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レースレポート

2023年AUTOBACS GPR KARTING SERIES OKクラス 第9戦・第10戦レースレポートページ

2023年AUTOBACS GPR KARTING SERIES OKクラス 第9戦・第10戦

■開催日:11月11~12日 ■開催場所:オートパラダイス御殿場(静岡県) ■天候:曇り ■路面状況:ドライ ■参加台数:20台

落合蓮音が第9戦で2位表彰台獲得!
第10戦では加納がポール、ルーキーの鈴木恵武が5位入賞!

 AUTOBACS GPR KARTINGシリーズの第9戦・第10戦が11月11〜12日に静岡県・オートパラダイス御殿場で開催され、最高峰クラスのOKクラスにYAMAHA MOTOR Formule Blueから落合蓮音、加納康雅、さらに先の全日本選手権最終戦でFS-125CIK部門のシリーズチャンピオンを獲得した鈴木恵武の3名が出場した。
 今季から始まったGPRシリーズも今回が最終戦。落合、加納は今季の集大成を、鈴木は初挑戦となるOKクラスでの健闘が期待された。レースウィークは、土曜日は不順な天候となるものの、日曜日には天候も徐々に回復。日曜日は朝からスリックタイヤでの出走となった。

 今回は、参加20台のためタイムトライアルはグループ分けがなく、1グループ6分間のタイムアタック。これまでグループ分けがあった場合では、各組上位4人ずつがスーパーポールへと進出したが、今回はスーパーポールも実施されないため、このタイムトライアルが一発勝負となる。ここで落合が4番手タイムをマーク。ルーキーの鈴木も13番手と健闘するも、加納はエンジンがかからず出走できず、第9戦決勝は最後尾からのスタートとなった。

 第9戦決勝、落合、加納がスムーズにスタートする一方、鈴木は1周目の4コーナー手前でアクシデントもありストップ。その場でレースを終えることとなった。
 好調だったのは落合で、8周目に3番手に上がると、2番手との間隔を詰め、17周目には2番手に浮上。その後も接近戦が続くが、2番手を守り抜きチェッカー。今季自己最高の2位表彰台を獲得した。また加納も、ハイペースで追い上げを続け、8位まで戻ってフィニッシュとなった。

 第10戦のスターティンググリッドは、第9戦決勝中のベストラップ順となるが、ここで加納がポールポジションを獲得。落合は3番手、決勝を走れなかった鈴木は最後尾からのスタートとなった。
 今季最後のレースとなる第10戦決勝。オープニングラップの4コーナーで加納がコースアウト、ストップとなる波乱。その後再スタートするものの、大きく遅れ最後尾となる。この他にも上位陣にアクシデントがあり、2周目が終了した時点では落合が4番手、鈴木が7番手にジャンプアップを果たしていた。
 トップを追っていた落合だったが、8周目にプッシングされスピン。これで大きく遅れてしまう。その後は、鈴木が4番手を走行し表彰台を伺うものの、終盤に混戦の中5位フィニッシュとなった。最後まで走りきった落合は16位、加納は18位となった。
 この結果、ドライバーランキングでは落合が8位、加納が10位を獲得。1大会のみの出場だった鈴木も、23位を獲得した。またGPR独自のチームランキングでは5位を獲得している。

第9戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル
1位 7 鈴木 斗輝哉 K.SPEED WIN 1位(37.531)
2位 11 落合 蓮音 YAMAHA MOTOR Formula Blue 4位(37.719)
8位 12 加納 康雅 YAMAHA MOTOR Formula Blue NoTime
DNF 16 鈴木 恵武 YAMAHA MOTOR Formula Blue 13位(37.971)

第10戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル
1位 89 熊谷 憲太 PONOS HIROTEX RACING 18位(NoTime)
5位 16 鈴木 恵武 YAMAHA MOTOR Formula Blue 16位(NoTime)
16位 11 落合 蓮音 YAMAHA MOTOR Formula Blue 3位(37.667)
18位 12 加納 康雅 YAMAHA MOTOR Formula Blue 1位(37.473)

YAMAHA MOTOR Formula Blue

#11 落合蓮音(愛知県14歳)

 今季最後のレースで良かった点としては表彰台に乗れたことで、今まで繰り上がりの3位だったのが今回は自力で2位になれたことは良かったです。自分にとっても得意なコンディションの中で、第10戦は後ろのマシンにプッシュされ止まってしまい残念です。レースウィークの自分を含めた良い流れを作ることができるかがとても大切だと感じ、すごく成長できた一年だったと思います。

#12 加納康雅(兵庫県16歳)

 前日までの練習ではほぼウェット路面で、ドライになったレース当日でも速さはあったので、その点は成長したのかなと思いました。あとは自分の気持ちの問題だと強く感じました。前半戦の鈴鹿とかに比べると、後半はスピードも付きましたし持久力も上がったので、そこは一年を通して成長したのだと思います。来季以降、この経験を活かしていきたいと思います。

#16 鈴木恵武(埼玉県14歳)

 木曜日にドライ路面で練習した成果が出し切れなくて、それが結果的に最初のレースでのアクシデントを生んでしまったと思います。今までも課題だった路面への対応などが解消しきれてないので、もうちょっと早くできないといけないと感じました。ただ、レースに関しては表彰台には乗りたかったですが、悪くないレース運びだったのではと思います。

チーム代表 高木虎之介

 落合、加納の2人は速さはあったので期待していたのですが残念な結果になってしまいました。勝てるチャンスはあったと思いますが、アクシデントだったりミスもあったので、仕方ありません。鈴木選手も、最後は最後尾から上位に上がってきたので、今後が期待されます。今季は、チームとして一つは勝ちたかったのですが、2位表彰台も獲得してくれたので、来季へ期待が持てると思います。表彰台には何度か乗りましたが、やはり勝たなければいけません。来季は体制も強化していきますし、GPRも全日本選手権になりますので、優勝を目指して頑張っていきます。
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