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レースレポート

2023年全日本カート選手権EV部門 第3戦のレースレポート

2023年全日本カート選手権EV部門 第3戦

■開催日:10月21〜22日 ■開催場所:鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:11台

富下李央菜、全日本選手権初優勝でシーズンを締めくくる!

 全日本カート選手権EV部門第3戦が、10月21〜22日に三重県・鈴鹿サーキット南コースで開催された。EVカート2年目のシーズンもいよいよ最終戦。8人がチャンピオンの可能性を持って、この大会へ臨んだ。今回も、Formula Blueドライバーとして富下李央菜が参戦。富下にもタイトル獲得の可能性は残されている。

 1台ずつ1周計測となるタイムトライアルでは、富下は6番手タイムをマークする。続いて行われた予選ヒート。序盤に3番手まで上がった富下は、8周目にはトップに浮上。その後はポジションを守り切りトップチェッカーで決勝PPを獲得する。

 15周の決勝ヒート。PPから好ダッシュを決めた富下がホールショットからレースを引っ張っていく。一時は2番手に下がる場面もあったが、10周目にトップに戻ると、以降は2番手以下を引き離す快走を見せ、大きなマージンを築いてチェッカー。EV部門参戦2年目にして全日本選手権初優勝を飾った。
 ランキングでは富下は3位でシーズンを終えた。

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選ヒート
1位 11 富下 李央菜 YAMAHA MOTOR Formula Blue 6位(50.411) 1位
2位 14 翁長 実希 TOM'S-EV Racing with RSS 2位(50.077) 4位
3位 5 渡邉 カレラ EIKO JAPAN 1位(49.760) 2位

YAMAHA MOTOR Formula Blue

#11富下 李央菜(千葉県16 歳)

 序盤は後ろを離せなくてドキドキしていたのですが、最後は後ろの選手たちが競り合ってくれて離せた感じでした。やっと全日本での初優勝ができてよかったです。ラッキーなところはあったと思いますが、苦しいレースが続いていたので、最後に優勝できて良かったです。この後は、まだKYOJOのレースが残っているので、そちらでも頑張りたいです。
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