ちで戦えたことは成長した点だと思います。ベストは尽くしましたが、路面コンディションの変化に対する対応力、セッティングや走らせ方の習得は今後の課題となりました。今回のレースで感じたことを意識して、次戦以降のレースに臨みたいと思います。また、今回は社会人となって初めてのレースでした。仕事とレースの両立の大変さを実感しています。自分自身が身を持って体験したことにより、ずっと働きながらサポートしてくれている家族に本当に感謝することができたレースになりました。
チーム代表:築山 敬【かあと小僧】
2年ぶりのオートパラダイス御殿場での開催、OKクラスとの併催ということで、練習も少し多めに臨みましたが、その殆どがレインコンディションでした。練習の成果はタイムトライアル1位という結果で示すことができたと思います。ただ、予選と決勝は打って変わってドライコンディション。望んだリザルトにはなりませんでしたが、色んな課題も見えました。まだまだ伸び盛りのドライバーです。練習すれば今回のようにタイムトライアルで1位が獲れる!この悔しい経験を無駄にしないよう、チームとドライバー一丸になって次戦に臨みたいと思います。