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レースレポート

2022年 全日本カート選手権 FS-125部門 東地域 第3戦のレースレポート

2022年 全日本カート選手権 FS-125部門 東地域 第3戦

■開催日:6月25〜26日 ■開催場所:スポーツランドSUGO国際西コース ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:17台

落合蓮音が2連勝! シリーズランキングもトップを堅守、五十嵐文太郎が3位獲得

 全日本カート選手権FS-125部門 東地域 第3戦が6月25日と26日の2日間で宮城県のスポーツランドSUGO国際西コースで行われた。今回は再びOK部門との併催ということで、OK部門で使用されるスペシャルコンパウンドのゴムが路面をより複雑に変化させる。そのコンディションにいかに適応し実力を発揮できるかが大きなポイントとなった。
 熾烈なバトルを制して予選でトップに立った落合蓮音。決勝はポールポジションから好スタート決めて少しずつ2番手以下を引き離していく。2番手からスタートした五十嵐文太郎はスタートで出遅れて一時は9番手まで順位を落とすがここから怒涛の追い上げを見せる。12番スタートの柳沼光太は前戦と同様にペースが上がらず後方で苦しい状況が続いた。
 レースは安定した走りでリードを守り切った落合が2連勝を達成。五十嵐は見事な追い上げで3位。徐々に走りも良くなってきた柳沼は10位という結果となった。この優勝で落合はポイントランキングトップを守って次戦に挑むこととなった。

第1戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1位 11 落合 蓮音 Formula Blue Ash 2位(39.914) 1位
2位 31 中井 陽斗 TEAM EMATY 1位(39.821) 5位
3位 18 五十嵐 文太郎 Formula Blue エッフェガーラ 5位(39.990) 2位
10位 34 柳沼 光太 Formula Blue ガレージC 13位(40.243) 12位

ポイントランキング

Pos. No. Driver Team 合計 有効
1位 11 落合 蓮音 Formula Blue Ash 94 94
3位 18 五十嵐 文太郎 Formula Blue エッフェガーラ 59 59
34 柳沼 光太 Formula Blue ガレージC

Formula Blue エッフェガーラ

#18 五十嵐 文太郎(山形県14歳)

 地元でホームコースということもあり練習から手応えを感じて自信を持ってレースに挑めました。走りは良くても気持ちが落ち着けなかったりするメンタル面の弱さが出てしまいました。表彰台に乗れて最低限の結果は残せました。次戦は課題を克服してさらに良い結果を目指します。

チーム代表 加藤 真(レーシングサービス エッフェガーラ)

 成長過程の若者ということもあり気持ちの乗っている時と焦りや不安のある時が見え隠れする週末でした。スタート時のアクセルワークやキャブレター調整などに不安を抱えていたことがレースにも出てしまいました。もう少し技術面も勉強してもらいたいと思っています。

Formula Blue ガレージC

#34 柳沼 光太(埼玉県 16歳)

 金曜日の練習段階から決勝ヒートを終えるまででドライビング面ではかなり改善でき手応えを感じています。トータルではまだまだですが、次戦は昨年参戦していたFP-3部門で優勝したコースですので必ず良い結果が残せると思っています。

チーム代表 伊勢田 尚輝 (ガレージC)

 ドライビング、マシンセッティング、路面への適応などすべてがうまくいっていない状況で、ドライバーが根本から変わらないと今の状況からは脱することができないと考えています。後半で少し良い兆しが見えたところもありますので次戦までに大きな変化を持って挑みたいと思います。

Formula Blue Ash

#11 落合 蓮音(愛知県 13歳)

 土曜日まではロングランで後半にペースが落ちる傾向があり少し不安を抱えてレースに入ったのですが、走ってみると周りも変わらないことに気づいてそこからは走りに集中でき優勝することが出来ました。茂原もカートでは走ったことがありませんので万全の準備で挑みたいと思います。

チーム代表 築山 敬 (かあと小僧)

 今回も初めてのコースで土曜日までは苦戦していました。そこでマシンのセッティングをほぼ固定しドライビングの修正で進めていくことに切り替えて挑んだことが好結果につながったと思います。ドライバーもうまく適応してくれて感謝しています。次戦も初めてのコースですが頑張ります。
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