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レースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第3戦・第4戦のレースレポート

2024年全日本カート選手権FS125部門 第3戦・第4戦

■開催日:6月15〜16日 ■開催場所:スポーツランドSUGO国際西コース(宮城県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:21台

第3戦、桑原航佑が追い上げて4位入賞!

 全日本カート選手権FS125部門第3戦/第4戦が、6月15~16日に宮城県・スポーツランドSUGO国際西コースで開催された。

 5月の開幕から約1か月のインターバルとなり、本来であれば梅雨の始まりで天候が心配されるところだったが、レースウィークは連日晴天となり、猛暑日に迫る週末となった。今大会にはFormula Blue から横山優之介(Formula Blue SPS 川口)、桑原航佑(Formula Blue オーガスト)、FP3とのW エントリーとなる寺島知毅(Formula Blue GOLD MOTORSPORTS)の3名が参戦した。

 タイムトライアルではなかなかタイムが伸びず横山11位、桑原13位、寺島が18位に終わり、予選での巻き返しを期すこととなった。
 第3戦予選ヒート。3選手とも前を抜ききれずに上位進出に苦戦する中、横山11位、桑原12位、寺島が13位で決勝へ臨むこととなる。
 第3戦決勝、良い勢いで順位を挽回してきたのが桑原。スタートしてすぐにトップ10内に進出すると、その後もポジションをあげていき、最後は4位まで上がってフィニッシュ。今季の自己最高位を記録する。横山も着実に順位を挽回し8位でフィニッシュ。寺島はペナルティもあり16位となった。

 第4戦では予選で横山が9位、桑原10位、寺島11位といずれも午前中よりポジションを上げ決勝へと向かった。
 決勝では、3周目のS字で横山と桑原が接触しともにストップ。再スタートはしたものの、大きく遅れることとなる。寺島もアクシデントがあり後退。最終的には、寺島13位、横山18位、桑原20位と不本意な結果に終わった。

第3戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 44 酒井龍太郎 ミツサダPWG RACING 2位(39.437) 1位
2位 36 高田陽大 Super Racing Junkie! 1位(39.420) 2位
3位 24 白石麗 HRS JAPAN 5位(39.667) 3位
4位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 13位(39.824) 12位
8位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 11位(39.741) 11位
16位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 18位(39.993) 13位

第4戦リザルト

Pos. No. Driver Team 予選結果
1位 44 酒井龍太郎 ミツサダPWG RACING 1位
2位 36 高田陽大 Super Racing Junkie! 2位
3位 24 白石麗 HRS JAPAN 4位
13位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 11位
18位 91 横山優之介 Formula Blue SPS川口 9位
20位 73 桑原航佑 Formula Blueチームオーガスト 10位

Formula Blue SPS川口

横山 優之介(埼玉県15歳)

 今大会はペースが上がらず、苦しいレースとなりました。原因は見えてきており、それをこの夏のインターバルでテストし改善できるように努力していきたいと思います。またこのシャーシをわかった気になっていましたがまだまだ理解できていませんでした。これからスッテプアップしていくうえでも車のことを理解することは必須になってくると思うのでそういったところも意識していきたいと思います。

チーム代表 中島 高広(SPS川口)

 まだリアを滑らせるSLタイヤの乗り方がでていて、それを改善しようと取り組みました。第4戦決勝は行けるなと思った矢先にアクシデントがあり残念です。ただ、その後も単独走行で本人がいろいろと試しながら走っていたようです。ラスト2周でベストも出ているので、そこは良かったかなと思います。これを次回に繋げてほしいと思います。

Formula Blueオーガスト

桑原 航佑(東京都15歳)

 第3戦で全日本での最高位の4位を獲得することができて良かったです。第4戦では速さがあってもそれを活かすことの出来ない面が多く、まだまだだということを痛感しました。中盤以降のグリットからは積極的に仕掛けて追い上げるレースをすることや、抜きに行けるタイミングとコーナーを一歩引いて考え、クレバーなレースをすることなどの収穫がありました。次戦も第3戦のように上位争いをし、今度は表彰台に入れるように頑張りたいです。

チーム代表 清宮 光夫(オーガスト)

 今まで出来ていなかったであろうことを、かなり出来るようになったので良かったです。その結果が第3戦の決勝だったのだと思います。第4戦ではそれが自分の範囲を超えてしまった結果だと思いますが、概ね今週得るべきものは得てくれたと思います。

Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS

寺島 知毅(長野県16歳)

 ペース自体は良くなかったですが、スタートを決めて5番手くらいまで上がるときもありました。その後アクシデントもあり、レースが終わってしまった感じです。

チーム代表 関口 雄飛(GOLD MOTOR SPORTS)

 FSは限定ライセンスのための出場でもあるので、完走を目的とし今持っているものでドライバーがどこまで行けるか。FSで試したことをFP3へ落とし込むといったことを実践していました。FSでの失敗がFP3ではなくなったので、その点は良かったと思います。
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